あれから8か月…。
さるきの心の中には未だ赤鮭先生との【交渉】のことが頭の隅にあった。
今回のゲーム内の目標は、【赤鮭先生との交渉】と【仲良し】になること。
クリスマスプレゼントの返事を貰えたことを励みにはてみ丸が停泊している港に向かうのだった。
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さるき
こんにちは、小笠原ゲームをしに参りました
宜しくお願いします
芝村
記事どうぞ
こちらになります宜しくお願い致します。
芝村
イベントは?
さるき
赤鮭さんのはてみ丸に乗りたいのですができますでしょうか?
※1
芝村
ええ。
2分待ってね
さるき
宜しくお願いします。
(あぁ、どきどきが止まりません…
/*/
波の音がするよ。
帆が。ばさ、と音を立てて風をはらんだ
さるき「船の上の風は気持ちいいもんですねー」
大きな船が、風で動き始めた。
海の臭いが鼻一杯に広がる。
赤鮭ははははと言って腕を組んだ。似合う
さるき「うわぁぁ!船に乗るの初めてだったんで感動ものです!赤鮭先生!!」
(格好良いなぁ。赤鮭先生とほれぼれとみます)
赤鮭:「ははは。そうかそうか。よし。よく俺の尻を見ろ」
副官が、いえ。それは教育に・・・とかいって首を絞められている。
さるき「はい!(赤鮭先生の尻とじーと真剣にみます)」
(さるきはまじめキャラです一応)
副官:「いや、見るなら自分のを。さあ」
さるき「あ!副官さんだ!初めまして、暁の円卓のさるきと申します って、え?え?お尻ですか?」
(PL発言:富良野さんに会えるとは感涙)
※2
副官:「富良野です・・・!」
副官は蹴られた。
幸せそうだ。
赤鮭:「んで、帆船にどんな興味が?」
さるき「この度は、はてみ丸に乗せて頂きありがとうございます」
(赤鮭先生と富良野さんに礼)
さるき「この帆船で行ける場所に興味があります」
赤鮭:「気にするな。丁度ドッグ入りしてたところだ」
赤鮭:「そいつはちょっと遠いな」
赤鮭は笑った。
さるき「今すぐ行きたいわけじゃないんですが…」
赤鮭:「こいつには燃料切れがない」
赤鮭は笑った。
赤鮭:「その気になればどこまでもだ」
さるき「そうですね。風さえあればどこまでもいけますね」
さるき「例えばなんですがレムーリア大陸に行かなければならない用事ができた時に」
赤鮭:「ん?」
さるき「はてみ丸で人や物資を乗せて貰えないかなぁと思っていまして」
赤鮭:「子供に交渉させる様なやつとは商売したくないね」
さるき「子供…」
さるき「暁では、これでも年長なんです」
※3
さるき「国民も少ないですし、俺が藩王に掛け合って交渉に来ました」
赤鮭:「じゃ、答えはノーだ」
さるき「うう」(がっくり)
赤鮭:「金貨一山もってこい。ここは海賊船だ」
さるき「そうですね。赤鮭先生は海賊でした」
赤鮭は大笑いした。
さるき「うちの国、貧乏だしな…。しらいし藩王、うぅぅ」(しょんぼり)
帆を操って船は速度をあげはじめる
さるき風の感じが変わったので顔をあげてみます
周りをみてみます
さるき「海…。でっかいなぁ」
赤鮭:「風にも色々ある。今使うのは陸から海へ向かう風だ」
さるき「船乗りさんは、凄いですね。いろんな風を使い分けて自由自在に海を駆けるだもんな」
赤鮭先生と富良野さんを尊敬のまなざしでみます
赤鮭:「自分で覚えることだ」
赤鮭:「陸の熱は海に逃げる。その時風になる。夜なら逆だ」
さるき「風の流れか…」
さるき帆船の帆を眺めてみます
さるき「(ぽかーんと口を開けて)凄いなぁ。」
赤鮭は空を指差した。
この季節に多い渡り鳥だ。
さるき赤鮭先生の指す方をみます
さるき「赤鮭先生、なんという名の鳥ですか?」
赤鮭:「燕だな」
赤鮭:「このまま、ボルネオまで飛ぶ」
さるき「燕!」
さるき「ぼ、ぼるねお?」
赤鮭:「見ていろ」
さるき(PL発言:いったい自分は、どこの海上にいるのだろうか)
芝村太平洋だよ。
※4
ツバメ達が一斉に高く跳ね上がり始めた。
さるきみます
さるき「おお!!」
赤鮭:「5、4、3……」
さるき「?」
赤鮭:「0」
帆が、風を捕まえた。
さるき「!!!」
一気に浮く感覚。
船が傾く。軽くなった船の速度があがる
さるき「な、なにがーーーーーー!何が起こっているですかー!」
さるき怖くなったのでしゃがんでみます
さるき近くにある固定されたものも掴んでみます
赤鮭:「船は風で揚力を得る。上に浮かぶ力だな。それで軽くする」
赤鮭:「推力にする風は別の帆で受ける」
さるき「帆にも色々な役目があるんですね」
さるき自分の情けない格好に気がついて照れてみます
さるき「(なさけない…)」
赤鮭は手を出した。
