「ホーホケキョ」
目が覚めると見慣れない島にピノン(僕)が寝そべっていた。
「うぅーん良く寝た♪ところでなんでこんな島に寝てるんだろう」
良く見ると、この間販売し始めたばかりのバンブーアーチの島だった。
「あ!そうだ昨日《怪物の森》でモン退治をして拾ったddで買ったんだった、わすれてたぁ~。」
ピノンは、とぼけたように笑った。
「ヒュン」「ヒュン」誰か島に来たらしい。
音のほうを見てみるとそこには、オレンジ色のユンクと紺色のムシチョウだった。
「あ!マティにライヌじゃん、おはよぉ~」
ピノンが最初にそういった。「おはようじゃないわよ!もぉー何時までたってもこないから、こっちから来たのよ」
綺麗なオレンジ色のマティが機嫌悪そうにピノンに怒鳴りつける
「ピノン!昨日約束しただろ!?GLL城を探検するから朝十時に俺の島(ライヌ島)に集合だって!」
ライヌもマティに続いて言う。そのことばを聞いてピノンは、やっと思い出した
「あぁ~!すっかりわすれてたぁ~!ごめん、マティ・ライヌ~」
二人は、あきれた顔でピノンを思いっきりにらみつけてやった。
ピノンは、その二人を見ながら、笑うしかなかった。
そうしてマティが「こんなことをしていても何も始まらない」
と思ったのか大きくため息をついて、こう言った。
「まぁいいわ。忘れてたことはしょうがない、今回は、許してあげる!さっ早くGLL城へ行きましょうよ!私、今日こそ隠し部屋見つけるんだから。レッツGO!」
と言って3人は、同時に「ヒュン「ヒュン」「ヒュン」と言う音を立ててGLL城へ向かった。