作:SSライター 力の二号 ◆u7IV4.RZno
176名前:力の2号◆u7IV4.RZno[]投稿日:2006/08/24(木)21:14:15.47ID:mncPIcn30
栄「あーくそ、予定の時間より少し遅れちまったな……。 お、もうラボか。失礼しまーす」
博「アーーーーーーーーーーーゥ!!栄一ィィ! 遅いのであーる!遅くて遅くてスロゥリィィーーー!!」
栄「遅れてすいません。ドクター」
博「にゅわ~~んであるか、その気の無い誠意の無い罪意の無い謝罪は! さては貴様このスーパードクター、ウェイ=フォン=グロゥリアーーー!の時間を 無為に消費させることがどれだけ無駄で愚かしい行為か分かっていないな!? 絶望した! 貴様のあまりの遅さ愚鈍さ無駄加減に絶望した! 自分の輝く才能に誰もついてこれないこの世界に絶望した!」
栄「すんません、日本語で話してください」
博「フッ、我輩言語センスにおいても滲み出る才能が鬼才天才大喝采なのでな。 まあ栄一如き凡人に付いてこれないのも無理は無いというかむしろ必然! この世に偶然なんて無い、あるのは全ては必然だけなのであーーーる」
栄「やかましいわ■■■■ーー!! お前もう黙れ――!!!」
ボ グ シ ャ ~ ! !
博「ドゥブッファーーー!! グフゥ、相変わらず目の覚めるような良いアッパーだ……。 思わず電離層突破してしまうかと思ってしまったのである……」
177名前:「俺と博士と新兵器」力の2号◆u7IV4.RZno[]投稿日:2006/08/24(木)21:15:35.28ID:mncPIcn30
栄「で、博士。一体何の様なんです? 真面目に仕事してる人を呼びつけたりして」
博「オウ、その件についてなのだがな。 お主にはちょっと実験体になってもらおうと――」
栄「断る」
博「安心しろ、再改造ではない。 実はだな、お主ら戦闘員用の強化版外骨格スーツを 3種類ほど開発したのでな。 お主に実際運用してもらって、稼動データや実戦で運用してみての 意見を出してもらおうというわけだ」
栄「なるほど、強化スーツですか……」
博「我輩が総力を結集して作り上げた強化スーツは3種類! それぞれ異なるコンセプトを元に設計されている!! まずは1つ目!右腕を強化したタイプ・ジョルジュ! 続いて2つ目!突進力を重視したタイプ・ホライゾン! そして3つ目!防御力を鍛えたタイプ・スカルチノフ! さぁ栄一よ、好きなのを選ぶがよい!」
栄(どれにしよう…… >>180 頼んだ!)
178名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2006/08/24(木)21:16:50.44ID:BD9+e+aK0
カウンター能力に優れたタイプ・ツン
179名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2006/08/24(木)21:20:31.64ID:Z6G4LkA7O
2
180名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2006/08/24(木)21:20:42.37ID:BD9+e+aK0
引きこもり能力に優れたタイプ・ドクオバーボン能力に優れたタイプ・ショボーン
馬鹿なこと言ってないでじゃあとりあえず内藤で
181名前:「俺と博士と新兵器paart3」力の2号◆u7IV4.RZno[]投稿日:2006/08/24(木)21:39:09.43ID:mncPIcn30
栄「うーーん、じゃあ、二番目のタイプ・ホライゾンでしたっけ それでお願いします」
博「そうかそうか! さすが栄一!そんじょそこらの凡才とは一味違う! 目の付け所がシャープです!そこに痺れるあこがれるゥ!」
栄「はぁ……」
博「だがいくらシャープであろうと凡才は凡才! 凡才は天才に勝てず、そして凡才が一生かかっても勝てぬ 天才すら超越したこの我輩こそ真の最強! 我!最強ナリぃ! 最強である以上我輩と並ぶものなど居ないゆえ、 我輩の前では全てがくすみ輝くをなくす! ああ恐ろしい、この我輩の留まる所を知らぬ黄金旋風の如き 究極の頭脳が! できすぎた子でゴメンなさい 呪うなら我輩と同じ時代に生まれた事をうらむのであーーーーーーーーる!!!」
栄「で、どれがそのホライゾンなんですか?」
博「ふっふっふ、スルーさても我輩コートの中なら平気だもん! 『でも、涙が出ちゃう。だって男の子だもん☆』」
栄「人 の 話 を 聞 け ------- !!」
ドコオぉ―――――――z________ン!!
