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**食餌の順番で愛犬をしつけるのはかわいそうだ! 2005.09.29  愛犬を正しくしつけて、権勢症候群の犬、つまり、アルファ・シンドロ-ムの犬にしないようににはするには飼い主が食事を終わった後に愛犬には食餌を与えるべきだという自称犬の専門家が多い。生後、2,3ヶ月の子犬をしつけるのに食べ物で、嫌がらせするようなやり方をしないと、子犬のしつけもできないのかと言いたい。参考:「愛犬の権勢症候群その2」  愛犬はかわいがり、いやされるために飼う。その根本的本質的なことがわかってない自称犬の専門家、あるいは、調教師がいる。 本末転倒して、愛犬のしつけをしたり、本やHPに間違ったことをさも正論のように記述している。本人たちは、正しいと信じているから、始末が悪い。 HPに下記の文章がある。その一部を原文のまま引用する。類似の考えの人が多い。 ------------------------------- ★食餌の順番で上下関係を学ぶ  犬をしつけていく上で、食餌のマナーを教え込むことは重要なポイント。食餌のしつけがうまくいくと、犬は飼い主をリーダーだと思うようになり、その後のしつけもうまくいくからです。  犬はリーダーを中心にして群れて暮らし、常にリーダーに従って行動します。食餌のときもいちばん最初に食べるのはリーダーです。もし犬に食餌のしつけをせずに、飼い主の許可なく勝手に食べるようになってしまうと、その犬は自分がリーダーだと思い込み、飼い主の言うことを聞かなくなってしまいます。  そうなる前に、食餌のしつけはしっかりと行ないましょう。  -------------------------------  野性のオオカミの世界ではアルファ(リ-ダ-)が先に食餌を食べるだろう。そのことを愛玩動物の愛犬の世界にも、そのまま適用している所が問題だ 食べ物で嫌がらせみたいなことをしないと、飼い主をリ-ダ-だと子犬が思わないようなしつけは正しくない。生後、2,3ヶ月の子犬にまで飼い主は偉いと思わせないと、しつけもできないのかと聞きたい。  犬は本質的に人間に忠実な生き物だ。食餌の後先で、誰がリ-ダ-かを教えようとすることは愚の骨頂だ。そのようなしつけを子犬のされているブログを読んでいて、その子犬がかわいそうになったことがある。  飼い主が食事をするのを子犬は物陰に隠れるように覗いて見ているのだ。なぜ、私には食べさせてくれないのだと悲しい思いでいただろうと思う。 今では立派にしつけられているだろうが、そんなことをする必要はないと思っている。  食べ物は生き物にとって最も大切な物だ。それを先に食べるか、一緒に食べるかは一緒に生きていく上で信頼関係の元になる。愛犬はかわいがるために飼うのであって、服従さえるために飼うのではない。 愛犬と寝食を共にしたり、食事の準備などの都合で、愛犬に先に食餌を与えることもあっても良い。  愛犬のパナの食餌の質と量には気をつかっているが、食べ物をしつけの道具に使ったことはない。パナは鶏の手羽先などの肉類の食餌に満足し、好きなおやつがない。 しつけは言葉だけで行っている。飼っているというより、一緒に生活していると言った方が感覚的には正しい。 **医療ミスで愛犬死亡!提訴できるか? 2005.09.28  愛犬が獣医の医療ミスで死亡した場合は、その獣医が業務上のミスを素直に認めて、謝罪と補償をしてくれると信じている愛犬家が多い。世の中はそんなに甘くない。裁判事例を読むと、愛犬たちがかわいそうになる。  NHKが東京の悪徳獣医の金儲けのためだけの詐欺的な不正診療を取り上げた番組を放 映したことがある(05.6.2)。NHKが愛犬家の味方になって、獣医の不正診療を追求追放しようとの意気込みは高く評価するが、番組の終了後はむなしさを感じた。  悪徳獣医の不正診療をこの世の中から無くなすことは不可能に近いのだ。 日本獣医師会も都庁の行政の責任者も、悪徳獣医の不正医療行為については直接には関知しないとの立場だ。他人事なのだ。  その悪徳獣医が刑事事件で有罪が確定したら、医療審議会の審議を経て、医業停止などの処置をするということだ。つまり、愛犬を何匹、何十匹殺されても、その獣医の悪行が刑事事件として有罪が確定しない限り、その獣医の不正診療をやめさせることは出来ないということだ。  人の医療に関しても、相当な悪行をしても、「医業停止」や「免許取り消し」を受ける悪徳医師は少ない。 ましてや、獣医が乱脈診療で愛犬家を騙して金を巻き上げても、誤診で愛犬を殺しても、誰も本気には問題にしてくれない。そこに、悪徳獣医がはびこっている背景がある。  愛犬が医療ミスで死んだ場合などには、提訴して、損害賠償を請求することは可能だが、 実際は、泣き寝入りする愛犬家が多い。裁判に訴えても勝訴するのは難しい。法律が獣医に有利なように制定されているからだ。つまり、獣医がミスしたから愛犬が死んだのだということを飼い主が証明しなければならない。  獣医がミスを認めてくれると、簡単だが、言い逃れをしてミスを認めない。 専門的な誤診や治療ミスを実際に証明するのは、明確なミスがなければ証明するのは困難だ。弁護士に頼んでも、弁護士は法律の専門家であり、医療の専門家ではない。  獣医は言い逃れをして責任を認めない。そこに動物医療訴訟の難しさがある。悪徳獣医が大きな顔で横行している要因がある。平然と、また、乱脈診療や誤診を繰り返して、金儲けを続ける。何か変な世の中だ。  悪徳獣医が多すぎる。かかりつけの獣医が誠実な獣医かどうかを日頃の言動から判断しておくことが肝要だ。求めてもないのに、ワクチンなどを強要するようだと、要注意だ。 **キンチョ-ルで愛犬のノミやダニ防止! 2005.09.27  夏山にはダニが入る。愛犬には敵だ。フロントラインは使用しないで愛犬と登山を200回以上もして、ダニ防止はどうしているのだと質問される。 