そのた
魔術武器
- 地球儀 : 業頭原重隆が五十年もかけて作ったらしい。径60cmほどの大きさで、国境線や国名は描かれていないが、地形を初め雲のような靄まで凄まじく緻密に出来ている。金属製の軸と支えは目立たぬように細く、端でモーターと繋がっている。地球そのもの。
- 狂頭杯 : 非常にマイナーなものの一つ。杯を中心にした結界に生き物の頭部を配置しておけば、首から下の部分を自在に操れるようになる。ゾンビと違って腐敗せず、潜在能力を百パーセント発揮することが出来る。骨格と筋肉を分解して再構成し、巨大な一体の怪物を作ることが多い。本体が結界の内部に留まっていなければならないので拠点防御などに使われる。地獄坂に言わせるとあまり使い物にならない。結界などの制限が厳しい割にエネルギー効率が悪く、科学兵器や他の術で充分らしい。
- 飛頭鎖 : 地獄坂研究所にある。狂頭杯と逆の効果を持つ魔術武器だが、行動範囲の広さやスピードなど圧倒的に優れている。正体は数百個の人間の生首。
- 栄光の手 : 地獄坂研究所にある。詳細は明かされていないため不明。
- 水晶玉 : 地獄坂研究所にある。詳細は明かされていないため不明。
- ゴースト・ウィップ : 半透明の触手。武器なども一緒に胴を切断できる。
魔術
- サイクロン・パッケージ : 青い壁で対象者を囲み、中で竜巻を起こして粉砕する。最後は縮小して消える。
- シンボライズド・ワールド・スフィア : 世界の構造を模した原始的且つ強力な魔術。一つの光球が一つの異世界に相当する。世界を滅ぼすために地獄坂が五年掛けて建設した。
殺人鬼の掟
- 殺人鬼は何より殺人行為を愛すること
- 殺人鬼は金銭目的で殺人を行ってはならない
- 殺人鬼は不死身或いはそれに類する肉体を持つように努めること
- 殺人鬼は銃器や爆薬などの近代兵器を使用してはならない
- 殺人鬼は相手の攻撃の何割かは体で受け止めること
- 殺人鬼は一度狙った獲物は最後まで諦めないこと
- 殺人鬼は殺人倫理を語ってはならない
- 殺人鬼は日頃より凶器の手入れを怠らないこと
- 殺人鬼は死体の効果的な見せ方にも注意を払うこと
- 殺人鬼は人類の一定数確保のため地球環境保護活動に協力しよう
世界殺人鬼王決定戦
世界殺人鬼協会主催。
- 第一回 会場:八津崎市 優勝者:黒贄礼太郎
- 第二回 会場:ニューヨーク 優勝者:ミスター・ドリトス
第一回ルール
- 八津崎市民を一人殺せば一点、警官を一人殺せば五点、署長を殺せば百点、八津崎市長を殺せば五百点、黒贄礼太郎を殺せば一万点
- 一番点数を稼いだ者が優勝
- 他の参加者を殺せば、点数を全て横取り出来る