182名前:「俺と博士と新兵器paart4」力の2号◆u7IV4.RZno[]投稿日:2006/08/24(木)21:52:51.11ID:mncPIcn30
博「ゲフゥ……ッ! 今度はボディか……!」
栄「もう一度聞きます。 どれがホライゾンスーツですか?」
博「いやだからその握り拳を解いてからに してもらいたいなーなんて思う我輩平和主義者な訳だが」
栄「そうですか……次はテンプルあたりにするか」(拳を鳴らしながら)
博「OK分かった、ホライゾンはお主の目の前のヤツだ! そのタイプ・ホライゾンを着て、トレーニング室まで来てもらおうか!! このスーパードクター、ウェイ=フォン=グロゥリアーーー!が 特別に実際スーツを動かしながら軽くレクチャーしてやろう!」」
ートレーニング室ー
栄「ふーん、来た感じは普通のと変わりはないなあ…… それにしても、ドクターは何やってんだ……?」
博「レィディイーーース!ェーーン!ジェントルメェエーーーン! 大変長らくお待たせしましとぁーーーーーー!」
栄「いちいちピンスポとか音響とか使う前に、さっさと来てください」
博「うむ!たまにはシンプルに行くのもいいだろう! では「楽しい講習 Howtoホライゾン」を開港するので―――」
フォアーーーー、フォアーーーー、フォアーーーー ―――続く
183名前:「俺と博士と新兵器paart5」力の2号◆u7IV4.RZno[]投稿日:2006/08/24(木)22:00:15.87ID:mncPIcn30
フォアーーーー、フォアーーーー、フォアーーーー
栄「このサイレンは……!」
博「AAAコールであるな。フォックスでも出たか ……よし!」
ぴっぽっぱ……ぷるる……がちゃ
博「あーもしもし、アポロガイス子殿であるか? 今回は我輩の新兵器を試したいので、譲ってはもらえんかな? ……なに、マッサージチェア?そんなものが欲しいのか? その程度、いくらでも作ってやろう。……ふむ、ふむ。恩に着る。では」
ぽむ
博「よし、栄一!出発だ!」
栄「 何 が よ し だああぁぁぁぁ……(ドップラー効果」
111 名前:「俺と博士と新兵器part5」力の2号◆u7IV4.RZno [] 投稿日:2006/08/25(金)17:30:44.17ID:FNMXWXC00―現場―
赤「どうしたV.I.P!今日はやけに弱いな!」
戦1「アッー!アッー!(くそ、増援はまだか!?)」戦2「アッー!アッー!アッー!(もうすぐ博士が新兵器もって来るそうです)」戦1「ア、アッー!?(げ、あの変態が!?)」
赤「なんだか知らんが、このまま大人しく、正義の名の下に成敗されろ! チェリアアァァァーーーー!!」
Booooooonnn!!
赤「ぐわぁあぁぁぁ! な、なんだぁ!?」
博「はぁーーーはっはっはぁ! 久しぶりだな、赤いキツネ! ずいぶんと我輩の実験材料をかわいがってくれた様ではないか!」赤「……その名で呼ぶな!この■■■■め!丁度いい、今日こそけりをつけてやる!」博「いいだろう!貴様を栄えある新兵器の犠牲者第一号にしてやる! 行け!ホライゾン!!」
栄「ブーン,ブーン!(ええい、こうなりゃやってやる!)」
解説しよう!タイプ・ホライゾンの暗号化プログラムには加工が施されており、「アッー」の代わりに「ブーン」としかしゃべれなくなるのだ!
赤「ぬ、新型だと!?まあいい、かかってこい!」
栄「ブー--------ン!(どっせーーーーーい!!)」
112 名前:「俺と博士と新兵器part7」力の2号◆u7IV4.RZno [] 投稿日:2006/08/25(金)17:32:21.95ID:FNMXWXC00 Booooooonnn!!⊂二二二( ^ω^)二⊃ ズドガボギャーーーン
赤「のわああああっ! 何なんだ、この馬鹿げたタックルは!?」
博「ひゃーーーーッヒャッヒャッヒャヒャアアアアーーー! これぞタイプ・ホライゾンの特徴よ! 背面に装備したブーストユニットによって、 従来では考えられん突進力を生み出したのだ!」
赤「くそっ!フォックスサーベル!せぃやぁあああ!」
スカッ!スカッスカッ!
