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クラシック音楽、特にピアノの曲を演奏する場合、主に18世紀~19世紀に作られた曲を中心に再現するということになります。演奏者は音楽の作られた当時の時代背景を鑑み、それをどのように処理するか考えるでしょう。服装についても今の時代、今の感性のスタイルで演奏するという選択もあれば、曲の時代背景や作品の生まれた国の文化を追求、尊重し、厳密な再現ではないながらも服装もそのように、という選択もあるわけです。貴族のサロンなどで奏でられた音楽にふさわしい服装で演奏しましょう、という選択です。
そういった理由などから日本でも演奏会はロングドレス・・というのが定着したと考えるのが妥当なところでしょうか。

もっとも、日本人が西洋のクラシック音楽を演奏するようになり始めた明治の頃、当時日本人の先陣を切って弾かれていた幸田延、久野久という女性ピアニストがいたことは中村紘子著「ピアニストという蛮族がいる」(文芸春秋)などに描かれて知られているところです。中でも久野久などは日の丸を背負うが如くヨーロッパの地にあっても着物姿を通したようですから、ロングドレス姿がステージ衣装として定着したのは日本に洋装が定着した流れに沿うものなのでしょう。


では、演奏者にとってはロングドレスを着るというのはどんなものなのでしょう。一年に2~3度着る機会があるかどうかの私ですが、ロングドレスはそのエレガントな見栄えの良さもさることながら案外機能的な面でこそ重宝するものです。

両足をペダルに乗せたりおろしたりと、ピアノを弾く際に足元は決してお行儀よくきちんとそろえてなどいられるものではありません。その動く足元を人の視線から包み隠してくれるスカートは長い丈が必要です。そして花嫁さんのドレスほどではないにせよウエストからふわりとゆとりを持って広がったスカートは椅子の上にしっかりと腰を落ち着けて座ってもゆとりがあり、動きに自由がきくものです。

お店で売られてるドレスを演奏会用に新しく買い求める際は当然必ず試着をします。ピアノの演奏用ですから、弾く際に邪魔にならないよう、肩の動き具合や袖の具合、それにリボンなどの装飾部分が邪魔にならないかしらなどとしっかりチェックします。その際忘れてはならないのが必ずピアノを弾くように椅子に座った状態でチェックすることです。座って上半身の動作を試し、又裾が長すぎてペダルを踏む邪魔にならないか、お客さんの方から見た感じはどうか、鏡に映った自分の姿を横目で見ては心密かにうっとり自画自賛・・・と。

そして何より座ってチェックすべき重要ポイントはここです。裾のふわりと広がるドレスを着てキュッとウエストの締まった自分の立ち姿によしよし・・このまま買っちゃおうかしら~っと。ところが、さて椅子に座ってみると心なしかアラちょっとウエストのあたりがきついかしら・・いや、気のせい・・・。と、そのとたん我が耳を疑う不吉な音が・・・。ブチッ!え?まさか!  演奏の本番真っ最中にこの音は決して聞きたくありません。演奏用の衣装は座った時の着用感が何より大事。ピアノは座って弾くものです。

http://www8.ocn.ne.jp/~keikoba/essay/newessay31.htm
(筆者の詳細不明というかページが見つからない)
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