車載 > ホットイナズマもどき
これなんぞ?
ホットイナズマという製品がある。
サン自動車工業さんの製品で、電装系チューンの代表格ともいえる製品である。
サン自動車工業さんの製品で、電装系チューンの代表格ともいえる製品である。
まぁ効果があるかはとりあえず置いておこう。
いったいどんな効果があるのかというと、ホームページに書かれている言葉は、
独自の蓄電システムにより、電力の安定供給を実現。
だそうだ。
それと「ほぼ(?)」同じものを作ってみようということだ。
独自の蓄電システムって?
簡潔に(答えを)言うと、
コンデンサが入っています。
えぇ、ただそれだけ。ホットイナズマにも種類がいくつかありますが、
ほぼコンデンサの容量がちょっと違うだけ。
(例:4700μF vs 470μF)
ほぼコンデンサの容量がちょっと違うだけ。
(例:4700μF vs 470μF)
…らしい。
そんなんで効果あるの?
それはとても難しい質問ですね。
その謎を解くために一つずつ考えてみましょう。
その謎を解くために一つずつ考えてみましょう。
- ホットイナズマにはコンデンサが入っている(例:4700μFのコンデンサ1個)
- コンデンサは電荷を蓄えるものである。ただしバッテリと比較すると小容量。
- 小容量だったら、コンデンサは必要ないのでは?
- 容量の話だけすれば確かにコンデンサは必要ない。
- じゃ、何か要る理由があるのか?
- 一つ考えられるのは放電の速度である。
- バッテリが大容量なのは、化学反応を用いてエネルギーを蓄積しているためである。(銅と硫酸と鉛となんだっけ?)
- つまり化学反応の時間が「多少なりとも」存在することになる。
- それを確認する一例は、エンジンをかけた時に電圧が瞬間的に下がる現象である。
- そこそこ有名な現象だし、確認も容易。正否は自力で確認しておくれ。
- 理由はエンジン始動のための高トルク(回す力の強い)モーターであるオルタネータに「電圧が影響受けないぐらいの」電流を流しきれてないから。
- モーターの始動って、すっごい電力(電流)使うのよ。
- つまり車においての電力源であるバッテリーでは、化学反応による時間的制約のために電力を供給しきれずに、瞬間的に電圧が降下する場合が存在する。
- 車を普通に走っらせている間にも「大なり小なり」発生する。
- じゃ、その電圧降下を防ぐ(軽減する)方法はないのか?
- 化学反応による電力源ではなく、電荷を直接溜めてある電力源を用いればよいのではないか。
- で、コンデンサ・キャパシタをバッテリーに接続したら効果があるのじゃないかという意見が出てくると。
ほんとにその通りに効果があるの?
もちろん疑問点は存在する。
前提条件:
前提条件:
- 瞬間的に電圧が低下する場合がある。
としてだ。
瞬間的に電圧が下がることが「他の物・現象」に対して「どんな・どれぐらい」の影響があるものなのか。
これが定量的に出せない。
もちろん車種もいろいろあるし、いろんな年式、内部の方式があるからだ。
宣伝項目に書かれていることは鵜呑みにはできない。
もちろん車種もいろいろあるし、いろんな年式、内部の方式があるからだ。
宣伝項目に書かれていることは鵜呑みにはできない。
まぁそれはさておき。
前置きが長すぎました。さっそく作成いたしまSHOW~。
<続きは執筆Chu-♪?>