WristPDAの内部(バッテリー周辺)


WristPDAを分解し内部をみてみます。
※注意
分解した場合、ビス一本外しただけでもメーカー保障の対象外となります。
この記事がもとでなにか問題が発生してもページ管理者は何ら責任を持ちません。
自己責任でお願いします。



裏蓋はビス4本で簡単に外れます。
ビスは標準的な精密ドライバーの+ですので特殊な工具は必要ありません。
裏蓋と本体ケースの間には防水用のパッキングすらありません。



裏蓋を外したところです。
メイン基板はモジュールとなっていて本体ケースに4本のビスで固定されています。
このモジュールを固定しているビスも標準的な精密ドライバーの+です。
しかし裏蓋を止めているビスとは種類が違いますので組み立ての時に間違えないようにしてください。



モジュールを取り出したところです。
タッチパネル、液晶、基板が一つのモジュールになっていますのでこの状態で動作させることも可能です。

バッテリーはPD3032を使用しているようです。
このバッテリーの仕様を下表にまとめます。

バッテリーの仕様
Model No PD3032
Description Rechargeable Lithium Ion Battery
(Coin Cell)
Voltage 3.7V
Nominal Capacity 180mAh
Maximum Continuous
Discharge Current
360mA
Brand Korea Power Cell
Diameter/Width 30mm
Height 3.2mm
Weight 7.2g

バッテリーの仕様をみてみると容量はわずか180mAhです。
(360mAは流すことができる最大電流値ですので容量とは違います)
連続駆動時間が短いWristPDAですが、逆にこの小さなバッテリーで2~3日動作することは驚きです。SONY CLIe TH55 のバッテリーが 3.7V 1300mAh ですからこれと比べるとわずか 1/7 の容量しかありません。

例えば maxell の ICP053436GKR は、厚み 5.3mm 大きさ 33.7mm x 35.7mm で 720mAhの容量を持ちます。
WristPDAに内蔵されているバッテリーの大きさと比較すると、厚さが 2.1mm、直径が縦3.7mm横5.7mm大きくなります。
わずか数ミリの大きさの差で4倍の容量。一回の充電で1週間以上は余裕で持つことになります。
専用ケースを作って‥ よからぬことを考えてしまいます。

次に、WristPDAをさらに分解して中の基板を詳しく見てみます。
WristPDAを分解するに続く

※注意
リチウムイオン電池の取り扱いは危険を伴います。
よからぬ誘いに乗らないようにお願いします。
自己責任でお願いします。


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最終更新:2005年12月15日 10:01