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岡田監督に直撃インタビュー(第1回)

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岡田監督に直撃インタビュー(第1回)①

 安芸キャンプを打ち上げた岡田監督に直撃インタビュー。2年ぶりの優勝、日本シリーズでの4連敗。これらに監督は「これが岡田野球よ」と真正面から答えた。
 1回目は、米へのポスティング移籍を求め、球団との初交渉が12月2日に決まった井川への思いのすべてなどを語る。


 ―1年間お疲れさん。
 「ありがとう」
 ―いきなりやけど、監督は井川という存在をどう見ている?
 「一番勝てるピッチャー。それだけや。この何年間そうだったし、今季(13勝)にしても、下柳が井川の上(15勝)を行くなんて、だれが思ってた?」
 ―確かにだれも思わんかったわなあ。
 「これは考え方の問題。年間にチームが消化する1300イニングのうち、井川は200イニング投げてくれるんやで。それも4年も5年も続けて年間のローテを守り通してくれてる。
6分の1を投げるということは、(先発6人と仮定して)数字からいけばリリーフがいらないくらい投げてる計算になる」
 ―『なんで井川をエース扱いするんや』という声もある。
 「“扱い”やなくて、エースなんよ。何勝するか、なんてのは後からの話よ」
 ―8月31日、9月6日の中日戦とか日本シリーズ初戦とか、大事なところで勝てないイメージがあるんやなあ。
 「よくそう言われるんやけど、二回や三回の序盤で『きょうはあかんなあ』いうようなピッチャーもおるけどな、井川は絶対に五回までは投げ切りよるよ。そんな見方をなんでせえへんのかな。
何勝したら、ということではないんよ。五回までに4点も5点も取られるようなピッチャーは、200イニング絶対に行けへんもん」
 ―星野SDは『(メジャーへ)もう行かしちゃれ』と言った。しかし岡田監督の思いは『井川は手放さん』で変わらんということやね。
 「(気持ちに)何にも変わりはない」

岡田監督に直撃インタビュー(第1回)②

 ―日本シリーズが終わって3週間。今、振り返ってどう?
 「やった気がせえへんわ(笑)」
 ―こっちも見た気がせんわ(笑)。冗談はさておき、初戦の初回に赤星が出塁、2球目にスタートしたのに鳥谷がファウル。そこで流れをつかめんかった。
 「本当は初球にスチールのサインを出したんや。けど、行けんかった。しかもストライク。ボールやったら0―1からの2球目、鳥谷は手を出さんかったんやけどね。そういうことが、だんだんとずれていった」
 ―日程の不利もいろいろ言われたけど。
 「それは最初から分かってたことやん。ただ(準備期間中の)失敗はあった。シーズンが終わって、ちょっと休んでから安芸で調整しようと思ってたんやけど、移動もせなあかんし、宮崎でフェニックスリーグもあったりで結局、妥協してもうた部分がある」
 ―短期決戦ならではのキーマンが出てくる展開にならんかった。
 「一番迷ったんは初戦。DHで浜中をどうしようかという…」
 ―右の清水やったけど、DHの使える千葉で使う手はあった。
 「使うとすればそこしかなかったんやけどね…。そやけどシーズン中に、満足に野球できんかった選手を使いたくなかったんよ。周りはどう思うか分からんけど(チームの)中の人間にすれば、
やっぱり1年間やってきた選手が日本シリーズという最後の大舞台に上がるのが当たり前やし、それによって浜中も来年以降『ちゃんと守れるようにならんとアカン』と思ってくれるはずよ」
 ―外から見ても分からない部分か…。でも第3戦、同点の四回一死満塁で、里崎のショートゴロ。微妙な判定でゲッツーにできんかった。下柳も激しく抗議した。
それでも監督は動かんかった。あそこは監督が猛抗議することで、ナインを鼓舞するとこやったと思うけどなあ。
 「フォースプレーは審判の見方やもん。あれで行っとったら毎試合行かなあかんようになる。そんな場面での勝負やないんよ。あのプレーが何で出たかということ。満塁にせんかったらええんよ。まずそこ(が問題)や。もっと冷静に野球をせんと」
 ―それでもファンや選手には、目に見えることでしか分からんときもある。事実、9月7日の中日戦は、岡田監督の猛抗議で歴史に残る試合になった。
 「あのとき、ほんまは…」
 (第2回に続く)

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