FNS1億2000万人のクイズ王決定戦!

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&bold(){FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!}(えふえぬえすいちおくにせんまんにん―おうけっていせん)は、フジテレビでかつて放送された特別[[クイズ番組]]。 *概要 『[[アメリカ横断ウルトラクイズ]]』、『[[史上最強のクイズ王決定戦]]』とともに90年代の[[クイズブーム]]を形成した[[クイズ王]]番組の一つ。 半年に1度の開催、全国で予選会を行うといった要素は『史上最強』と共通していた。 ただ、『史上最強』が[[ペーパー>ペーパークイズ]]と[[早押し>早押しクイズ]]で各地区の代表者を決める予選形式であったのに対し、FNSでは全国共通のペーパークイズによる上位者のみを本戦に出場させる形式であった。そのため全国出場者が出ない地域が出ることも少なくなかった。 全体的に明るくバラエティ的な演出がなされた番組だった。また参加者の特徴やキャラクタを強調するような紹介が多くなされた。視聴者からファンレターをもらうなどタレント的人気を誇った[[プレイヤー>クイズプレイヤー]]がいた一方、変人、オタク的な取り上げられ方をされる参加者もあり、その功罪については意見が分かれる。 **問題の特徴 「運の要素を一切排除。ラッキーはない」というコンセプトのもと、[[○×>○×クイズ]]や[[択一>択一クイズ]]の問題を採用せず(グランドチャンピオンの一部を除く)、全てが[[一問一答]]の問題で戦われた。また、事前に「東大生正解率」を集計し、ラウンドが進むにつれて正解率が低くなるように設計されていた。 一般的なクイズ番組の出題セオリーとは大きく異なり、流行の事物や、トリビアのような雑学からの出題、数字を答えさせる問題などが頻出。 回によっては首都問題や本名問題が多く出たり、[[嘘問]]や微妙な問題が出題されたりした。クイズ作成に慣れたスタッフが少なかったか、作成に費やされた時間が短かった(あるいはその両方)ことが考えられる。 このような問題傾向は、中高生の活躍、強豪の予選敗退など多くの番狂わせを呼んだ。安定した問題を出題し続け、9回の大会を2人のクイズ王が占めた『史上最強』と好対照と言える。 使用された問題は、扶桑社から『クイズ王』というタイトルで2巻発行された。 *進行の一例(第2・3回) **予選 全国一斉ペーパークイズ (全参加者→100) 5つのジャンルから均等に出題される。 本戦で勝ち抜けまたは敗退した際に流れるプレイヤー紹介では、この予選の各ジャンルの成績を表したレーダーチャートが表示された。 **第1ラウンド 一人必答クイズ (100→50) 予選上位者から順に一列に並び、先頭の者から1問のクイズに挑戦。口頭で答え、正解で勝ち抜け、誤答で列の最後尾に並ぶ。正解者が50人出た段階で終了。通称「ゲートクイズ」。 **第2ラウンド 50人一斉早押しクイズ (50→12) [[1○1×>m○n×]]の早押しクイズ。 **第3ラウンド 対決!! 30秒クイズ (12→6) 1対1の対決クイズ。ヘッドホンを装着し別室に隔離された両者が、『クイズ タイムショック』の要領で5秒×6問の同一問題に回答。正解数が多い方が勝ち抜け。同点は再戦。 **第4ラウンド [[5ジャンル制覇クイズ]] (6→3) 5つの[[ジャンル]]を1回以上正解した3人が勝ち抜ける早押しクイズ。問題は回答者も見られる大画面に表示され、問題の途中でボタンを押しても問題は最後まで読みきられた。 5つのジャンルや「出題時にいきなり問題文を全文表示し、早押しボタンが押されても最後まで読み切る」というスタイルは、フジテレビのかつてのクイズ番組『クイズグランプリ』を踏襲している。 **決勝ラウンド 筆記&口頭クイズ (3→1) 10問先取の[[ボードクイズ]]。但し書いた答えを読み上げる際、読み方が間違っている場合は誤答となった。 ほとんどの回で、予選を通過すれば十数問の正解で決勝にたどり着けたため、その独特の問題傾向とあいまって多くの番狂わせを生んだ。 「実力を反映していない」とする意見もあったが、「自分でも上位に行けるかも」という参加意欲の向上など、独特の雰囲気を形成していたといえる。 *出演者 司会者 -逸見政孝・城ヶ崎祐子(第1回~第6回・グランドチャンピオン大会) -福井謙二・中井美穂(第7回) -上岡龍太郎・榊原郁恵(最後のクイズ王伝説) 出題 -境鶴丸(第1回~6回・グランドチャンピオン大会) -中井美穂(第7回1R・最後のクイズ王伝説) -福原直英(第7回2R~) ナレーター -小林克也(第1回) -デーモン小暮閣下(第2回~第7回・グランドチャンピオン大会) -福原直英(最後のクイズ王伝説) *データ **通常回 |大会名|放送日|優勝者|準優勝者|3位|4位|5位|全国筆記予選1位| |第1回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1990年10月10日|布川尚之|新開祐史|門田雅志|柴田章志|後藤輝幸|能勢一幸| |第2回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1991年3月27日|永田喜彰|寺島満智子|藤村泰宏|-|-|斉藤喜徳| |第3回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1991年10月9日|根岸 潤|新納克広&br()安良 興|-|-|-|羽賀政勝| |第4回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1992年4月8日|永田喜彰|布川尚之|藤井和彦&br()安良 興|前田正志|-|藤井和彦| |第5回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1992年9月24日|石井誠郎|布川尚之|小林聖司|長束恭行|-|小林聖司| |第6回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1993年4月8日|西村好弘|長束恭行|布川尚之|五十川 正|-|秋田芳巳| |第7回 FNS1億2,500万人のクイズ王決定戦!|1993年9月29日|門田雅志|田中良明|石井誠郎|永田喜彰|-|小林聖司| **グランドチャンピオン大会 |大会名|放送日|優勝者|準優勝者|3位|4位|5位|6位| |第1回 グランドチャンピオン大会|1992年1月8日|新開祐史|能勢一幸|布川尚之|永田喜彰|根岸潤|松尾清三| |第2回 グランドチャンピオン大会|1993年1月|藤井和彦|能勢一幸|山本 剛|石井誠郎|新開祐史|小林聖司| **特別大会 |大会名|放送日|優勝者|準優勝者|筆記予選1位| |FNS1億2,000万人のちびっ子クイズ王決定戦!|1992年8月|斉藤 眞|嵯峨隆之|西村祐介| |1億2,500万人のクイズ王決定戦! 最後のクイズ王伝説|1994年5月(金曜ファミリーランド枠)|門田雅志|秋田芳巳|-| *関連項目 -[[クイズ王]] -[[永田喜彰のクイズ全書]]
&bold(){FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!}(えふえぬえすいちおくにせんまんにん―おうけっていせん)は、フジテレビでかつて放送された特別[[クイズ番組]]。 *概要 『[[アメリカ横断ウルトラクイズ]]』、『[[史上最強のクイズ王決定戦]]』とともに90年代の[[クイズブーム]]を形成した[[クイズ王]]番組の一つ。 半年に1度の開催、全国で予選会を行うといった要素は『史上最強』と共通していた。 ただ、『史上最強』が[[ペーパー>ペーパークイズ]]と[[早押し>早押しクイズ]]で各地区の代表者を決める予選形式であったのに対し、FNSでは全国共通のペーパークイズによる上位者のみを本戦に出場させる形式であった。そのため全国出場者が出ない地域が出ることも少なくなかった。 全体的に明るくバラエティ的な演出がなされた番組だった。また参加者の特徴やキャラクタを強調するような紹介が多くなされた。視聴者からファンレターをもらうなどタレント的人気を誇った[[プレイヤー>クイズプレイヤー]]がいた一方、変人、オタク的な取り上げられ方をされる参加者もあり、その功罪については意見が分かれる。 **問題の特徴 「運の要素を一切排除。ラッキーはない」というコンセプトのもと、[[○×>○×クイズ]]や[[択一>択一クイズ]]の問題を採用せず(グランドチャンピオンの一部を除く)、全てが[[一問一答]]の問題で戦われた。また、事前に「東大生正解率」を集計し、ラウンドが進むにつれて正解率が低くなるように設計されていた。 一般的なクイズ番組の出題セオリーとは大きく異なり、流行の事物や、トリビアのような雑学からの出題、数字を答えさせる問題などが頻出。 回によっては首都問題や本名問題が多く出たり、[[嘘問]]や微妙な問題が出題されたりした。クイズ作成に慣れたスタッフが少なかったか、作成に費やされた時間が短かった(あるいはその両方)ことが考えられる。 このような問題傾向は、中高生の活躍、強豪の予選敗退など多くの番狂わせを呼んだ。安定した問題を出題し続け、9回の大会を2人のクイズ王が占めた『史上最強』と好対照と言える。 使用された問題は、扶桑社から『クイズ王』というタイトルで2巻発行された。 *進行の一例(第2・3回) **予選 全国一斉ペーパークイズ (全参加者→100) 5つのジャンルから均等に出題される。 