フマキラ-、ア-ス・ジェットおよびキンチョ-ル等の家庭用ハエ、蚊などの駆除剤を使っている。これらの商品の成分はレスメトリンとフタルスリンで同じだ。  登山のスタ-ト地点で下車したら、愛犬が地面に付く部分、すなわち、足と腹の部分だけに、フマキラ-を噴霧すればよい。皮膚にはつけずに、毛に臭いが付く程度にわずかでよい。それで、一日は大丈夫だ。 念のため、帰宅後は、風呂に入れて確認した方が良い。  レスメトリンとフタルスリンはピレスロイド系駆虫剤で、天然の除虫菊の成分を真似て合成した化学物質で、昆虫類には神経毒で殺虫力が強い。 一方、人は体内で、その薬を分解してしまうので、低毒性だ。  通常、大量でない限り、中毒することはない。薬剤をなめた程度なら、口をゆすぎ、家庭で様子を見ていても差し支えない。皮膚についたら、石鹸で洗い流したらよい。  ノミやダニ対策には怖い農薬のフロントラインよりも、家庭用品として広く使用されているフマキラ-などを使用した方が愛犬の健康によい。 公園などに行くときも、愛犬の散歩の直前に、足やお尻など愛犬が土につく部分の毛にわずかにスプレ-するだけで、ダニやノミの付着防止になる。皮膚に付けないように心がけることが大切だ。完璧とは言えないが、かなり有効だ。  フロントラインのように愛犬の皮膚に付けて、愛犬の体内に浸透させるようなことはしなくてよい。危険な薬剤が愛犬の体内に入るということは、副作用の原因になる。 フロントラインの有害性については「フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 」 に詳述してある。  愛犬のパナにはフロントラインを使ったことがない。東京ではノミやダニで困ったことはない。 -----------------------------  化学的薬理学的に興味のある人には下記の記述も参考になる。 レスメトリンのADI :0.125mg/kg/day で安全性が高い。  ADI(Acceptable Daily Intake)とは、許容一日摂取量のことだ。 人がその化合物を毎日摂取し続けても、安全性に問題のない量だ。 一日当たり体重1kgあたりのその化合物の重さで表す。 体重50kgの人なら、上記数字に50を掛けた数量のレスメトリンを毎日摂取しても安全。それを越すと危険だ。  レスメトリンのマウス経口LD50 : 435~400mg/kg で安全性が高い。  フタルスリンのマウス経口LD50 : 1,920~2,000mg/kgで更に安全。  経口LD50とは、マウスに薬を食べさせた場合、50%のマウスが死ぬ薬の致死量だ。 人の場合は、その数字に自分の体重、たとえば、50kgの人は50を掛けると、安全性の目安になる。フタルスリンを約100g食べると、死ぬ確率は50%だ。 フタルスリンは粉末だ。それを半分の50gくらい食べても死なないほど安全ということだ。  フロントラインの主成分であるフィプロニルについては、信頼できる経口LD50の数値が見当たらない。農薬であり、蜜蜂やゴキブリが死ぬ薬剤だ。怖い化学物質だ。 **狂犬病注射で水俣病になる!? 2005.09.06  チメロサ-ルという有機水銀化合物が、狂犬病ワクチンには殺菌防腐剤として入っていることを狂犬病ワクチンメ-カ-が公表している。 犬1頭分のワクチン1ミリリトリットルにチメロサ-ル0.1mg入れてあるとのこと。100マイクログラムだ。  チメロサ-ル(thimerosal)は犬だけのワクチンだけでなく、人のワクチンにも使用されている殺菌防腐剤だ。一般には柔らかく表現して、保存剤と言われている。 日本脳炎や2種混合、3種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)のワクチンにも含まれている。チメロサ-ルを使用してないワクチンも開発されつつあるようだ。  米国や欧州ではチメロサ-ルはすべてのワクチンから除去しつつある。 幼児に有機水銀が蓄積して、水俣病みたいな病気になるのを避けるためだ。 世界保健機関(WHO)もメチル水銀の週間耐容摂取量を1.6マイクログラム/Kg体重/ 週以下と定めている。 マイクログラムとは1gの百万分の1の量だ。 日本の狂犬病ワクチンに入っている有機水銀の量は、メチル水銀換算で、WHOの基準をはるかに超えている。  前の随想に記述したように、オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病のワクチン注射は法律で禁止している。イギリスや北欧諸国は注射の義務はない。任意だ。 それらの国は日本と同じように狂犬病が根絶している国だ。  なぜ、55年も前に制定した狂犬病予防法(1950年)で、未だに毎年注射するように強制しているのだ。諸外国から、動物虐待だと非難されている。  狂犬病が根絶してないアメリカでさえ、3年に1回注射すればよい。ワクチンの効力は3年はあるから、予防のためには3年に1回でよいとしている。 日本は48年間も狂犬病は発生してない。 関係機関や関係業者が儲けるために、犬が犠牲にされている。多くの犬が狂犬病の副作用で殺されている。犬死にだ。補償もされたてない。殺され損だ。  人のワクチン接種は一生に1回のものが殆どだ。それでも、ワクチンに含まれるチメロサ-ルの有機水銀が問題にされている。  狂犬病ワクチンは毎年注射だ。有機水銀は体内に蓄積されることは多くの事例で明らかだ。年老いた愛犬は堆積した有機水銀で、水俣病のような症状を呈することになる。 既述のように狂犬病ワクチンにはアナフィラキシ-・ショック死もある。  日本の犬に関する文化は低く、政治も貧困だ。犬を副作用死させて、利益団体が莫大な利益を上げて喜んでいる。狂犬病ワクチンは200億円市場だ。その陰で、多くの愛犬が副作用で殺されている。用済みの時代遅れの悪法は改廃すべきだ。  