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スカイシアター・アバレンジャーショー 2003/10/25

爆竜戦隊アバレンジャーショー「地球最大のピンチ! アバレマックス登場!!」素顔の戦士公演


観覧日:2003年10月25日・14:45(4回目・最終公演)の部
公演回数:4回公演(11:00、12:15、13:30、14:45)
場所:東京ドームシティ スカイシアター

<主な出演者>

伯亜凌駕/アバレッド 西 興一朗

三条幸人/アバレブルー 富田 翔

樹 らんる/アバレイエロー いとうあいこ

アスカ/アバレブラック 阿部 薫

仲代壬琴(みこと)/アバレキラー 田中幸太朗


<ショーのオリジナルキャラ>

ヒカル 宮村優子

ビルダー

シャドウ 岡本美登(よしのり)

メド―サ 野川瑞穂

アルファ

ベータ


<感想>

東京ドームシティアトラクションズ(旧名:後楽園ゆうえんち)へ着いたのが午後2時を回ったところだったので、整理券が取れるかどうかが心配でした。

入り口脇の整理券の配布場所へ走っていき、「まだ整理券ありますか?」と聞くと、「ありますよ」と答えてくださり、4回目の券を渡してくれました。

着いたのがものすごく遅かったのに、整理券をとることができてうれしかったです。

これだけ遅くに行って、整理券が取れるということは、以前のハリケンジャーショーほど来ている人が多くないということがわかりました。

ハリケンジャーの人気がどれだけすごかったかを、改めて実感させられました。

スカイシアターの専用入場券を購入後、スカイシアターの中へ入りました。



14:45になり、ショーが始まりました。

最初の場面は、らんる役のあいこさんと、アスカ役の阿部くんがバーミア兵と戦う場面からでした。

あいこさんのアクションと、阿部くんのアクションがキレがあってよかったです。

「爆竜チェンジ!」と叫んで、イエロー、ブラックのスーツアクターさんとそれぞれ入れ替わるんですが、叫んだあとに上段の上から奈落へ向かってジャンプする阿部くんがものすごくカッコよかったです。

このあとは、イエローとブラックのスーツアクターさんがエヴォリアンのトリノイド・シャークルマーガレット、ザクロバキュームと戦う場面になります。

イエローたちがトリノイドと戦っているところへ、ヒカルとビルダーがやってきて、「今からここは銀河連邦の統治下に入る」と宣言します。

トリノイドたちは、ヒカルとビルダーの攻撃を受けて、一時退散します。

ブラックとイエローのスーツアクターさんと入れ替わりに、アスカさんとらんるの二人が登場します。

らんるはヒカルたちに自己紹介をしますが、ヒカルは「我々にとって、おまえたちは敵と同じだ」と、持っている武器を突きつけます。

それをビルダーがなだめて、アスカさんとらんるに「無礼なふるまいをしてすまない」と謝ります。

ヒカルとビルダーはらんるたちに敵の存在をほのめかして、立ち去ります。

ヒカルとビルダーによって、新たな敵が迫っていることを知ったアスカさんとらんるは、「このことを凌駕さんたちに伝えましょう」といって、舞台上から姿を消します。



場面は変わって、敵のエヴォリアンの場面。

ミケラたちの前に、シャドウとメド―サが現れ、彼らを攻撃します。

「おまえたち、いったい何者だ!」と叫んで、ミケラたちは反撃に出ます。

しかし、シャドウとメド―サの攻撃に、手も足も出ないミケラとトリノイド。

そこへ、「シャドウ、メド―サ! それくらいでいいだろう!!」とデズモゾーリャの声が響きます。

「デズモゾーリャさま!!」と叫ぶミケラ。

「心配するな、ミケラ。この者たちは私が呼んだのだ」というデズモゾーリャ。

デズモゾーリャはシャドウ、メド―サにミケラたちと行動を共にするように命令します。

シャドウを演じている方の声が、ハリケンジャーのサーガインの声と似ている気がしました。 

ひょっとして、同じ人なのかな…?という疑問が浮かびました。


シャドウたちは狙いを地球に定め、手下のアルファ、ベータを伴って 襲撃に出ようとします。

会場の子供たちの「アバレンジャー!!」という呼びかけのあとに、レッド、ブルー、イエロー、ブラックのスーツアクターさんが登場します。

シャドウたちと戦いますが、4人は手も足も出ません。

そこへ、アバレキラーも現れ、シャドウたちにつきます。

レッドたちは爆竜を呼ぼうとしますが、シャドウとメドーサの力によって、爆竜が封印されてしまいます。

アバレキラーとシャドウの技の前に、レッドたちは倒れ、変身も解けてしまいます。

変身が解けた凌駕たちをキラーは、あざ笑うように攻撃します。

素顔の戦士出演公演でありながら、壬琴役の田中くんがなかなか登場せず、キラーのスーツアクターさんがずっと演技をしていました。

キラーたちの攻撃におされ、大ピンチの凌駕たち。

そこへ、ヒカルとビルダーが現れ、爆竜たちを救い出します。

解放された爆竜たちは、凌駕たちに元気な声を聞かせます。

ここで、アスカさんが「ブラキオ、無事だったのか―!!」と言っていました。

テレビ本編第2話のセリフで、とても懐かしかったです。

こうして、力を取り戻した凌駕たちは変身して、シャドウたちに挑みます。

この戦闘の最中、シャドウの攻撃からヒカルをかばったビルダーが倒れてしまいます。

これを見た凌駕の怒りが頂点に達します。

彼はアバレマックスに変身して、シャドウに「スラッシュマキシマム」を放ちます。

しかし、シャドウを完全に倒すことはできませんでした。

シャドウは「戦いは次だ」と言い残して、メドーサと共に立ち去ります。

シャドウの攻撃により、深手を負ったビルダーは、仲間との絆が大切だということを言い残して、命を落とします。

らんるは、ビルダーを救えなかったことをヒカルに謝ります。

ヒカルは「そんなに落ち込まないでよ。 あなたたちがそんな顔してたら、私だってどうしていいかわからない」と、励まします。

そして5人に、地球のことは任せるというようなことを言って 去っていきました。

このあとのラスト場面で、やっと 田中くん演じる壬琴が登場します。

この場面だけしか出番がないので、ものすごく出番が少ないなあ…と思いました。

田中くんが登場したときに客席から 「この場面だけ?」という声と共に、笑いが起こりました。

ここで、田中くんが壬琴の声のトーンのまま 客席に対して 「おめえら、笑ってんじゃねえ」と言った為(アドリブだと思われます)、客席がさらに爆笑の渦に包まれました。

この後、凌駕たちにいやみを言って ステージから去っていきました。

最後のトークは、「これからも続きますので、また見に来てください」というようなコメントをされていました。


ショーの間、ずっとひっかかっていたシャドウの声。

家へ帰ってからハリケンジャーのビデオを確認したところ、サーガインの声と同じでした。 

シャドウを演じていらっしゃるのは、岡本美登(よしのり)さんであることがわかりました。

さらに、以前のハリケンジャーショーで、超忍者キラーの声及びスーツアクターを担当されていたことも、他サイトのレポでわかりました。
最終更新:2008年07月25日 17:23