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***獣拳戦隊ゲキレンジャーショー第6弾「獣拳結集! 衝激気のファイナルバトル!!」素顔の戦士公演
ショー開催期間:2008年2月2日~3月9日
観覧日:2008年2月2日・15:00の部
公演回数:4回(10:30、12:00、13:30、15:00)
場所:東京ドームシティ スカイシアター
<主な出演者及び出演キャラクター>
漢堂 ジャン/ゲキレッド 鈴木裕樹
宇崎 ラン/ゲキイエロー 福井未菜
深見 レツ/ゲキブルー 高木万平
深見 ゴウ/ゲキバイオレット 三浦 力
久津 ケン/ゲキチョッパー 聡太郎
理央 荒木宏文
メレ 平田裕香
マスター・シャーフー
マク
ロン
ほか
<感想>
第6弾・最終公演の素顔公演初日を見てきました。
混雑状況が心配でしたが、寒さゆえか お客さんが少なくて切ない初日でした。
家を出るのが遅くなってしまい、東京ドームシティには9:30過ぎに到着。
2回目以降の整理券配布は9:15(5回公演の場合は2回目以降が8:45頃)からとサイトに記載があったので、ちょっとロスした…と思いましたが、着いてみると 列が少し動き始めたところでした。
配布時間はこれまでどおり 9:30頃からの配布だったようです。
整理券はAブロック・187番でした。
3月になってからのほうが混むんでしょうか…?
3月9日・千秋楽の追加公演前売りチケット、買えるかどうか不安になってきました。
その後、入場券を購入し お昼を済ませてスカイシアターへ。
防寒対策をしてきましたが、すごく寒くて足の感覚がなくなるほどでした。
5年前のハリケンジャーショー素顔公演のときも、こんなふうに寒かったなあと思い出しました。
集合場所も、去年の素顔公演のときはスカイシアター客席裏の通路に並ぶようになりましたが、今回は今までと同じでドームシティの中でした。
客席裏に集合では、もっと寒かったと思うので これには本当に救われました。
15:00になり、ショーが始まりました。
撮影禁止だったので、記憶違い等あるかもしれません。
ご了承ください。
メレ役の平田さんがムザンコセや仲間のリンシーたちと戦う場面から始まっていました。
メレはロンの企みに気づき、理央を止めにきたようです。
しかし、なすすべがありません。
そこへ駆けつけるゲキレンジャーの5人。
「なんでメレが戦ってるの?」と疑問を感じるランたちですが、助けるのが先だとメレに加勢します。
オープニング「獣拳戦隊ゲキレンジャー」をバックに個々にアクションをする5人。
このアクション場面は去年の2~3月に行われたボウケンジャーショー素顔公演、そして5年前に見たハリケンジャーショー素顔公演と同じ演出で、懐かしさを感じました。
もしかして、ショーの演出担当の方が同じ方なんでしょうか?
今回のゲキレンジャーショー素顔公演千秋楽は3月9日。
偶然の一致なのかもしれませんが、5年前に見たハリケンジャーショー素顔公演の千秋楽と全く同じ日です。
ハリケンジャーの素顔公演が 私が初めて見たスカイシアターのショーだったので、これと同じ日に千秋楽というのはものすごく感慨深いです。
その気持ちもあったせいなのか、初日早々 ショーを見ていて泣きそうになりました(苦笑)。
メレに理央の元へ向かうよう指示をし、5人は敵と戦います。
役者の皆さんは去年の素顔公演のときよりも出番や見せ場が多く、うれしかったです。
アクションもカッコよかったです。
鈴木くんと三浦くんはステージ最上段からのジャンプを披露してくれました。
そして再びメレが合流。
5人とメレはムザンコセの攻撃を受けて、いったん退却します。
続いての場面は、メレが5人に事情を説明する場面。
「理央がロンに操られてる!?」と驚くケン。
ジャンたちはすべての黒幕がロンだったことを知ります。
何とか理央を止めようと決意するジャンたちの前に、理央(変身後)が登場。
しかし、何か様子が変です。
ロンに操られていくらか暴走してしまっている設定のようでした。
テレビ本編でも幻気(←漢字が違っていたら、すみませんm(__)m)をまとった理央が巨大化して制御がきかなくなるお話がありましたが、あれに少し近い感じでした。
スーツアクターさんの演技が大変すばらしかったです。
5人とメレは理央を正気に戻そうと必死に戦います。
しかし、圧倒的な力でそれをはねのける理央。
ジャンは彼の後を追い、理央と戦います。
この理央とジャンの一騎うちの場面は、途中から鈴木くんと荒木くんが素顔で戦っていて、ものすごい迫力でした。
メレも登場し、理央を元に戻そうとしますが逆に理央の攻撃を受けて倒れてしまいます。
ジャンと戦ううちに、理央は少しずつ正気を取り戻していきます。
そこへロンが登場。
さらには復活したマクも現れます。
「貴様を倒す!!」と、メレと共にロンに立ち向かう理央。