既報のに詳述してあるように、犬の登録率は全国平均で51%で、狂犬病ワクチンの注射率は38,6%だ。多くの国民が狂犬病予防に疑問を感じているということだ。  先代の愛犬も今のパピヨンのパナも一度も、すべてのワクチンの接種をしたことがない。愛犬を副作用で殺すわけにはいかないからだ。裁判をして、罰金を取るというなら、喜んで支払う。全国に狂犬病予防法の改廃を訴えるよい機会になる。 **なぜ、犬恐怖症の人がいるのか? 2005.09.25  近隣に住む5~6歳の男の子が、10m以上も遠くを歩いている子犬を見つけると、驚愕の大声を出して、屋内に駆け込む。猫よりも小さい体重2.7kgの子犬だ。  ノ-リ-ドなので、ほかの子供達は子犬を見ると、「パナちゃんだ~。」と言って、追っかけたり、抱き上げたりしてよろこんで遊ぶのに、その子だけは怖さで身が震えているのではないかと思うほど怖がる。直ぐに子犬を呼び寄せ、抱き上げることにしている。犬好きな子供たちは不服そうな顔をする。    犬を怖がる原因は大別して二つある。 その一つは、ホモサピエンスのヒトが太古より引き継いでいる動物恐怖症の遺伝子のDNAに由来するものだ。ヒトは太古の昔、凶暴な動物から逃げ回っていたからだ。  その遺伝子の濃淡がヒトによって違うようだ。 また、その遺伝子の影響は成長とともに低減するのが普通だ。子供が犬を怖がる割合よりも、大人のそれは少ない。  犬を怖がる原因の二つ目は幼児期や成人する過程で、犬によるショックを受けたことだ。そのショックが大きいと、それがトラウマ(心の傷)になり、いわゆるPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる。  地下鉄サリン事件後、地下鉄に乗れなくなった被害者と同じような心的現象だ。  犬恐怖症の人は犬の大小にも、おとなしいかも関係ないのだ。犬だから怖いのだ。そのことは愛犬家が十分に認識しておいた方がよさそうだ。犬をその人から遠ざけるのが最良の配慮なのだ。  犬恐怖症の治し方については、通常のHP【犬恐怖症の人への配慮とその治し方】に記述してある。 **小金井公園の所長とガ-ドマンとのやり取り 2005.09.24  猫よりも小さい体重2.7kgの超小型犬のパピヨンを公園内でノ-リ-ドで遊ばせていたら、ガ-ドマンが来て、犬にリ-ドを付けろと、高圧的に言ってきた。  「この小犬が何か他人に迷惑をかけるようなことをしたのか」と聞いた。  「実は小犬が子供を噛んだことがある。」とのこと。  「そう言うこともあるだろう。新聞やテレビで知っていると思うが、最近小学生の女の子が同級生をカッタ-ナイフで斬り殺したね。君たちは公園に来る女の子は皆人を殺すおそれがあると警戒しているのか。」と尋ねた。無言で返事が無い。  しばらくして、別のガ-ドマンが来て、  「実は先日、大型犬が大人を噛んだことがあるのです。」とのこと。  「そう言うこともあるだろう。人を殺す人もいるのだから。君たちは公園に来る人は皆人を殺すおそれがあると入園禁止にはしないのか。」と聞いてみた。返事はない。  「わずかな事例をとりあげて、すべてを禁止しようとするのは小役人根性と言うものだ。帰って所長にそう伝えておけ。必要があれば所長を裁判所に呼びだしてもらう。」と言って引き取ってもらた。  それ以降はガ-ドマンはこちらのノ-リ-ドの小犬を見ても、見て見ぬ振りで避けるように立ち去って行く。    雇われガ-ドマンの中にはしつこく高圧的な輩もいる。所長の指示だから、リ-ドしろという。指示に従っているだけのロボットみたいな人と話し合っても無益なので、所長に会うことにした。  その公園の所長は「法律条例のことは知らない。面倒だから、犬はすべてノ-リ-ドを禁止している。」と平然と言う。  東京都の犬の係留(リ-ド)に関する条例を無視し、自分達の都合で何でも禁止してよいと思い上がっている。コンプライアンス(法令順守)の意識がない。小役人集団の歪曲した精神構造を垣間見る思いだ。民間企業なら、自分の仕事に関する法律条例を知らないと言ったら、会社の信用を失墜させかねないとして、即刻、降格して配置転換だ。  ガ-ドマンを雇い、犬のノ-リ-ドの取り締まりをし、民間企業の開催する犬のマナ-訓練教室の宣伝パンフレットを作成配布している。税金の無駄使いだ。癒着賄賂接待付け届けの温床だ。都民にとって不要迷惑な契約は解除すべきだ。  愛犬家都民は条例違反と税金の無駄使いを是認しない。     その後は前記のロボットガ-ドマンはノ-リ-ドの愛犬を見ても避けるように去っていく。  体重2kgほどのチワワを公園で遊ばせている中学生の女の子が私には「犬はリ-ドしなさい」と言うのよと不服そうな顔をした。 ** 犬用よりも人用シャンプ-の方が安全で安い! 2005.09.23  人用のシャンプ-は品質保証のために法律で、その成分表示を義務づけている。 人の健康を害するような原料を排除するためだ。シャンプ-の容器には必ず成分が明記されている。知らなかった人はご確認すると良い。  拙宅にあるL社のシャンプ-は29成分、K社のものは15成分が列記されている。もし、アレルギ-反応などの異常なことが起こると、どの成分が原因物質かの究明ができるようにしてある。だから、人用のシャンプ-は安全だ。  しかし、犬用のシャンプ-容器にはその表示がない。ご自宅にあるなら、ご確認できる。 つまり、何が入っているか不明だ。犬用の商品には法律の規制がない。インチキ商品でも、いかがわしい商品でも取り締まる法律がない。だから、誇大広告や虚偽広告も堂々と横行している。    しかも、愛犬用のシャンプ-は人用シャンプ-の約2倍ほどの高価格で販売されている。原材料が不明で安全性が保証されてない犬用シャンプ-の方が高価なのだ。不可解なことだ。  人も犬も哺乳類で、毛のタンパク質の成分は殆ど同じだろう。違うという科学的なデ-タを犬用シャンプ-メ-カ-は明らかにしてあるのか。