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独特の間を置いて話し始めた。視線が一瞬、宙を舞い、どこかに焦点を合わせると自信に満ちた表情が広がった。

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  第2の球児は江草と能見や!

今シーズンさらなる飛躍が期待される能見=安芸(撮影・山口 登)

 第2の球児は江草、能見―。沖縄・宜野座、高知・安芸と約1カ月の春季キャンプを打ち上げた阪神・岡田彰布監督(48)が2日、今季大ブレークする候補に江草仁貴(25)、能見篤史(26)の両左腕投手の名を挙げた。昨季、セットアッパーに藤川を抜てきした指揮官のセンサーがビビビと反応。見る目に抜群の“実績”を誇る勝負師が今季初予言で期待を膨らませた。





  独特の間を置いて話し始めた。視線が一瞬、宙を舞い、どこかに焦点を合わせると自信に満ちた表情が広がった。 「江草と能見なあ。他のチームの誰が見ても、自分のチーム(の選手)とか関係なくいいよな」。岡田監督の頭脳には、2人の華々しい活躍が映像としてくっきり映し出されているようだった。

 昨年、岡田監督はブルペンでの藤川の投球を見て活躍を確信。セットアッパーとして役割を固定し、リーグ優勝の立役者へと育て上げた。もちろん確かな眼力は衰えてはいない。打者よりも投手を重点的に見つめ続けてきた指揮官は、ブルペンでしっかりと目を光らせていた。優勝の原動力になり得る選手は誰か。第2の藤川は―。その目にかなったのが江草、能見の2人だった。

 「江草は去年は中継ぎだったけど、1軍でやって自信になったと思う。このキャンプ中も実戦2度、投げたけど、ブルペンどおりの球をゲームで見せてくれている。能見は去年、クセ(を見抜かれる)とかで中だるみみたいなのがあったけど、後半はいいものを見せてくれた。冬を越してボールが良くなった。2人が飛び出してたよな」

 次々とわき出る賛辞の言葉。ただ褒めているだけではない。06年シーズンの戦いを想定し、2人の役割をシミュレーションしている。今季は井川、下柳に続く左腕のローテ投手の抜てきを考えており「江草は(先発)候補としては一番やな」と高評価した。

 左ひざ治療のため渡米中のウィリアムスは開幕での出遅れが必至。今後は「(能見と)どっちになるか分からんけど、どっちかが前(先発)と後ろ(中継ぎ)になってくると思う」。ウィリアムスの代役も含めて期待をかけ、オープン戦で競わせるつもりだ。

 現在はWBC日本代表の藤川、久保田がチームを離れている。「いろんなテストができる」と若手を積極的に起用する方針。実戦から独特の眼力で適性、潜在能力を見抜いていく。満員の甲子園を沸かすのは江草か、能見か。連覇を思い描く指揮官の“予知能力”に運命は委ねられた。