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バックアップとリストア - (2005/12/16 (金) 06:50:27) の最新版との変更点

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-**WristPDAの充電時に関するトラブル
+**WristPDAのデータ
 
-WristPDAは標準的なUSBのミニBコネクタをPCとのホットシンクとWristPDA本体への充電に使用しています。そのため市販のUSB mini5-USB変換ケーブルを使用することでデスクトップPCやノートPCのUSB端子から充電することが可能です。
-しかし、USBから充電した場合、WristPDAが一見満充電されているように見えて実際に使用できる時間が極端に短い場合があります。そこでPCのUSB端子から充電した場合と専用ACアダプターから充電した場合の違いを調べてみます。
+WristPDAはバッテリーの持ちが悪く、1週間も充電をしないで放置すると完全放電してしまいます。通常の家電ならば充電してスイッチを入れれば以前と同じように動作しますが小さなコンピューターとも言えるWristPDAはそれまで蓄積したデータをすべて消失してしまい、購入した時の状態になってしまいます。
 
+またこまめに充電をして電源が切れないように注意していても、ハードリセット等によりすべてのデータが消失することもあります。
 
-**WristPDAの充電時の電流を調べる
+WristPDAは小さくてもりっぱなコンピューターです。通常のPCでデータのバックアップが重要なようにWristPDAでもデータのバックアップが必要です。
 
-WristPDA側のバッテリー残量によって充電する時に流れる電流は違います。ここでは満充電(バッテリー残量100%)時と完全放電(バッテリー残量0%)時の2つの場合について、それぞれ以下の条件で充電時に流れる電流を測定しました。
--付属のACアダプター&br()定格Output 6V/250mA
--PCのUSB端子からの充電
--ノートPCのUSB端子からの充電
-以下、その結果をまとめます。
+今回、WristPDAでのデータのバックアップの方法と、万が一データがすべて消失した場合のリストア(復元)の方法について説明します。
+
+
+**ホットシンクの重要性
+
+PalmOS機にはホットシンクという便利なしくみがあります。定期的に母艦と呼ばれるPCに接続しホットシンクをすることによりWristPDAのデータとPC側のPalmDesktopというアプリケーションのデータが同期されます。これによってPalmDesktopとWristPDAの両方で最新のデータを使えるようになります。
+
+このホットシンクは常にWristPDAとPalmDesktopとの同期を取るという役割のほかにデータのバックアップを取るという重要な役割があります。この機能をそのまま利用することによって&font(u,b,#ff0000){WristPDA側のデータがすべて消失してしまっても最後にホットシンクをした状態まで復活させることができます。}
+したがってデータを不慮の事故から守るためにも、&font(u,b,#ff0000){日頃からこまめなホットシンクを心がけてください。}
 
 #center{
-#ref(full_AC.JPG)
-&font(b){付属のACアダプターから充電&br()WristPDAのバッテリー残量100%}
+#ref(nobatt.jpg)
+&font(b){完全放電によるデータ消失&br()ホットシンクしていないとすべてのデータを失います}
 }
+
+
+**リストアの前準備
+
+まずはWristPDAを充分に充電してください。
+充電が完了したら念のためWristPDAにハードリセットをかけて完全な初期状態にします。ハードリセットにかけかたについては[[リセットの方法]]の中のハードリセットの項目を参照してください。
+
+次にWristPDAの初期設定を行います。
+初期設定の方法については[[WristPDAの初期設定]]を参照してください。
+
+
+**ホットシンクマネージャーの設定
+
+ここであわててホットシンクしないでください。
+通常、ホットシンクはWristPDAとPCの同期を取るよう設定されています。すなわちWristPDAで更新されたデータをPalmDesktopにコピーし、PalmDesktopで更新されたデータをWristPDAにコピーすることで、両方を最新のデータに保ちます。今回PalmDesktopのデータをすべてWristPDAに書き込む必要がありますので、データの同期ではなくPalmDesktopからWristPDAにすべてのデータを上書きする設定にします。
+
+以下にその設定方法を説明します。
 
 #center{
-#ref(full_PC.JPG)
-&font(b){デスクトップPCのUSBから充電&br()WristPDAのバッテリー残量100%}
+#ref(bk01.jpg)
 }
+
+タスクバーに図のようなホットシンクアイコンが表示されていますのでこれを右クリックし、ホットシンクマネージャーを起動します。
 
 #center{
-#ref(full_Note.JPG)
-&font(b){ノートPCのUSBから充電&br()WristPDAのバッテリー残量100%}
+#ref(bk02.jpg)
 }
+
+プルダウンメニューが表示されますので、動作設定を選択します。
 
 #center{
-#ref(emp_AC.JPG)
-&font(b){付属のACアダプターから充電&br()WristPDAのバッテリー残量0%}
+#ref(bk03.jpg)
 }
+
+HotSync機能の動作設定画面が表示されます。
+上部のユーザー名がリストアしたいWristPDAのユーザー名であることを確認します。
+コンジットの中でリストアしたい項目の設定を変更します。
+デフォルトではファイルの同期になっていますので、これをPalmDesktopが本体を上書きするよう設定を変更します。
+設定の変更方法は変更したい項目を選択して反転表示にし、変更ボタンをクリックします。
 
