キースの愛車 - *NULL-0

　マセラッティだの、ランボルギーニだの、NSXだの噂されているキースの青い愛車ですが･･･ちょっくら真面目に考えてみようかと思います。

　実際、登場したのは12話のたった２シーンのみ。しかもリアビューしかありません！フロントビューが出たらパクリだのなんのと言われてしまうからでしょうか。

　こっそり確認

登場時の駐車スペースに泊めてあるシーンと帰る時。ラインが見やすいように少し加工してあります。実際の色は右のが近い感じです。

　隣の車はシトロエン2CVなんですけどね、多分。

　スーパーカーにありがちなウルトラワイド＆ローのフォルムかと言うと、そうとも言えるし言えないなんとも微妙なスタイルです。2ドアなのは確認できました。そんでもってぶっといタイヤなのも分かります（リアウィンドやサイドミラーがないのも･･･隣の車もそうなので未来の車は自分の目で見て運転しないのかも）

　意外と曲線で、フロントノーズが短いです。これでスーパーカーの線は消えたなと思うわけですが、なんつうか逆に見覚えのあるデザインなんですよね。

　なんというか･･･コルベットっぽい。くびれ具合が。よく見ればエンブレムが似てるような。ええ、まさかのアメ車！？エェェェ。
　や、しかしコルベットは丸目4灯にダクトがあるはず。サイドウィンドだってないし、リアのラインはもろカウンタック時代のスーパーカーなんですが、リアランプはマスタングっぽく、シャーシーがコルベ。うーん。こうしてみればノーズも長いのか？しかし、隣の車と比較するとそうでもないし。

　ここまでのまとめではこんな感じ

• ボディ＆エンブレム：コルベット
• リアフォルム：ランボルギーニ
• リアランプ：マスタング
• カラーリング：マセラッティ

どんだけー。

　少し気分を変えて、騎士団総司令や元老になった時はどうだろうか。上の青いやつはどう見ても自分で運転してますが、出世してからはさすがに自分では運転しないだろう。赤いカーペットの上で呑気に手を振ってる身分でスーパーカー乗り回してたらいくらでも暗殺できそうです。

　ここはやはり超防弾ガラスの防弾タイヤのこれまたロングホイールの車に乗っていそうです。無論、専門の運転手付きで勿論運転のプロの軍人です。たまにセルジュやマツカが運転します。マツカはひやひやもんで運転･･･って意外と、レーサー顔負けの運転で（ 例えばこんな感じで

「キース」
「なんだ」
「付けられてます。1台･･･違う、その後方にもいますね。司令部に連絡しますか？」
「いい。突き放せ」
「分かりました。少し揺れます」
と、いきなり全開で専用色のマイバッハが加速する。後方の黒いセダンも負けじと突っ込んでくる。車線を変えてトラックや乗用車を追い抜く彼らも相当の手練なのだろう。マツカがバックミラーを確認する。と同時に頭上に迫る案内板は高速道路のインターチェンジを示していた。瞬時に流れる車群を縫うように高速を下りる。こんな時、この車は目だって仕方がないとマツカは胸のうちで溜息を付く。誰が乗っているのか一目瞭然の車、色。よりによってあまり護衛のいない時を狙って、セルジュやショーファーでもなく自分が運転を勤めるときを狙ってこなくてもいいのにと一通り悪態をついた。
「どこに行くつもりだ？」
「少し遠回りですが、アーケードを抜けます」
飛び出た看板、道に散乱する商品に、路肩に乗り上げて悪路を進む。振り返り、歓声を上げる市民を無視して、信号をうまくつないでいく。明日のタブロイド紙の一面はこのカーチェイスが飾るだろう。
見出しは『深紅のマイバッハ市街地を爆走！』だろうか？
ふと気がつけばマップ上に浮かび上がる星型の交差点。マツカはその細腕に力を入れた。アーケードの出口で全長6メートル超が巨体を唸らせる。なんとアクセルターンしたのだ。
タイヤが煙を上げ、空気が轟く。流れるノーズと浮き上がるリア。必死にアンダーを制してマツカはコントールに集中した。
後部座席に乗るキースに打ち身一つつけることなくみごとな制動を維持したまま5差路の右隣に入る。さすがは超高級車だ。一台目が広場の噴水に激突したのを確認して、マツカがほっと一息つくと間髪おかずに檄が飛んだ。
「馬鹿者、前を見ろ！」
間に合わない！
紙袋から零れたりんごを拾い上げていた少女がいた。


ただ、マイバッハでアクセルターンしてみたかっただけです。
･･･。
）、反対にセルジュの方がドキドキもんかもしれません。今日モーニングを食べた喫茶店でカーグラを見ていてなんだかえらいカッコいいフォルムのを見つけました。

　や、もうかなりマイバッハがツボってます。前々から元老達はマイバッハだろうとネット上では噂されてましたが、実はあんまりリアが好きじゃないんで元老のじじい達が乗ればいいサーと思ってました。

　最も、現段階の超高級車の一つなのはたしか。
　ボタン一つで色付きになる遮蔽ガラスやサンルーフ。オットマン付き後部座席。
　リアシートはファーストクラスなみにリクライニング可能なので、まあ、すき放題できます。元老のおやじ達はきっとマイバッハ62にこれでもかとオプション付けて乗ってそうですが、キースは違います。同じマイバッハでもSですね。下手したらエクセレロ。雑誌でこれを見て、これだ！って。

　色は国家騎士団色で。ええ～、じゃあ、白で。

*

意外な結果に･･･。それにしても、劇中で出てきたこの車達、CGではないことが発見でした。デッサン狂いまくりですよ。駐車場にとめてある所はまだしも、走り去る所、変だべ。駐車場も隣の車なんて逆三輪か？ってな所にリアタイヤがありますがな。それとも、すごく右よりにとめてるのか、これ、ドア開きませんよ多分。