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絶望の淵

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 もう、殆どのサイトで、本命キャラの当て馬で、笑い者で、弄られキャラで誰もそのことに罪悪感すら抱かない、他の登場人物を引き立てるだけの、ポツンと置いてかれても誰も気にしない、絶対に選ばれない、ただからかって面白がるだけのそんなキャラになってますが。それなら、管理人が幸せにしたるわ!と思って、あれっ?て気がつきました。

 キース、幸せにならないと駄目ですか?

 安息の日々をあげなきゃ駄目?
 心を許せる人ができないと駄目?

 キースは絶望の淵から還って来ないほうがいいと思います。きっと誰も彼の絶望を本当の意味で理解できない。ジョミーは主人公ですが、彼を絶望の淵から連れ戻すことはできなかった。宇宙を、地球を、同胞を、人類を救ったかもしれない。でも、キースを救うことはできなかった。キースを救ったのは彼自身だった。誰かに絆されて、主人公を理解してだとか、そんな安っぽいものじゃない。自分で疑問を呈し、真実を探し、自分の経験を鑑みて、その答えを出した。

 それがいいんだ。
 とかく主人公サイドに関係性が収束するありがちな物語とは違う、原作の「主人公は万能じゃない」「想いは必ず届くわけじゃない」所が好き。

 やっぱね、思念波なんてものがどうやったら進化の必然として科学的に説明できるのか理解できないからかな。実は今書いてる小噺はこのテーマが根底にあります。「ミュウは人類の進むべき進化形なのか」

 だから、ミュウ好きさんが見るとムッとしたり、反論したくなるかも。

 いや、単にカッコいいキースが見たいだけなのかも知れんな。得体の知れない超能力を操る生命体の侵略から人類を守るため、人間の叡智と血と汗と涙、ミスターQもビックリのそんなバナナな数々の隠し武器を駆使して戦うキースの物語が見たかっ---。

 あれか、ピアス爆弾がなかったのがいけなかったのか。そうなのか



カテゴリ: [ネタの種] - &trackback() - 2007年11月02日 21:20:28

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