本戦で勝ち抜けまたは敗退した際に流れるプレイヤー紹介では、この予選の各ジャンルの成績を表したレーダーチャートが表示された。 **第1ラウンド 一人必答クイズ (100→50) 予選上位者から順に一列に並び、先頭の者から1問のクイズに挑戦。口頭で答え、正解で勝ち抜け、誤答で列の最後尾に並ぶ。正解者が50人出た段階で終了。通称「ゲートクイズ」。 **第2ラウンド 50人一斉早押しクイズ (50→12) [[1○1×>m○n×]]の早押しクイズ。 **第3ラウンド 対決!! 30秒クイズ (12→6) 1対1の対決クイズ。ヘッドホンを装着し別室に隔離された両者が、『クイズ タイムショック』の要領で5秒×6問の同一問題に回答。正解数が多い方が勝ち抜け。同点は再戦。 **第4ラウンド [[5ジャンル制覇クイズ]] (6→3) 5つの[[ジャンル]]を1回以上正解した3人が勝ち抜ける早押しクイズ。問題は回答者も見られる大画面に表示され、問題の途中でボタンを押しても問題は最後まで読みきられた。 5つのジャンルや「出題時にいきなり問題文を全文表示し、早押しボタンが押されても最後まで読み切る」というスタイルは、フジテレビのかつてのクイズ番組『クイズグランプリ』を踏襲している。 **決勝ラウンド 筆記&口頭クイズ (3→1) 10問先取の[[ボードクイズ]]。但し書いた答えを読み上げる際、読み方が間違っている場合は誤答となった。 ほとんどの回で、予選を通過すれば十数問の正解で決勝にたどり着けたため、その独特の問題傾向とあいまって多くの番狂わせを生んだ。 「実力を反映していない」とする意見もあったが、「自分でも上位に行けるかも」という参加意欲の向上など、独特の雰囲気を形成していたといえる。 *出演者 司会者 -逸見政孝・城ヶ崎祐子(第1回~第6回・グランドチャンピオン大会) -福井謙二・中井美穂(第7回) -上岡龍太郎・榊原郁恵(最後のクイズ王伝説) 出題 -境鶴丸(第1回~6回・グランドチャンピオン大会) -中井美穂(第7回1R・最後のクイズ王伝説) -福原直英(第7回2R~) ナレーター -小林克也(第1回) -デーモン小暮閣下(第2回~第7回・グランドチャンピオン大会) -福原直英(最後のクイズ王伝説) *データ **通常回 |大会名|放送日|優勝者|準優勝者|3位|4位|5位|全国筆記予選1位| |第1回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1990年10月10日|布川尚之|新開祐史|門田雅志|柴田章志|後藤輝幸|能勢一幸| |第2回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1991年3月27日|永田喜彰|寺島満智子|藤村泰宏|-|-|斉藤喜徳| |第3回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1991年10月9日|根岸 潤|>|新納克広&br()安良 興|-|-|羽賀政勝| |第4回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1992年4月8日|永田喜彰|布川尚之|>|藤井和彦&br()安良 興|前田正志|藤井和彦| |第5回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1992年9月24日|石井誠郎|布川尚之|小林聖司|長束恭行|-|小林聖司| |第6回 FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!|1993年4月8日|西村好弘|長束恭行|布川尚之|五十川 正|-|秋田芳巳| |第7回 FNS1億2,500万人のクイズ王決定戦!|1993年9月29日|門田雅志|田中良明|石井誠郎|永田喜彰|-|小林聖司| **グランドチャンピオン大会 |大会名|放送日|優勝者|準優勝者|3位|4位|5位|6位| |第1回 グランドチャンピオン大会|1992年1月8日|新開祐史|能勢一幸|布川尚之|永田喜彰|根岸潤|松尾清三| |第2回 グランドチャンピオン大会|1993年1月|藤井和彦|能勢一幸|山本 剛|石井誠郎|新開祐史|小林聖司| **特別大会 |大会名|放送日|優勝者|準優勝者|筆記予選1位| |FNS1億2,000万人のちびっ子クイズ王決定戦!|1992年8月|斉藤 眞|嵯峨隆之|西村祐介| |1億2,500万人のクイズ王決定戦! 最後のクイズ王伝説|1994年5月|門田雅志|秋田芳巳|-| *関連項目 -[[クイズ王]] -[[永田喜彰のクイズ全書]]

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