何が違うのか。 その違いで、人と犬とではシャンプ-の成分を変更しなければ、犬の毛を綺麗にできないし、犬の健康を害することがあるのか。それを科学的に証明したデ-タは提示できるのか。そんなデ-タはないだろう。あるというなら、提示を求める。  子犬には低刺激性のシャンプ-を使いましょうとPRしている会社もある。その「低刺激性」の成分は明らかにしてない。 内容が秘密の商品に安全で健康によいという商品は古今東西ない。詐欺商品が多い。  愛犬の世界は妖怪のすむ伏魔殿だ。法律の光明が届かないブラックマ-ケットだ。詐欺商法も平然と横行している。 愛犬家は内容がはっきりしているシャンプ-を使うことが愛犬の健康を守ることだと自覚した方がよい。風説風評に惑わされないで、自分で物事を考え、愛犬の健康を守ることが大切だ。 ** 愛犬の年齢を人の年齢に換算する式 2005.09.22  愛犬の実際の年齢が人の年齢のどの位に相当するのか知っておくと、愛犬の飼い方やしつけなどの参考になる。簡単な換算式を作ってみた。  犬も「生まれ」と「育ち」で性格が決まる。「生まれ」は親犬から受け継いだ遺伝子のDNAの問題だ。容姿だけでなく、性格や頭の善し悪しも親犬から受け継ぐ。  「育ち」は生後の飼育環境の善し悪しだ。しつけの良否も関係する。 愛犬は生まれて1年で子供が産める。だから、生後1年はきわめて大切な時期だ。 1 愛犬が1歳以下の場合     Y。=1.5×m Y。は愛犬の人に換算した年齢      m は愛犬の実際の月齢       たとえば、生まれて2ヶ月目の愛犬の人換算年齢は  3=1.5×2 で3歳となる。 12ヶ月だと、18=1.5×12 で18歳となり、子供が生める。  愛犬のしつけは生後1年が大切だ。特に4ヶ月までは最も大切だ。いろんな事物に接して性格が形成される。犬の一生を左右する重要な時期だ。その時期の愛犬の育て方で、愛犬の性格が決まるのだ。  人の「三つ子の魂百まで」と同じだ。愛犬の生後二ヶ月に相当する時期だ。  ところが、混合ワクチンを売るつけたい獣医界はワクチンで免疫がつくまでは、子犬を外界から遮断することを勧めている。獣医界の言うようにすると、社会性の乏しい犬になる。つまり、臆病犬や喧嘩好きな犬になる。  自然界の動物は自然免疫で病気にはならない。自然にできる獲得免疫で十分だ。  混合ワクチンに関する病気になれば、治療すれば完治する。 しかし、臆病犬や喧嘩好きな犬になってから、その性格を治そうとしても、簡単にはいかない。一生その性格のままのことが多い。病気は治せる。性格を直すのは困難だ。  先代のパピヨンも今のパナも一度もワクチン接種をしたことがない。副作用の心配もなく、元気溌剌だ。生後50日から、公園にデビュ-して、いろんな犬や子供達と遊んだ。 2 愛犬が1歳以上の場合     Y=18+4×(y-1)    Yは愛犬の人に換算した年齢 yは愛犬の実際の年齢  たとえば愛犬が11歳なら、 58=18+4×(11-1)で58歳となる。  つまり、犬は生後1年で18歳になり、その後は1年で4歳づつ年をとることになる **動物愛護週間は何のためにある? 2005.09.21  30年ぶりに動物保護法から改正改名され、2000年に施行された動物愛護法第2条には「・・・人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。」と規定してある。  つまり、犬猫などの愛玩動物との「共生」を明記し、その本来の「習性」を生かした飼い方をするように奨励している。 改正改名された社会的な背景には、少子高齢化が進み、犬猫などが単なる愛玩動物ではなく、家族の一員や人生のよき伴侶として大切に飼われるようになった事情がある。 動物と共生し、その習性を生かした飼い方をすることにより、人も動物も幸せになるからである。  その動物愛護法第4条には動物愛護週間を設けることを規定してある。 第4条  ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため、動物愛護週間を設ける。 2 動物愛護週間は、9月20日から同月26日までとする。 3 国及び地方公共団体は、動物愛護週間には、その趣旨にふさわしい行事が実施されるように努めなければならない。  ところが、獣医団体、動物協会などの団体、それらと癒着結託した市役所などは、愛犬には狂犬病注射をしましょうとか、しつけ教室に入会しましょうなどと利益誘導の宣伝の週間にしてしまっている。愛犬が副作用で死ぬかも知れない狂犬病の注射を強要して、何が動物愛護だ。犬を儲けの対象にしているだけだ。犬にとっては迷惑千万なことだ。  西東京市の公園に「この水飲み場で、犬に直接水を飲ませないこと」と市名入りの掲示がある。この掲示は犬に関する偏見を助長し、犬を蔑視し、動物虐待につながる行為だ。子供の教育にも悪影響を与える。動物は汚い生き物だという誤った観念を植え込むことになる。動物を愛護する心が薄れ、誤解して虐待し、やがて、平気で殺傷するようになりかねない。    ※水飲み場の写真2点※  手洗い用の蛇口から犬が水を飲んだら適正ではないというのか。それとも、他に禁止する科学的な根拠があるというのか。日本全国に約1,200万匹の犬がいるが、公園の蛇口から水を飲んだために、問題を起こした事例があるのか。    盲導犬やセラピ-犬に常時お世話になっている人々には何の問題も起こってない。起こる筈がない。愛犬に感謝しながら楽しく生活している人々に無礼な掲示だ。いわれのない差別行為だ。市政としてやるべき行政行為ではない。  動物愛護法の趣旨を理解してない一部不良職員の愚行だ。美観も重要な要素である公園に、汚い異物を貼り付けてある感じで、見る人に不快感を与える。 法律を守るべき役人が法律を破っていることを子供達は理解できずに、犬やねこなどの動物は汚い生き物と誤認してしまう。  