 #center{
-#ref(emp_PC.JPG)
-&font(b){デスクトップPCのUSBから充電&br()WristPDAのバッテリー残量0%}
+#ref(bk04.jpg)
 }
+
+HotSync機能の動作変更画面が表示されます。
+ここでPalmDesktopが本体を上書きにチェックを入れてOKボタンをクリックします。
 
 #center{
-#ref(emp_Note.JPG)
-&font(b){ノートPCのUSBから充電&br()WristPDAのバッテリー残量0%}
+#ref(bk05.jpg)
 }
 
+この作業を繰り返して、予定、アドレス、ToDo、メモ帳の設定を変更します。この他にも追加のデータを入れている場合(図ではCardy等)その追加分のコンジットも設定を変更しておきます。
 
-**測定結果と考察
+#center{
+#ref(bk06.jpg)
+}
 
-測定結果を以下の表にまとめます。
+下にスクロールさせるとバックアップの項目があります。
+これもデフォルトは本体がPalmDesktopを上書きになっていますので、これをPalmDesktopが本体を上書きに変更します。
 
-|CENTER:BGCOLOR(#FFDDDD):電源の種類|BGCOLOR(#DDDDFF): 満充電時 |BGCOLOR(#DDDDFF): 完全放電時 |
-|BGCOLOR(#FFDDDD):付属のACアダプター |BGCOLOR(#DDDDFF):40mA|BGCOLOR(#DDDDFF):193mA|
-|BGCOLOR(#FFDDDD):デスクトップPCのUSB端子 |BGCOLOR(#DDDDFF):39mA|BGCOLOR(#DDDDFF):103mA|
-|BGCOLOR(#FFDDDD):ノートPCのUSB端子 |BGCOLOR(#DDDDFF):37mA|BGCOLOR(#DDDDFF):92mA|
+#center{
+#ref(bk07.jpg)
+}
+#center{
+#ref(bk08.jpg)
+}
 
-この表を見てわかるように、WristPDAがある程度の充電がされている場合は、充電時にそれほど大きな電流は流れないためデスクトップPCのUSB端子やノートPCのUSB端子でも問題なく充電できるようです。
+ここまで準備できましたら終了ボタンをクリックして、一旦ホットシンクマネージャーを閉じます。
 
-しかし完全放電してしまった状態では200mA近い大きな電流が必要となり付属のACアダプターを使用した場合以外では充分な電流を確保できていません。
 
-また、電圧の違いも大きく影響していると思われます。
-付属のACアダプターの出力電圧は6V、それに対してUSBの規格ではUSBの電源用出力電圧は 4.75V~5.25V です。この差も影響していると思われます。
+**データの復元
 
-結論として、完全放電してしまった場合はもちろんのこと、できるだけ付属のACアダプターを使用して充電した方が良さそうです。ただしWristPDAにある程度バッテリー残量がある場合は充電にそれほど大きな電流を必要としませんのでPCなどのUSB端子から充電しても問題なさそうです。逆に言えば出先でUSB端子から充電する必要がある場合はできるだけWristPDAのバッテリー残量が少なくなり過ぎないよう小まめに充電する必要があります。
+USBケーブルでPCとWristPDAを接続し、ホットシンクができる状態にします。
 
+#center{
+#ref(bk09.jpg)
+}
 
-&font(b,#ff0000){※注意)}
-今回の検証は簡易的に電流計で測定しただけでピーク電流等は測定していません。詳細な検討にはデジタルストレージのオシロスコープ等を使用して電流波形を検討する必要があると思います。ですから今回の検討の結果が必ずしも正しいとは言えません。各自の判断のもと本ページの情報を活用してください。
+WristPDA側からホットシンクをかけるとユーザーの選択画面になります。ここで対象となるユーザー名を選択しOKをクリックします。
+
+#center{
+#ref(bk10.jpg)
+}
+
+ホットシンクがはじまり、すべてのデータが復元されます。
+
+すべてのデータを復元しますので、ホットシンクには通常より時間がかかります。すべて完了するとWristPDA側にソフトリセットをするようメッセージが出て、画面下部にResetボタンが表示されます。このResetボタンをタップします。
+
+これでデータの復元は完了です。
+WristPDAは前回ホットシンクした状態になっているはずです。
+もし運悪く復元できなかった場合、データが破壊された状態でホットシンクをかけてしまった等の原因が考えられます。その場合は残念ですが完全な復元は難しいと思います。
+
+
+**ホットシンクマネージャーの設定を元に戻す
+
+最後にホットシンクマネージャーの設定が元に戻っていることを確認します。先ほどホットシンクマネージャーの設定を変更しましたが通常一度ホットシンクをした後は自動的にデフォルトの設定に戻るはずです。念のため下図のようにデフォルトの設定に戻っていることを確認してください。
+
+#center{
+#ref(bk11.jpg)
+}
+#center{
+#ref(bk12.jpg)
+}
 
 
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