2002年11月 COMDEX/Fall 2002において、PalmSourceとFossilは2003年中頃に出荷予定の腕時計型PDAを発表 この時発表されたスペックは以下の通り CPU : Dragonball VZ 33MHz メモリー : RAM 2MB+フラッシュメモリ 2MB 私もCOMDEXの会場で実物を見ました。まだ赤外線がうまく動作していなかったため自分の作成したアプリを転送して動作チェックすることができなかったことを思い出します。その他の機能はそこそこ動いていました。ちょうどとなりのブースでLinuxを使ったPDAを展示していたりPDAが脚光を浴びていた時期です。 この時期に発売されていたPalmOS機 CLIE PEG-T650C / CLIE PEG-SJ30 CLIE PEG-NR70 / CLIE PEG-NR70V CLIE PEG-NX60 / CLIE PEG-NX70V Palm m130 / Palm m515 |
2003年6月 Fossil Palm OS Watch リリース直前 ニューヨークでFossilのPalm OS Watchのリリースパーティが開かれました。ここで発表された価格は199ドル。デザインは現在のものと異なります。 このリリースパーティは一部関係者だけに公開され、一般の人は見ることができなかったのですが製品の箱などをみると出荷直前のイメージを受けます。しかし残念ながらこのモデルは市場に出ることはありませんでした。 この時期に発売されていたPalmOS機 CLIE PEG-SJ33 CLIE PEG-NX73V / CLIE PEG-NX80V CLIE PEG-NZ90 / CLIE PEG-TG50 |
2003年7月 Fossil Palm OS Watch の発売が7月21日まで延期される。 |
2003年9月 Abacus版の発売が9月30日まで延期される。 |
2004年1月 Fossilが「Wrist PDA」の製造を中止し,上位版を2004年中盤に出荷予定と発表。 この時期、度重なる発売延期にじらされながらWristPDAの発売を心待ちにしていましたが残念な発表がされました。製造中止の理由は製造を依頼しているメーカーの品質問題とアナウンスされました。 この時期に発売されていたPalmOS機 CLIE PEG-TJ25 / CLIE PEG-UX50 |
2004年11月 WristPDA上位版を2005年1月のエレクトリックショーで発表する予定とアナウンス。 この時期に発売されていたPalmOS機 CLIE PEG-TH55 |
2005年1月 「Wrist PDA with Palm OS」を発表。 これが現在発売されているモデルになります。 スペック: OS : Palm OS 4.1 CPU : Motorola Dragonball(TM) Super VZ 66MHz メモリ : 8MB (RAM),4MB (Flash) 2002年に最初に発表されたスペックと比べると大きく性能アップしています。 CPU : Dragonball VZ 33MHz→Super VZ 66MHz メモリー : RAM 2MB→RAM 8MB CPUスピードがおよそ2倍、RAMの容量が4倍となったことで日本語化を含めて充分な性能を持ったPalmOS機となりました。その他の細かな変更点としてはホットシンク及び充電コネクタの変更があります。最初に発表されたモデルでは時計裏面に特殊コネクタがあり、このコネクタを介してホットシンク及び充電を行なっていました。現在のモデルでは標準的な5pinのminiUSBコネクタとなってます。汎用的なケーブルを使えることから個人的にはこの変更は大歓迎です。デザインのバリエーションはFOSSILモデルとABACUSモデルを合わせて2種類しかありません。ベルトも金属ベルトモデルが廃止され皮とラバーのみとなってしまったのは少し寂しい変更点です。 |
2005年1月 FX2008 Wrist PDA FOSSILEのオンラインで $249.00 |
2005年1月 ABACUS WRIST PDA (AU5005)Tiger Directで $166.65 |
2005年2月 SONYがクリエから撤退 |
2005年7月 SONYがクリエの生産を終了 |
2005年10月 WristPDA@Wiki開設 |