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不敵な笑み

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かなわぬコイも…補強戦略修正なし

阪神がFAでの獲得を決めていた広島・黒田博樹投手(31)が6日、宣言せずに残留を決め、広島市内で会見を開いた。この一報を受けた阪神・岡田彰布監督(48)は「宣言せんかったらこっちはどうしょうもないからな」と“恋人”にふられガックリ。しかし「最初から黒田を当てにしていたわけやない」と強気な姿勢も見せ、改めて若手投手陣に奮起を促した。

 その一報はあまりにも衝撃的だった。

 『黒田、FA宣言せずに残留』-。

 岡田監督は早朝に知らせを受けると「どっちにしろ7日になったら分かることや」と平静を装ったが、その顔は表情をなくしていた。

 井川の流出が避けられない情勢になってきた今、その穴を埋められる存在は黒田をおいてほかになかった。すでに春先から調査を進め、獲得の手応えを感じていただけに、この結末は予想外だった。

 黒田の残留会見を受けて「宣言せんかったらこっちはどうしょうもないからな。宣言すると思ってた。したら行くつもりやった。現場もフロントも方向性は決まってたけど、100%獲れるというのもなかったわけやから」と落胆した。

 獲れないとなれば、補強案を再考せねばならない。「最初から黒田を当てにしていたわけじゃない」と強気な面ものぞかせた指揮官は、FA、トレード、獲得間近のボーゲルソングに続く外国人のいずれの案も否定、あくまで現有戦力の底上げにこだわった。

 「修正はない。井川がポスティングになった場合、左だけじゃなく右もチャンスがある。少しでも穴を埋められる投手が出てきたらいいんやから」

 もう左右にこだわってはいられない。井川が投げてきた200イニングを埋め、14勝分を埋めなければならない。キャンプに参加している若手投手陣に加えて、ハワイ・ウインターリーグに参加中の能見、江草らにさらなる期待がかかる。

 黒田獲得となれば、エース格として開幕投手の有力候補になったはず。それが白紙に戻ったのだから痛恨だが、そっぽを向いた“恋人”にいつまでも未練を残していても始まらない。

 “黒田ショック”を乗り越えた先に、躍動する若虎の姿があるはず。そう信じるしかない。前だけを見る岡田彰布の頭脳がまた、めまぐるしく作動し始めた。

「黒田残留」の発表にも岡田監督は不敵な笑みを浮かべ強気な姿勢を見せた=倉敷  

http://www.daily.co.jp/baseball/2006/11/07/0000160133.shtml

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