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スカイシアター・ハリケンジャーショー 2002/11/2感想

忍風戦隊ハリケンジャーショー「緑の光弾 シュリケンジャー合流!」(素顔の戦士公演)

観覧日:2002年11月2日・12:15(2回目)&13:30(3回目)の部
公演回数:4回(11:00、12:15、13:30、14:45)
場所:後楽園ゆうえんち・スカイシアター
<出演者>
椎名鷹介/ハリケンレッド 塩谷 瞬
野乃七海/ハリケンブルー 長澤奈央
尾藤吼太/ハリケンイエロー 山本康平
霞 一甲/カブトライジャー 白川裕二郎
霞 一鍬/クワガライジャー 姜 暢雄
ほか

スカイシアターで公演中の、ハリケンジャーショー・素顔の戦士出演公演を見るために、今日は家をかなり早めに出ました。
事前に遊園地へ問い合わせたところ、「遊園地の開園が9:30になりますので、その1時間前の8:30から、整理券の配布を行います。 なるべく早めに来て下さい」とのことでした。

後楽園ゆうえんちには、8:30より少し早めに着いたのですが、もうすでに整理券の配布を待つ長蛇の列が……。
うそ……
ものすごい人の多さに、言葉を失ってしまいました。
まるでディズニーランドにでもきたような感じでした。
整理券、取れるんだろうか…。
不安が頭の中をよぎります。

外の階段を上って、3回目以降の公演の最後尾の列へ並びました。
整理券待ちの列で、お子さんが後から来るというお母さまと知り合いになり、待っている間 話をして すっかりうちとけました。

8:30になって、11:00の回の整理券の配布が開始されました。
その間、私たちには、整理券の引換券が配られました。
引き換え番号は133番でした。
その引換券で、3枚まで引き換えられることがわかりました。
整理券の引き換えを待つ間、ショーのパンフを販売に来たお姉さんがいたので 購入しました。

それから待つこと1時間。
9:30過ぎ頃になって、ようやく整理券配布の番がまわってきました。
そのときに、2回目の12:15の回の整理券が、まだ余っているらしいことを聞きました。
もう多分こられないだろうし、せっかくだから2回見ようと思い、2回目と3回目の13:30の回の整理券をもらいました。

2回目の整理券のブロックはDブロック、3回目はAブロックでした。
3回目の整理券、けっこういいところが取れてうれしかったです。
整理券をもらったところで、お母さまが、「よかったら、3回目 一緒に見ませんか?」と言ってくださったので、お言葉にあまえることにしました。 
待ち合わせ時間を決めて、いったん別れました。

整理券の引き換えが無事すんだところで、ゆうえんちの入場券(現在は入園無料)と、ハリケンジャーショーの専用入場券を購入し、中へ入りました。

私自身、こういうヒーローショーを見るのは今回が初めてだったので、集合時間に遅れないようにしようと思い、スカイシアターまで行ってみました。

スカイシアターは、すごくわかりやすいところにありました。
園内に、「スカイフラワー」というアトラクションがあるんですが、そのアトラクションの先に入り口がありました。
これなら、迷う心配はない、と安心しました。

11:00を過ぎた時点で、整理券にかかれているDブロックへ移動して、入場を待ちました。

11:40頃、スカイシアターへ入場しました。
座席は自由席でしたが、真ん中のよい席のところはほとんど座られてしまっていて、私が座ったのは後ろから2列目くらいの端よりの席でした。

席から舞台が少し遠くて 双眼鏡を出そうかなあと思いましたが、あまりの混雑に荷物を動かすことが出来ず、出せる状況ではなかったので、双眼鏡を使わずにショーを見ました。

12:15になり、ショーが始まりました。

最初の場面は、フラビージョとその手下が現れて、攻撃をはじめるところからです。フラビージョの声がテレビ版と違うことに気づきました。

こういうショーものでは、本役のキャストさんを使わずに、吹き替えなんですね。
声に違和感を感じながらもショーを見つづけていきました。

そこへ、女戦士・ハートが現れ、フラビージョたちと戦います。

ハートが負けそうになったとき、「待ちやがれ!!」と、声が響いて、鷹介たちが登場します。

塩谷くん、長澤さん、山本くんは客席をとおっての登場でしたが、一甲役の白川さんと一鍬役の姜さんは、舞台セットの上手側の扉からの登場でした。

「この会場をおまえらの好き勝手にはさせない!! 忍風!」
「迅雷!」
「シノビチェンジ!!」
で、5人が中央奥の扉へいったん姿を消します。

次に扉が開いたときにはシノビチェンジ後で、スーツアクターさんといれかわっています。
ここで、5人全員名乗りをあげていくんですが、声が違っていました。
テレビシリーズのほうは、変身後も塩谷くんたちが声をあてているからです。