しかし、ロンの力は圧倒的で、理央とメレは攻撃を受けて奈落落ち。
その後、残ったジャンたちがロンと戦いますが苦戦を強いられます。
ついにジャンたちもロンの攻撃を受け、最後には倒れてしまいます。
「もうダメなのか…?」とあきらめかける5人。
するとそこへ、「待て!!」と理央とメレが再登場。
「俺にはまだ、やるべきことがある」というようなことを言います。
そして、倒れている5人に「立て! ゲキレンジャー。おまえたちの力は、こんなものじゃないはずだ!!」と叫ぶ理央。
テレビ本編の理央の雰囲気は少し崩れましたが、荒木くんが言ったこのセリフはものすごく印象に残りました。
そしてメレも「ゲキレッド、あんたがあきらめたらここ(会場)にいる子供たちの声は二度と聞けないわ」というようなことをいいます。
先週のテレビ本編で、ようやく理央とメレ、そして5人が歩み寄ったという感じでしたが、このショーでは理央とメレは正義の味方のような雰囲気でした。
完全に5人と共闘している設定になっているようです。
このメレのセリフが引き金になって、会場の子供たちからの「がんばれ」コールが起こります。
少しずつ会場に広がっていった、「がんばれ」の声援が印象的でした。
会場の子供たちの声援によって5人は再び立ち上がります。
マスター・シャーフーも駆けつけ、フラッグで敵を一掃します。
前回の5弾のショーに出てきたフラッグ、今回のショーでも必殺武器として使うようですね。
そして、変身の場面。
「臨気凱装」
「ビーストオン!!」
スーツアクターさんと交代します。
理央から順に名乗りの後(名乗り台詞は全員 役者さんご本人の声でした。理央とメレの名乗りも、荒木くんと平田さんの声になっていてうれしかったです)、ロンたちとのラストバトル。
この戦いの中で、マクのことが明らかになります。
記憶が怪しいですが、ジャンたちと戦っている最中に正気に戻るマク。
テレビ本編では敵という形で5人に倒されたマクですが、彼も実はロンによって 復活させられたんですよね。
テレビ本編を補完するストーリー展開に感動しました。
「おまえもロンの被害者だったのか」という理央。
この場面はスーツアクターさんの演技だったので、岡本美登(よしのり)さんが声を吹き替えていました。 声の演技がすばらしかったです。
また、この場面の声の演技に、ほんの少し優しさが感じられました。
理央の優しい面が垣間見られたような気がしました。
「役立たずは用済みです」と、ロンに倒されてしまうマク。
「師匠!!」と叫ぶ理央が痛ましかったです。
少し涙ぐんでしまいました。
最後に自分を取り戻すことができて、よかったと思いました。
テレビ本編とは違い、少し救いのあるマクの最期でした。
テレビ本編でマスター・シャーフーが「マクを救えなかった」と悔やむ場面がありましたが、このショーでは彼を救ってあげられたと思います。
マクが残した剣を手に、ロンに立ち向かうジャンと理央。
「行くぜ! 理央」と声をかけたジャンに「ああ!」と答える理央の場面も印象的でした。
最後は、ジャンたちのフラッグそして、理央とメレの力をあわせた合体技で ロンを倒して大円団でした。
最後の場面。
理央とメレはジャンたちのそばを離れ、別の道を歩んでいくというラストでした。
ずっと敵対していたので、2人が命を落としてしまうのではないかと心配していましたが、ハッピーエンドで安心しました。
でも、少しさびしい別れの場面でした。
「俺たちの道を示してくれたおまえたちに感謝している」(←セリフうろ覚えです。間違っていたらすみませんm(__)m)という理央。
メレも「次に会うときまでに、腕を上げておきなさいよ。ゲキレンジャー」というようなことを言って、理央と共に立ち去ります。
そして、ジャンたちは理央とメレに負けないように修行に励むことを誓い合って、ショー終了となりました。
ショー後の役者さんによるトークショー。
7人全員によるトークでしたが、荒木くんと平田さんは役柄の雰囲気をほとんど崩さないトークでした。
平田さんはメレの声のトーンのままの挨拶でしたし、荒木くんは口数が少なめで、あまり話しませんでした。
また、「すごい展開になっているので、明日の放送は必ず見てください」と、本編のアピールもしていました。
そして退場時。
舞台右側、左側、中央とそれぞれにお客さんに挨拶していく場面。
最初、右側に来たときは、激獣拳と臨獣拳ということを意識していたのか、5人は手をつないでいましたが、荒木くんと平田さんは5人とは手をつながずに挨拶していました。
左側は見えなかったので、どんな挨拶をしたのかはわかりませんが、最後に中央に来たときは 隣にいた万平くんの手を荒木くんがゆっくり握っていました。
7人全員で手をつないで「ありがとうございました」と挨拶する姿を見ることができました。
さらに舞台からはけていくとき、荒木くんがほんの一瞬、笑顔を見せて手を振ってくれたのも とても印象的でした。
寒かったけれど、見に行って本当によかったです。