犬が公園の手洗いの蛇口から直接水を飲んだら、問題があると思う人は、その人の受けた情操教育や家庭環境に問題がある。病的な偏見の持ち主だ。 動物愛護法の趣旨に反している。    アニマルセラピ-(動物介在療法)は療養中のご老人等の心理療法の一つとして欧州で発達し、日本にも導入されて実績を上げている。ご老人だけがセラピ-犬から心を癒され、元気を回復するのではない。子供も大人も皆、愛犬との接触で心が癒され、元気になるのだ。情操豊かな生活を享受できる。     日本では現在、10人に1人の割合で犬を飼っている。その人達は皆、自分の愛犬をセラピ-犬と思い、かわいがり、心を癒されている。どんな接し方をしても悪いことは起こらない。心が癒され、楽しくなる。  生物学的にホモサピエンスのヒトとイヌは共に哺乳類という動物だ。有史以来仲良く生きてきた。その長い歴史を理解できない無知蒙昧な職員が市役所にいるとは情けない。  動物愛護法の趣旨を理解できず、動物愛護週間に何をすべきかがわかってないような公園管理の小役人は要員整理の対象にすべきだ。不良小役人に給料を支払うために消費税を上げられるのは我慢できない。消費税を上げるなら、その前に国家公務員だけでなく、地方公務員も要員削減を実施すべきだ。
**ワクチンに有毒水銀!愛犬に注射する気はない!! 2005.09.30 「狂犬病注射率で水俣病になる!? 」の随想に対して、掲示板に次の反論があった。 ------------------------ 狂犬病の注射では、水俣病になったりはしませんよ。 そもそも、水銀の毒性は慢性毒性と言って長期間暴露した際に問題となるものです。たまに注射を打った程度では、問題になりません。 さらに言うならば、水俣病は、メチル水銀でチメロサールはエチル水銀で別のものです。メチル水銀と違い、エチル水銀は、すぐに分解され対外に排出されることが知られています。 あと、今回は犬の話ですが、人間にも通じる話で、心配性な人には余計な不安を抱かせる内容でもあります。修正等を検討していただければと思います。 -----------------------  チメロサ-ルの化学名はチオサリチル酸エチル水銀ナトリウムだ。化学構造式はNaOCOC6H4SHgC2H5であり、分子量は404.8で、水銀含有量は重量パーセントで49,6%)だ。人体に吸収された後は、エチル水銀とチオサリチル酸に分解されるようだ。    その分解したエチル水銀は水銀含有量が87%で、水銀の固まり見たいな化学物質だ。メチル水銀もエチル水銀も一般名ではアルキル水銀(有機水銀)と呼ばれ、化学的な結合が強く、容易には分解しない化学物質だ。アルキル水銀は分解することがあっても、無機水銀として、長期間、体内に蓄積されて、神経毒などの悪作用を及ぼすことは広く知られていることだ。  それなのに、この投稿者は、「エチル水銀は、すぐに分解され対外に排出されることが知られています。」と平然とウソを言う。それを証明する化学的なデ-タは何処にもない。あるというなら、提示してもらいたい。  http://blog.melma.com/00090715/20050428050004 世界の環境ホット!ニュ-スに下記の記述がある。 ---------------------- ワクチンに殺菌剤として含まれるチメロサールの毒性が、これまで予想されていたよりも ずっと強いことがわかりました。アメリカ国立衛生研究所(NIH)が出資し、ワシントン大学の研究者が行った研究によるもので、「セーフマインズ」など水銀殺菌剤の使用に反対してきた団体は、水銀の害についてさらに研究を進めるよう主張しています。  アメリカではすでにチメロサールの使用が打ち切られましたが、日本では一部を除いて、濃度を下げただけで使用が続けられています。  チメロサールはエチル水銀の製剤で、その重さの半分が水銀です。水俣病などの原因となった「メチル水銀」の毒性は研究されてきましたが、よく似た構造を持つ「エチル水銀」の毒性はよくわからないままでした。  今回の研究は生後1~3週の子どものサルを使って実験が行われました。一方のグループにはメチル水銀、他方のグループにはエチル水銀を与え、そのあと脳の中に含まれる総水銀、無機水銀量が比較されました。  その結果、エチル水銀はすばやく血液脳関門を通過し、脳から出て行かない無機水銀の形に変わることが分かりました。このため、同じ量のメチル水銀と比べてエチル水銀による水銀は、2倍も脳に残りやすいという結果でした。 ----------------------  狂犬病ワクチンで愛犬の体内に入ったチメロサ-ルは分解して、エチル水銀となり、愛犬の脳の中に蓄積されて、有機水銀中毒を起こす可能性があるということだ。 それなのに、日本の獣医界は狂犬病ワクチンは安全だと平然とウソを言っている。 アメリカは危険なチメロサ-ルの使用を中止している。なぜ、日本は中止しないのだ。 **食餌の順番で愛犬をしつけるのはかわいそうだ! 2005.09.29  愛犬を正しくしつけて、権勢症候群の犬、つまり、アルファ・シンドロ-ムの犬にしないようににはするには飼い主が食事を終わった後に愛犬には食餌を与えるべきだという自称犬の専門家が多い。生後、2,3ヶ月の子犬をしつけるのに食べ物で、嫌がらせするようなやり方をしないと、子犬のしつけもできないのかと言いたい。参考:「愛犬の権勢症候群その2」  愛犬はかわいがり、いやされるために飼う。その根本的本質的なことがわかってない自称犬の専門家、あるいは、調教師がいる。 本末転倒して、愛犬のしつけをしたり、本やHPに間違ったことをさも正論のように記述している。本人たちは、正しいと信じているから、始末が悪い。 HPに下記の文章がある。その一部を原文のまま引用する。類似の考えの人が多い。 ------------------------------- ★食餌の順番で上下関係を学ぶ  犬をしつけていく上で、食餌のマナーを教え込むことは重要なポイント。