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大全紙焼いてみました

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匿名ユーザー

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大全紙に挑戦


昼飯食ってから暗室で色々と準備。
国内で大全紙(20x24)サイズの道具をそろえるのは難しいので、手元には全紙(18x22)サイズの道具しかない。印画紙は売ってるのになぁ。

薬液を準備する。
5リットル分用意したのだが…かなりギリギリです。コンク式の現像液が一本まるまる空になりました。ほんとは10リットルくらい必要みたいです。バットも全紙サイズまでなのだが、10リットルあれば大全紙も充分処理できるみたい。5リットルだと端っこが沈みませんでした…。

印画紙はオリエントのマルチグレードWP。
さすがに二浴定着や、水洗・フラットニングの手間を考えるとバライタには行けません。今回は「大全紙を焼くテスト」のがメインなので良し。

全紙のイーゼルを最大にセット。
挟む分には問題ない。ただし、やはりはじっこが余る。大全紙イーゼルは必要みたいです。

露光。
最初はテストということでF8で時間を10にセット。
…薄すぎ。まあ当たり前か(^^;
時間を50にセット。まだ薄い。
一段開けてF5.6、時間を80で露光。ようやく納得のいく濃度に。
さすがに露光に時間かかります。

現像。
さすがにこのサイズだと印画紙をピンセットで拾うのは無理。
バットを揺らして撹拌、ゴム手袋をして両手で持ち上げて次のバットへ。

定着処理して水洗。
35mmから伸ばしたのに、全体のサイズが大きいので粒子が気になりません。大迫力。露光の時に色々手を加えなくても、一発焼きで充分見れるものになります。
これは楽しい。

調子に乗って中判からも伸ばし、3コマ分15枚ほど焼きました。
水洗が終わった印画紙から水気をふき取ってせいろうで乾燥させる。

雑感

  • 大きいと迫力があって楽しい
  • やっぱり大全紙用の道具必要
  • 薬液はケチらない方がいい
  • 大全紙のバライタは自宅では厳しい
  • バライタでいくなら小全紙までが実用範囲
  • 冷光源引伸機はWP紙と相性がわるい
  • LPLの全紙バットは大全紙も入る
  • 「4号せいろう」は大全紙がぴったり入る

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