巾着袋(きんちゃくぶくろ)とは、2008年3月13日に本校生徒全員に配布された貴重品入れのことである。カラーはグレーとライトイエローの2色とバリエーションは多くはないが、シンプルなデザインと機能性の高さ、おまけに名前を書く用のワッペンも着いているというまさに一流の巾着袋である。
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サイズは28.5×25.5
製造元は
みんなだいすき
Made in China
販売元:(株)大創産業
そもそもこの様な巾着袋が本校で配布されるきっかけとしては、近年頻発している盗難事件が最たる原因だと考えられる。というのは、主に体育などの教室に荷物を置いて出て行く時におのおのの貴重品が盗まれるというものである。中には数万単位の現金を盗まれた人もおり、学校側は1年ほど前から定期的に本校生徒に対し警戒と貴重品の管理を呼びかけてきていた。しかし、それでも盗難は定期的に発生し、先月には3階教室の窓ガラスが割られるという事件も発生した。この様な経緯があり、学校側は本校生徒全員に対し巾着袋の配布を決定したと思われる。
巾着袋の使用方法に関しては、一般的には各自の貴重品を入れて担当の先生に渡すというものだが、それだけでは真に巾着袋を使いこなしたとは到底いえない。巾着袋に関しては日本古来よりの伝統が存在するが、ここで紹介するのは我々が編み出した使用法の単なる一例である。
凡庸な筆者が思いつくのはこれくらいであるが、改めて述べておくと、
この巾着袋には我々が思いもしないような無限の可能性が秘められている。