栄「ブ、ブー----ン!(うわ、アブねー!)」
博「ぶわーーーーー~~~~っはぁっはっはっはぁ! 相変わらず頭の周りが悪いな、赤いキツネよ! スカポンタンな貴様では追いつくことすら不可能よ! さらに更に更にィ!短時間ではあるが空中飛行すら可能なのが このタイプ・ホライゾン!」
赤「ええい、厄介なものを!」 博「行けィ、ホライゾン!我輩の夢と希望を偉大さを載せて! あの赤いキツネを、美味しく頂いてやるのであーーーーーる!!」
栄「ブーーーーーーーーン!」
114 名前:「俺と博士と新兵器part8」力の2号◆u7IV4.RZno [] 投稿日:2006/08/25(金)17:45:16.65ID:FNMXWXC00
博「行けィ、ホライゾン!我輩の夢と希望を偉大さを載せて! あの赤いキツネを、美味しく頂いてやるのであーーーーーる!!」
栄「ブーーーーーーーーン」
Booooooooooooooooooonnnnnnnn⊂二二二( ^ω^)二⊃
博「いまだ!必殺! ホ ラ イ ゾ ン ・ ダ イ ナ マ イ ツ !」
ズ ド ゴ オ ォ ォ ォ ォ ン !
赤「ゴファーーーー! な、何てネーミングセンスのない、かっこ悪い必殺技だ。くそっ!」
博「アーーーーゥ!ぬぅわにを云うかー! 名前といい威力といい、文句の付け所がない一品! これも全て全て全て!我輩の光溢るる才能によるものよ! ブワーーーーッハッハッハッハァーーー!」
赤(確かに恐ろしい威力だ……。特製スーツがぼろぼろだぜ……。 名前のアホさはともかく、侮りがたい相手だ……!)
赤「だが、弱点を見つけたぜ……!」
115 名前:「俺と博士と新兵器part9」力の2号◆u7IV4.RZno [] 投稿日:2006/08/25(金)18:09:20.29ID:FNMXWXC00博「ぬぅわにぃ~~~!?弱点だとうぅ!? 我輩の作ったものにはそんなものなど無い!」
戦「アッー!アッーアッー!(嘘だ!絶対嘘だ!)」戦「アッー、アッーアッー……(いや、あの人にツッコミを入れても無駄さ……)」
博「そうか、読めたぞ!ハッタリで我輩の油断を誘おうというセコい作戦であるな!」
赤「いや、そんなもんじゃねえ…… 弱点は確かにあるぜ」
博「ふん!あるというならやってみたらいいじゃない! そして失敗して泣いたら良いじゃなーーーーーい!!」
赤「ホライゾンとかいったか……確かにスーツは厄介だ だがな、テメエは相変わらず弱いままじゃねえか!」
博「あ………」
赤「フォックスブラスター!食らえ■■■■ーーー!」
バキュゥン!バキュゥン!
博「オーーーゥ!ノオオーーーーー!ノオォーーーーー!」
チュドーーーン
博「ぎゃあああぁぁぁーーーーー!!!」
116 名前:「俺と博士と新兵器part9」力の2号◆u7IV4.RZno [] 投稿日:2006/08/25(金)18:17:17.64ID:FNMXWXC00赤「どうだ!」
よろよろ
博「げふぅ、相変わらず痛い……。 それはともかく、ホライゾンはどうしたであるか!?」
栄「…………(気絶中」
博「ノーーーーーーーーーーーゥ! 必殺技の反動で気絶しているのであるかーーーーーー!! ぬわんてこったーーーーい!!」
赤「どーするよ、まだやるかい?」
博「ぐむぅ……。まあいい。本日はこのくらいにしといてやるのである! ホライゾンの実戦データも取ったことであるしな!! 赤いキツネよ、つぎこそメタタァッ!としてやる故首洗って 遺書書いて墓作って待っているのがモアベターであるぞーーー!」
ずだだだだ……
戦「アッー!アッー!(博士ー!おいてかないでー!)」戦「アッー!(逃げろー!)」
赤「逃げやがった……。 あいつらホント逃げ足だけは一級品だな……」
118 名前:「俺と博士と新兵器part11」力の2号◆u7IV4.RZno [] 投稿日:2006/08/25(金)18:30:34.32ID:FNMXWXC00赤「逃げやがった……。 あいつらホント逃げ足だけは一級品だな……」
栄「……ブ、ブーン……(……っう、なにがあったんだ……)」
赤「……あ」
栄「……ブーン?(……あれ?)」
赤「お前の仲間……みんな逃げちゃったぞ……?」
栄「……ブー------ーーーン!?(……ぇえええええええ!?)」
赤「どうする、あんた一人でもやるかい?」
栄←ブンブンと首を横に振る
赤「そうか。なら俺はもう行くぜ じゃあな」
ザッザッザッザッ……
栄「……ブーン(……助かった ブーン(帰ろ」
数日後、本部にて
アポロ「あ~~~、いい気持ち~~~ 癒されるぅぅ~~マッサージチェア最高~~」
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