今回、クリスマスプレゼントとして提出したのは右手の真ん中のものです。
何気に前回のクリスマスで熊本君にあげた猫文珍も交じっていますね…。
(この時は一度に色々やっていたようですね、私…。意訳:土を2種類練ってる)

お猪口ができるまで


1.土練り
私の通っている教室は、セルフなので使う粘土を自分で選び自分で練ります。
練りも色々あります。
 粗練り:土の固さを均一にします
  ↓
 菊練り:土の中の空気を抜きます
土の量は作るものの大きさによりますが、最低でも3kgほど練ります。

土練りのあとは、作る物によって粘土をまとめていきます。

2.形成(1)
お猪口なので200g程度をまとまった土から切り出し丸めていきます。
今回のお猪口は、玉造なのでろくろにのせ思うがまま形を作っていきます。

ここまでで1回の作業。

3.形成(2)
形成(1)のままだと外側を整える削りが出来ないので少し土が乾くまで放置します。
(だいたい次の教室のある間にいい感じの硬さになります)
(夏場は、土がかもされますw)
カンナやコテを使って外側を削り形を整え内側は、指を使って滑らかに。
そして、高台(底の部分)を作ります。
その後、乾燥させ素焼きを行います。

3.仕上げ・釉薬
今回のお猪口は、紙ヤスリを軽くかけて釉薬(織部)をかけて焼成と至ってシンプル。

4.完成
高台の部分にヤスリをかけて凹凸を少し整えて完成。

ということで1つのものを作り終えるのに最低でも3回教室に行かねばなりません。


一番上にあった写真のお猪口以外の部分が何気にアイドレス系だったのでネタとして晒しておきます。

その1.形成写真手前
素焼きが出来上がったものに白化粧(白い土)し、白化粧が乾燥するまで待ちます。
(次の教室まで乾燥させてました)
図案を下書きして、針を使って模様を丁寧に彫りこみ下地の赤土が見えるまで彫り進めます。
釉薬をかけ焼成します。

わんわん帝國の図案で力尽きました…。


その2.写真中央
並土という焼成すると白くなる土を使っています。
素焼きが終わった後に紙ヤスリをかけ呉須(ゴス)という焼成すると青くなる絵の具で絵を描いていきます。

熊本君にあげた猫文珍の焼き代は、100円でした。
そして、陶芸教室の生徒さんの作品展で勝手に発表されましたorz
本人知らないところで恥ずか死してました。
先生に絵がうまいと褒められましたが本人、かなり微妙です…。

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最終更新:2008年12月23日 22:57