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※筆者のPCが復活したため、遅くなりましたが続きを公開します

【2日目】

第5章「船、宮島、広島焼き」


私が目を覚ましたとき、皆はもう起床済みだった。やっぱり朝は苦手だ。
昨晩ずっとKanonをしていたWENDERは思ったより元気だった。
彼曰く、「へっへっへ。その分一昨日に寝たんだぜ☆」
かなりご機嫌良い様だ。

朝食をコンビニで買ってきた物で済ませ宿を出た我々は、広島駅から厳島神社のある宮島へ向かうこととなった。
途中、電車の中で学生らしき人物から「こいつら何ぞや」という視線を向けられたが、この程度で我々化學班に勝とうなど一億光年早い。
威風堂々と電車を降りた我々は、次に連絡船で宮島へ渡ることとなった。
当然連絡船の暖かい船内に入ることなく、我々は冷たい潮風に吹かれながら海を眺めるのであった。
この時、赤木氏がまたまた白衣を出そうとしたが、流石に海に放り投げられるのは御免だと思い自粛させた。

宮島に着いた我々を待っていたものは鹿だった。そう、人間慣れしたあの有名な宮島の鹿だ。
食い物を持っていると後を追って来て、物欲しそうな目でこちらを見つめてくるが、決して与えてはいけない。それが自然界の掟だ。たとえもし、しもふりにくやマグネタイトをあげたとしても奴等は仲魔にはならないだろう。

島を一通り見物して鳥居も近くで見れて満足した我々は、戻りの道で銘菓「椛饅頭」もお土産に買い、そろそろ昼時だなと店を探していた。散策中。

そして見つけた広島焼きの店!早速店内に入った怪しい5人組は、奥の6人席でくつろぎながらおのおのの食べるものを決めた。ちなみに、私は「えび玉」でWENDERは「もち玉」であった。(食べたいと言ってここまで来て、中身の具にもちを選ぶあたりが非常にWENDERらしい)

おなかいっぱいげんきいっぱいになった我々一同は、名残惜しげに宮島を後にした。(この数日後に、赤木氏がまた訪れることになるとは、この時は本人さえ予想だにしなかった)


第6章「※アニメイト が いっけん あらわれた!」


再び広島市内に舞い戻って来た我々新世紀化學班は、前世紀と現在とを繋げる人類の痕跡ともいえる原爆ドームを間近で見た。真上からの衝撃波だったためか、奇跡的に外観を残しているという様が感じられた。
近くに流れている元安川を見たときには、脳裏で昔に読んだ「はだしのゲン」の数シーンが走馬灯の様にフラッシュバックされた。
私たち現代の日本人が“平和”というものを実感するためにも、過去の比較対象が残されていることは大切だなとその時私は思った。

しみじみとした気持ちの中しばらく歩いていると、やっぱりWENDERはおもしろいものを見つけてくれました。
それはアニメイト(+メロンブックス)。
広島まで来てこれかよ・・・。と最初は思ったが、好奇心とオタ精神には勝てず、成るべくして店内に入ることとなった。
全体的には京都のと同じであったが、1階は全フロアが書籍Onlyだったため、普段はamazonでしか買えないようなものが結構あって非常に良かった。ここでYASUISM氏への御土産である、萌えたんならぬ「萌える数学」を発見した。

2階へ上ると、京都でよく見る様なアニメイトとメロンブックスがあった。
同人世界にどっぷりな私は、当然の如くめろんに侵入。昨年お盆に行ったビッグサイトや某電気街に比べれば造作もない。
店内は、全年齢と年齢制限の物が3:7くらいで、全年齢も約半分以上が東方関連だったのは、まぁそんな御時世だからだろう。個人的には、「HELLSINKER.」の第3版と「exception」が手に入って満足。

そうして時刻はおやつ時の3時を迎え、そろそろ帰り始めないと不味いと感じた我々は、それぞれの買い物を終え、いそいそと帰路についた。


最終章「凱旋、そして おやすみなさい」


帰りの普通電車は長かった。行きには元気と好奇心があったが、帰りには疲労と少しばかりの達成感が内在していた。帰りの電車では誰もが少なからずは寝てしまった。いや、寝ることは必然だった。あの一定感覚で刻まれる電車の揺れという脈動は、疲労困憊した者達を意識の彼方へと追いやるには十分だった。

途中、岡山で播州赤穂へ、そして米原行きへと乗り換えた後は案外眠気はしなかった。
買った本などを読んでいると、すぐに聞き慣れた駅名が耳に入るようになった。
もうそこまで、旅の終わりは近づいていた。


行きと同じく山科で解散した我々は、互いをねぎらった後、それぞれ散っていった。
たった2日ではあったが、結構良い思い出になりそうだ。

帰ったら・・・ゆっくり寝ようかな。




【化學班的広島方面遠征旅行 in Spring Vacation ~広島焼きを食べに~ “完”】

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