鷹介と一甲の声を担当されている方は、それなりにイメージ出ていましたけど、七海、吼太、一鍬の声は違和感がありました。

せめて、素顔の戦士出演のときだけでも構わないので、塩谷くんたちに変身後も声をあててほしいです。
せっかく、5人の皆さんが出演していらっしゃるんですから。

現在のショーでは、素顔公演のときのみ、名乗り台詞部分の声が役者さんご本人の声になっています。 デカレンジャーショー・素顔公演から、この形になりました。

アクターさんの高台から飛び降りたりする大アクションが、
迫力があり すごかったです。
5人とハートとの戦いに、苦戦を強いられたフラビージョはいったん退却します。

「助けてくれてありがとう」と、御礼を言う七海。
「君は誰なんだ?」と、たずねる鷹介。
「私は宇宙統一忍者流のハート。 シュリケンジャー様の弟子よ」
「宇宙統一忍者流? シュリケンジャーの流派だな」という一甲。
「私たち、仲間だね」と、うれしそうに言う七海。

ハートは「そろそろ戻らなきゃいけないから」と言って、いったんはけます。

ハートを仲間と信じる七海たちに、「何事も疑ってかかるのが忍者の鉄則だ」という一鍬。 
もちろん一甲も「そうだ。甘く見ているとひどい目にあうぞ」と言います。
このセリフ部分で、白川さんがセリフを噛んでしまっていました。

すると、七海は、「信じることが出来ないあなた達強情兄弟にわからせてあげるわ!」と言います。
強情兄弟の部分で、笑いそうになりましたが、笑いをこらえてみていました。

場面はかわって、敵のジャカンジャの場面。
フラビージョの失敗に、怒りモードのタウ・ザント。

タウ・ザントの声を担当されている方が、ものすごい迫力ある声で、鳥肌がたつくらいにこわかったです。
テレビ版以上だ、と思いました。

タウ・ザントは役に立たないフラビージョにかわり、自分の側近である超忍者のキラーとタイラーを出撃させます。

次の場面は、鷹介たちの会話の場面です。
ハートは七海に、どうして忍者になったのかと聞きます。
七海は自分の父親のことも含めて、忍者になった経緯をハートに説明します。
その会話中に、ジャカンジャが襲撃に。

ここで、鷹介、吼太、一甲、一鍬の生身のアクションが入ります。
皆さん、大変カッコよかったですが、中でも目を見張ったのが、白川さんの回し蹴りでした。
ピシッと決まっていて、とてもカッコいい場面でした。

その後、変身して戦います。
4人が戦っている間、七海はハートともに高台のほうへ逃げます。
ところが、ハートが七海に攻撃をしてきます。
「ハート!!」
「いったいどうしたの!?」
「私がシュリケンジャーの弟子だって? 笑わせるな!!」
なんとハートは、キラーが化けたニセモノでした。
キラーは七海を捕らえ、「攻撃をすれば、こいつの命はない!!」と言います。
攻撃することの出来ない4人は、キラーそしてタイラーの技に次々倒れ、一鍬、一甲、吼太、鷹介の順に、奈落へ落ちていきます。

次は、攻撃によるダメージに変身が解け、ふらつきながら倒れる4人の場面です。鷹介と一甲は舞台上の上手側に倒れ、吼太と一鍬は下手がわに倒れます。
さらに、キラーと中忍が容赦なく攻撃をし、苦しみながら倒れる4人。
そんな4人の姿を見て、七海は「みんな、ごめんね。 私が簡単にハートを信じたばかりに。本当にごめんね!」と、あやまります。

この直後、本物のハートが現れて、5人を救います。
そして、シュリケンジャーがファイヤーモードで登場。
シュリケンジャーの声も、吹き替えの方があてていらっしゃったので、違和感がありました。

シュリケンジャーに助けられた5人は、反撃に出ます。
最後は5人で再びシノビチェンジ。
力を合わせて、キラーとタイラーを一掃します。

ここで、気になったのがとどめの一撃となる必殺技でした。
ハリケンジャーの3人が武器を合体させた、トリプルガジェットだったにも関わらず、技の掛け声は、「ビクトリー!!」だったんです。