食餌のしつけがうまくいくと、犬は飼い主をリーダーだと思うようになり、その後のしつけもうまくいくからです。  犬はリーダーを中心にして群れて暮らし、常にリーダーに従って行動します。食餌のときもいちばん最初に食べるのはリーダーです。もし犬に食餌のしつけをせずに、飼い主の許可なく勝手に食べるようになってしまうと、その犬は自分がリーダーだと思い込み、飼い主の言うことを聞かなくなってしまいます。  そうなる前に、食餌のしつけはしっかりと行ないましょう。  -------------------------------  野性のオオカミの世界ではアルファ(リ-ダ-)が先に食餌を食べるだろう。そのことを愛玩動物の愛犬の世界にも、そのまま適用している所が問題だ 食べ物で嫌がらせみたいなことをしないと、飼い主をリ-ダ-だと子犬が思わないようなしつけは正しくない。生後、2,3ヶ月の子犬にまで飼い主は偉いと思わせないと、しつけもできないのかと聞きたい。  犬は本質的に人間に忠実な生き物だ。食餌の後先で、誰がリ-ダ-かを教えようとすることは愚の骨頂だ。そのようなしつけを子犬のされているブログを読んでいて、その子犬がかわいそうになったことがある。  飼い主が食事をするのを子犬は物陰に隠れるように覗いて見ているのだ。なぜ、私には食べさせてくれないのだと悲しい思いでいただろうと思う。 今では立派にしつけられているだろうが、そんなことをする必要はないと思っている。  食べ物は生き物にとって最も大切な物だ。それを先に食べるか、一緒に食べるかは一緒に生きていく上で信頼関係の元になる。愛犬はかわいがるために飼うのであって、服従さえるために飼うのではない。 愛犬と寝食を共にしたり、食事の準備などの都合で、愛犬に先に食餌を与えることもあっても良い。  愛犬のパナの食餌の質と量には気をつかっているが、食べ物をしつけの道具に使ったことはない。パナは鶏の手羽先などの肉類の食餌に満足し、好きなおやつがない。 しつけは言葉だけで行っている。飼っているというより、一緒に生活していると言った方が感覚的には正しい。 **医療ミスで愛犬死亡!提訴できるか? 2005.09.28  愛犬が獣医の医療ミスで死亡した場合は、その獣医が業務上のミスを素直に認めて、謝罪と補償をしてくれると信じている愛犬家が多い。世の中はそんなに甘くない。裁判事例を読むと、愛犬たちがかわいそうになる。  NHKが東京の悪徳獣医の金儲けのためだけの詐欺的な不正診療を取り上げた番組を放 映したことがある(05.6.2)。NHKが愛犬家の味方になって、獣医の不正診療を追求追放しようとの意気込みは高く評価するが、番組の終了後はむなしさを感じた。  悪徳獣医の不正診療をこの世の中から無くなすことは不可能に近いのだ。 日本獣医師会も都庁の行政の責任者も、悪徳獣医の不正医療行為については直接には関知しないとの立場だ。他人事なのだ。  その悪徳獣医が刑事事件で有罪が確定したら、医療審議会の審議を経て、医業停止などの処置をするということだ。つまり、愛犬を何匹、何十匹殺されても、その獣医の悪行が刑事事件として有罪が確定しない限り、その獣医の不正診療をやめさせることは出来ないということだ。  人の医療に関しても、相当な悪行をしても、「医業停止」や「免許取り消し」を受ける悪徳医師は少ない。 ましてや、獣医が乱脈診療で愛犬家を騙して金を巻き上げても、誤診で愛犬を殺しても、誰も本気には問題にしてくれない。そこに、悪徳獣医がはびこっている背景がある。  愛犬が医療ミスで死んだ場合などには、提訴して、損害賠償を請求することは可能だが、 実際は、泣き寝入りする愛犬家が多い。裁判に訴えても勝訴するのは難しい。法律が獣医に有利なように制定されているからだ。つまり、獣医がミスしたから愛犬が死んだのだということを飼い主が証明しなければならない。  獣医がミスを認めてくれると、簡単だが、言い逃れをしてミスを認めない。 専門的な誤診や治療ミスを実際に証明するのは、明確なミスがなければ証明するのは困難だ。弁護士に頼んでも、弁護士は法律の専門家であり、医療の専門家ではない。  獣医は言い逃れをして責任を認めない。そこに動物医療訴訟の難しさがある。悪徳獣医が大きな顔で横行している要因がある。平然と、また、乱脈診療や誤診を繰り返して、金儲けを続ける。何か変な世の中だ。  悪徳獣医が多すぎる。かかりつけの獣医が誠実な獣医かどうかを日頃の言動から判断しておくことが肝要だ。求めてもないのに、ワクチンなどを強要するようだと、要注意だ。 **キンチョ-ルで愛犬のノミやダニ防止! 2005.09.27  夏山にはダニが入る。愛犬には敵だ。フロントラインは使用しないで愛犬と登山を200回以上もして、ダニ防止はどうしているのだと質問される。 フマキラ-、ア-ス・ジェットおよびキンチョ-ル等の家庭用ハエ、蚊などの駆除剤を使っている。これらの商品の成分はレスメトリンとフタルスリンで同じだ。  登山のスタ-ト地点で下車したら、愛犬が地面に付く部分、すなわち、足と腹の部分だけに、フマキラ-を噴霧すればよい。皮膚にはつけずに、毛に臭いが付く程度にわずかでよい。それで、一日は大丈夫だ。 念のため、帰宅後は、風呂に入れて確認した方が良い。  レスメトリンとフタルスリンはピレスロイド系駆虫剤で、天然の除虫菊の成分を真似て合成した化学物質で、昆虫類には神経毒で殺虫力が強い。 一方、人は体内で、その薬を分解してしまうので、低毒性だ。  通常、大量でない限り、中毒することはない。薬剤をなめた程度なら、口をゆすぎ、家庭で様子を見ていても差し支えない。皮膚についたら、石鹸で洗い流したらよい。  ノミやダニ対策には怖い農薬のフロントラインよりも、家庭用品として広く使用されているフマキラ-などを使用した方が愛犬の健康によい。 公園などに行くときも、愛犬の散歩の直前に、足やお尻など愛犬が土につく部分の毛にわずかにスプレ-するだけで、ダニやノミの付着防止になる。