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ゲイボルグ

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 今週を乗り切ればなんとなりそうな気がする。いろいろ、問題はありますが。それにしても、段々涼しくなって、今日の午後はなんだか春のような日差しと風でした。考えてみれば春分と秋分は昼と夜が同じなのですから、大気の違いだけなんですよね。

 涼しくなって、途端に夜が長くなったと感じます。妄想にはもってこいですな。

 ちょっと、サムハインの続きを書きたい気分です。




 夜の帳が消える前の黎明。
 透き通った蒼い闇。

 王都の石畳を音もなく失踪する6頭立ての馬車があった。初雪の白い道を進む黒い影の跡は降り積もる雪で覆われてその形跡を残さない。インバネス姿の御者が鞭を一振るいして通りの彼方へと消えると、どこかで重い鉄門が閉まる音がした。早過ぎる冬の訪れと共に、帰り来る者。

 王国の歴史を締めくくる未曾有の出来事の幕開けを誰も知らなかった。





なんちて。


カテゴリ: [つれづれ] - &trackback() - 2006年09月27日 20:47:46

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