5人の武器を合体させた「ビクトリーガジェット」なら、「ビクトリー!!」と叫ぶのは納得できますが、トリプルガジェットなのになぜだろうと思いました。
しかも、一甲と一鍬は後ろで援護射撃をしただけでしたし。
ちょっと疑問に思った、戦闘場面でした。

キラーとタイラーを一掃した後で、七海は落ち込んでしまい、「ハートを信じた私が悪いの。 私、ハリケンジャーやめる!!」と、言います。

「七海、そうじゃないんだ。 こんなことになって、心も体も傷ついてしまった。それでも忘れないでほしいんだ。 人を信じようとした優しい気持ちを」と、肩を抱いて、優しく彼女を励ます一甲。

シュリケンジャーや、鷹介たちにも励まされ、いつもの元気を取り戻す七海。

「今日の失敗は、戦いの中で絶対取り戻すから」と言って、ショーは終了となりました。

ショーが終わった後で、司会のお姉さんと5人の皆さんのトークがありました。

トークの内容は、ビデオとDVDが販売されるということで、皆さんの思い出に残っている場面はなんですか、というものでした。

一甲(白川さん):「自分がシュリケンジャーになったこと」
先週放送された、「リングと復讐」の、あの場面ですよね。
会場の反応が全くなしでしたが、私は笑いがこみ上げてくるのを、必死にこらえていました。

一鍬(姜さん):「素でハリケンジャー達と戦う場面が印象に残っています」
これがちょっと、どの話をさしているのか私にはわかりませんでした。 
これからオンエアされるんでしょうか? 
もしそうだとしたら、楽しみに待ちたいと思います。

吼太(山本くん):「あやめおばあちゃんとのエピソード」
七海(長澤さん):「巻之三十の、フラビージョとのお話です」
山本くんと長澤さんが話してくれたエピソードは、私も一番印象に残っています。
で、最後の鷹介役・塩谷くんなんですが、トーク内容の主旨を取り違えてしまったようで、ビデオとDVDが出たら買ってくださいというようなことを言っていました。

こうして、12:15の回は終了しました。
私は、このあとすぐに、13:30の回の整理券のブロック・Aブロックへの移動を開始しました。
3回目のショーも、楽しみです。


<3回目・13:30の感想>

2回目のショーが終わってすぐに、Aブロックへ移動すると もうすでに列が出来ていました。
それでも、整理券をとるときに一緒だったお母さまの姿はすぐに見つかり、 無事に合流することが出来ました。
お子さんである男の子とも少し話をしてうちとけられました。

私のいとこも、もうすっかり大きくなりましたが 男の子の3人兄弟で、子供の頃一緒に遊んでいたのを思い出しました。

そして、スカイシアターの中へ。
この回、すごくうれしかったことが。
お母さまのおかげで、 前のほうの席へ座ることが出来たんです!
間近でショーを見ることが出来て、ものすごくうれしかったです。
本当に、ありがとうございました。

定刻になり、ショーが始まりました。
ステージが目の前なので、ものすごい迫力がありました。

2回目と少し違っていたところは、一番最初、ジャカンジャが襲撃に来て 鷹介たちが登場するところで、塩谷くんが「会場のみんな、大丈夫か?」と声をかけていたところです。

そのほかにも、一番最後の シュリケンジャーが現れて 5人全員でシノビチェンジするところで、 一甲と一鍬が「兄者!」 「一鍬!」と声をかけあってから、シノビチェンジしていました。
この声かけは、2回目の時にはやっていませんでした。

ストーリーのほうは、同じ内容なので省略しますが、席が前だったので、役を演じている皆さんの感情が伝わってきて
涙が出そうになる場面もありました。

この回は大きなハプニングもなく このまま無事に終わるかなあと思っていたところ、お話の最後にありました。

七海役の長澤さんのセリフで、「私、ハリケンジャーやめる!!」というのがあるんですが、この回は何を思ったのか、「私、シュリケンジャーやめる!!」と言ってしまって、会場内が大爆笑の渦になっていました。

そのどよめいた空気をお話のほうへ戻すように、白川さんが大きめの声で、「七海、そんなふうに自分を責めるな」と言っていました。
その白川さんの一声で 会場の空気が一気に静まり返りました。

ショー終了後のトークは、「好きな人は?」というものでした。
白川さんと姜さんは「やさしい人」、山本くんは「好き嫌いがない人」、長澤さんは「たくさん食べる人」、塩谷くんは「仮面ライダー王蛇みたいな人」という答えでした。

2公演を見ることが出来て、とてもうれしかったです。 
またこのようなショーがあったら見に行きたいと思います。

最終更新:2008年02月13日 16:49