皮膚に付けないように心がけることが大切だ。完璧とは言えないが、かなり有効だ。  フロントラインのように愛犬の皮膚に付けて、愛犬の体内に浸透させるようなことはしなくてよい。危険な薬剤が愛犬の体内に入るということは、副作用の原因になる。 フロントラインの有害性については「フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 」 に詳述してある。  愛犬のパナにはフロントラインを使ったことがない。東京ではノミやダニで困ったことはない。 -----------------------------  化学的薬理学的に興味のある人には下記の記述も参考になる。 レスメトリンのADI :0.125mg/kg/day で安全性が高い。  ADI(Acceptable Daily Intake)とは、許容一日摂取量のことだ。 人がその化合物を毎日摂取し続けても、安全性に問題のない量だ。 一日当たり体重1kgあたりのその化合物の重さで表す。 体重50kgの人なら、上記数字に50を掛けた数量のレスメトリンを毎日摂取しても安全。それを越すと危険だ。  レスメトリンのマウス経口LD50 : 435~400mg/kg で安全性が高い。  フタルスリンのマウス経口LD50 : 1,920~2,000mg/kgで更に安全。  経口LD50とは、マウスに薬を食べさせた場合、50%のマウスが死ぬ薬の致死量だ。 人の場合は、その数字に自分の体重、たとえば、50kgの人は50を掛けると、安全性の目安になる。フタルスリンを約100g食べると、死ぬ確率は50%だ。 フタルスリンは粉末だ。それを半分の50gくらい食べても死なないほど安全ということだ。  フロントラインの主成分であるフィプロニルについては、信頼できる経口LD50の数値が見当たらない。農薬であり、蜜蜂やゴキブリが死ぬ薬剤だ。怖い化学物質だ。 **狂犬病注射で水俣病になる!? 2005.09.06  チメロサ-ルという有機水銀化合物が、狂犬病ワクチンには殺菌防腐剤として入っていることを狂犬病ワクチンメ-カ-が公表している。 犬1頭分のワクチン1ミリリトリットルにチメロサ-ル0.1mg入れてあるとのこと。100マイクログラムだ。  チメロサ-ル(thimerosal)は犬だけのワクチンだけでなく、人のワクチンにも使用されている殺菌防腐剤だ。一般には柔らかく表現して、保存剤と言われている。 日本脳炎や2種混合、3種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)のワクチンにも含まれている。チメロサ-ルを使用してないワクチンも開発されつつあるようだ。  米国や欧州ではチメロサ-ルはすべてのワクチンから除去しつつある。 幼児に有機水銀が蓄積して、水俣病みたいな病気になるのを避けるためだ。 世界保健機関(WHO)もメチル水銀の週間耐容摂取量を1.6マイクログラム/Kg体重/ 週以下と定めている。 マイクログラムとは1gの百万分の1の量だ。 日本の狂犬病ワクチンに入っている有機水銀の量は、メチル水銀換算で、WHOの基準をはるかに超えている。  前の随想に記述したように、オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病のワクチン注射は法律で禁止している。イギリスや北欧諸国は注射の義務はない。任意だ。 それらの国は日本と同じように狂犬病が根絶している国だ。  なぜ、55年も前に制定した狂犬病予防法(1950年)で、未だに毎年注射するように強制しているのだ。諸外国から、動物虐待だと非難されている。  狂犬病が根絶してないアメリカでさえ、3年に1回注射すればよい。ワクチンの効力は3年はあるから、予防のためには3年に1回でよいとしている。 日本は48年間も狂犬病は発生してない。 関係機関や関係業者が儲けるために、犬が犠牲にされている。多くの犬が狂犬病の副作用で殺されている。犬死にだ。補償もされたてない。殺され損だ。  人のワクチン接種は一生に1回のものが殆どだ。それでも、ワクチンに含まれるチメロサ-ルの有機水銀が問題にされている。  狂犬病ワクチンは毎年注射だ。有機水銀は体内に蓄積されることは多くの事例で明らかだ。年老いた愛犬は堆積した有機水銀で、水俣病のような症状を呈することになる。 既述のように狂犬病ワクチンにはアナフィラキシ-・ショック死もある。  日本の犬に関する文化は低く、政治も貧困だ。犬を副作用死させて、利益団体が莫大な利益を上げて喜んでいる。狂犬病ワクチンは200億円市場だ。その陰で、多くの愛犬が副作用で殺されている。用済みの時代遅れの悪法は改廃すべきだ。  既報のに詳述してあるように、犬の登録率は全国平均で51%で、狂犬病ワクチンの注射率は38,6%だ。多くの国民が狂犬病予防に疑問を感じているということだ。  先代の愛犬も今のパピヨンのパナも一度も、すべてのワクチンの接種をしたことがない。愛犬を副作用で殺すわけにはいかないからだ。裁判をして、罰金を取るというなら、喜んで支払う。全国に狂犬病予防法の改廃を訴えるよい機会になる。 **なぜ、犬恐怖症の人がいるのか? 2005.09.25  近隣に住む5~6歳の男の子が、10m以上も遠くを歩いている子犬を見つけると、驚愕の大声を出して、屋内に駆け込む。猫よりも小さい体重2.7kgの子犬だ。  ノ-リ-ドなので、ほかの子供達は子犬を見ると、「パナちゃんだ~。」と言って、追っかけたり、抱き上げたりしてよろこんで遊ぶのに、その子だけは怖さで身が震えているのではないかと思うほど怖がる。直ぐに子犬を呼び寄せ、抱き上げることにしている。犬好きな子供たちは不服そうな顔をする。    犬を怖がる原因は大別して二つある。 その一つは、ホモサピエンスのヒトが太古より引き継いでいる動物恐怖症の遺伝子のDNAに由来するものだ。