貴方が立つように。
さるき「ありがとうございます」赤鮭先生の手をつかみます
赤鮭:「人に交渉するよりも知識をつけて覚えろ」
さるき「はい!」
赤鮭:「足元を見られるな、顔を見られるようになれ」
さるき「はい!」
さるき「赤鮭先生には、いつも大事なことを教わってばっかりだ」
赤鮭は笑うと、帆を部下で操りながら舵を切った。
息のあったチームワークが展開される。
ターンした。
さるき「赤鮭先生!ありがとう!俺、頑張る!」
さるきチームワークの素晴らしさを感動しながら見てます
さるき「(赤鮭先生、格好良いなぁ)」
赤鮭:「よし。テストは上々だ。戻るぞ!」
さるき「赤鮭先生、何かのテストだったのですか?」
赤鮭:「船の修理をしていたからな。テストだ。ドッグの中では浸水はわからん」
さるき「そうだったんですか!浸水って、何かあったんですか?」
さるき心配げに赤鮭先生の顔をみます
赤鮭は笑った。
赤鮭:「船は日常的に浸水して汚水をためるもんだ。おぼえとけ。一番下のデッキはたいてい浸水している」
※5
さるき「そ、そうなんですか!!(吃驚)」
さるき「(小声で)今日は色々勉強になるななぁ」
赤鮭は笑うと、そう言うもんだと言った。
さるき「テストの結果が良かったってことは、はてみ丸でどこまでも行けるんですね」
さるき「はてみ丸と赤鮭先生が変わらず海を駆けれるのは良かったです」
赤鮭はうなずいたあと。貴方の頭をなでました。
/*/
芝村
はい。お疲れ様でした。
さるき
お疲れ様でした。
さるき
交渉決裂orz
さるき
白石藩王に相談しで出直します!>交渉
芝村
ははは
さるき
はてみ丸をお願いしたので富良野さんが出るかなと期待してましたが
さるき
本当に出てきてくれるとは思いもよらず感無量です
さるき
ありがとうございます(ふかぶか
{さるき}評価の方をお聞きしてもいいですか?
芝村
+1+1
さるき
ありがとうございます
さるき
ご質問が1点あるのですがよろしいですか?
芝村
ええ
さるき
秘宝館再開前のさるにぁ@天領のゲームを秘宝館にお願いしたかったのですが、可能でしょうか?
芝村
ええ
さるき
ちなみに今回のゲームも大丈夫でしょうか?
芝村
ええ
さるき
ありがとうございます
芝村
+1+1で頼めます
さるき
はい
さるき
平穏無事でゲームが終わって良かったです
さるき
今日は、有難うございました
芝村
はい。ではおつかれさまでしたー
さるき
おつかれさまでした!
さるき
では、失礼します。
※0
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※1:はてみ丸
赤鮭先生の海賊船の名前です。
3本マストの帆船です。
※2:(PL発言:富良野さんに会えるとは感涙)
大絢爛時にレムーリア第一問題が富良野副官の名前は何?でした。
その回答者が、私だったので富良野副官を思うと感慨深いのです。
※3:さるき「暁では、これでも年長なんです」
さるきの年齢設定は、20歳です。
風杜神奈さんは14歳だし(今は15歳かな?)、ヴィザちゃんは永遠の3歳児だし…。
さるきは赤鮭先生にいくつに見られているんだろうか(滝汗)
※4:芝村太平洋だよ。
日本で過ごすツバメの越冬地の一つがボルネオ島なんだそうです。
そして、ツバメが越冬するのに日本を立つのが10月。
太平洋上にいるのは、いいのですが10月??
※5:赤鮭:「船は日常的に浸水して汚水をためるもんだ。おぼえとけ。一番下のデッキはたいてい浸水している」
船にバラスト水(汚水)が必要なのは知っていましたが帆船もなんだなぁと思ったのでした。
よくよく考えればバラスト水ないと船が転覆しちゃうだろうよorz
(バラスト水の環境破壊による生態系の問題とかねぇ…)
あれから8か月…。
クリスマスプレゼントと某ノロケを赤鮭先生に見られた結果がどう反映されているかが恐々しながら向かったのでした。
(実はゲーム2時間前にクリスマスプレゼントのURLの提出間違いに気がついたりして@@してました)
今回もミルメーク君と赤鮭先生と熊本君に会いに行く予定だったのですが、運命のいたずらがおきまして一緒に行けなかったのでした。
(次回こそフナムシチームで小笠原したいです!)
はてみ丸に乗りたいとイベントを指定しておいて、出来ると言われた瞬間に「やばい!船の上だと逃げ場がない!!」ということに気がついたのでした。
ノロケで赤鮭先生と愛情をあげたいとか書いていたのでさるきの貞操の危機?とか思っていましたが、何事もなく無事にゲームを終えれました。
みなさまの期待に添えず申し訳ありません(笑)
最終更新:2008年10月04日 20:34