ヒトは太古の昔、凶暴な動物から逃げ回っていたからだ。  その遺伝子の濃淡がヒトによって違うようだ。 また、その遺伝子の影響は成長とともに低減するのが普通だ。子供が犬を怖がる割合よりも、大人のそれは少ない。  犬を怖がる原因の二つ目は幼児期や成人する過程で、犬によるショックを受けたことだ。そのショックが大きいと、それがトラウマ(心の傷)になり、いわゆるPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる。  地下鉄サリン事件後、地下鉄に乗れなくなった被害者と同じような心的現象だ。  犬恐怖症の人は犬の大小にも、おとなしいかも関係ないのだ。犬だから怖いのだ。そのことは愛犬家が十分に認識しておいた方がよさそうだ。犬をその人から遠ざけるのが最良の配慮なのだ。  犬恐怖症の治し方については、通常のHP【犬恐怖症の人への配慮とその治し方】に記述してある。 **小金井公園の所長とガ-ドマンとのやり取り 2005.09.24  猫よりも小さい体重2.7kgの超小型犬のパピヨンを公園内でノ-リ-ドで遊ばせていたら、ガ-ドマンが来て、犬にリ-ドを付けろと、高圧的に言ってきた。  「この小犬が何か他人に迷惑をかけるようなことをしたのか」と聞いた。  「実は小犬が子供を噛んだことがある。」とのこと。  「そう言うこともあるだろう。新聞やテレビで知っていると思うが、最近小学生の女の子が同級生をカッタ-ナイフで斬り殺したね。君たちは公園に来る女の子は皆人を殺すおそれがあると警戒しているのか。」と尋ねた。無言で返事が無い。  しばらくして、別のガ-ドマンが来て、  「実は先日、大型犬が大人を噛んだことがあるのです。」とのこと。  「そう言うこともあるだろう。人を殺す人もいるのだから。君たちは公園に来る人は皆人を殺すおそれがあると入園禁止にはしないのか。」と聞いてみた。返事はない。  「わずかな事例をとりあげて、すべてを禁止しようとするのは小役人根性と言うものだ。帰って所長にそう伝えておけ。必要があれば所長を裁判所に呼びだしてもらう。」と言って引き取ってもらた。  それ以降はガ-ドマンはこちらのノ-リ-ドの小犬を見ても、見て見ぬ振りで避けるように立ち去って行く。    雇われガ-ドマンの中にはしつこく高圧的な輩もいる。所長の指示だから、リ-ドしろという。指示に従っているだけのロボットみたいな人と話し合っても無益なので、所長に会うことにした。  その公園の所長は「法律条例のことは知らない。面倒だから、犬はすべてノ-リ-ドを禁止している。」と平然と言う。  東京都の犬の係留(リ-ド)に関する条例を無視し、自分達の都合で何でも禁止してよいと思い上がっている。コンプライアンス(法令順守)の意識がない。小役人集団の歪曲した精神構造を垣間見る思いだ。民間企業なら、自分の仕事に関する法律条例を知らないと言ったら、会社の信用を失墜させかねないとして、即刻、降格して配置転換だ。  ガ-ドマンを雇い、犬のノ-リ-ドの取り締まりをし、民間企業の開催する犬のマナ-訓練教室の宣伝パンフレットを作成配布している。税金の無駄使いだ。癒着賄賂接待付け届けの温床だ。都民にとって不要迷惑な契約は解除すべきだ。  愛犬家都民は条例違反と税金の無駄使いを是認しない。     その後は前記のロボットガ-ドマンはノ-リ-ドの愛犬を見ても避けるように去っていく。  体重2kgほどのチワワを公園で遊ばせている中学生の女の子が私には「犬はリ-ドしなさい」と言うのよと不服そうな顔をした。 ** 犬用よりも人用シャンプ-の方が安全で安い! 2005.09.23  人用のシャンプ-は品質保証のために法律で、その成分表示を義務づけている。 人の健康を害するような原料を排除するためだ。シャンプ-の容器には必ず成分が明記されている。知らなかった人はご確認すると良い。  拙宅にあるL社のシャンプ-は29成分、K社のものは15成分が列記されている。もし、アレルギ-反応などの異常なことが起こると、どの成分が原因物質かの究明ができるようにしてある。だから、人用のシャンプ-は安全だ。  しかし、犬用のシャンプ-容器にはその表示がない。ご自宅にあるなら、ご確認できる。 つまり、何が入っているか不明だ。犬用の商品には法律の規制がない。インチキ商品でも、いかがわしい商品でも取り締まる法律がない。だから、誇大広告や虚偽広告も堂々と横行している。    しかも、愛犬用のシャンプ-は人用シャンプ-の約2倍ほどの高価格で販売されている。原材料が不明で安全性が保証されてない犬用シャンプ-の方が高価なのだ。不可解なことだ。  人も犬も哺乳類で、毛のタンパク質の成分は殆ど同じだろう。違うという科学的なデ-タを犬用シャンプ-メ-カ-は明らかにしてあるのか。何が違うのか。 その違いで、人と犬とではシャンプ-の成分を変更しなければ、犬の毛を綺麗にできないし、犬の健康を害することがあるのか。それを科学的に証明したデ-タは提示できるのか。そんなデ-タはないだろう。あるというなら、提示を求める。  子犬には低刺激性のシャンプ-を使いましょうとPRしている会社もある。その「低刺激性」の成分は明らかにしてない。 内容が秘密の商品に安全で健康によいという商品は古今東西ない。詐欺商品が多い。  愛犬の世界は妖怪のすむ伏魔殿だ。法律の光明が届かないブラックマ-ケットだ。詐欺商法も平然と横行している。 愛犬家は内容がはっきりしているシャンプ-を使うことが愛犬の健康を守ることだと自覚した方がよい。風説風評に惑わされないで、自分で物事を考え、愛犬の健康を守ることが大切だ。 ** 愛犬の年齢を人の年齢に換算する式 2005.09.22  愛犬の実際の年齢が人の年齢のどの位に相当するのか知っておくと、愛犬の飼い方やしつけなどの参考になる。簡単な換算式を作ってみた。  犬も「生まれ」と「育ち」で性格が決まる。「生まれ」は親犬から受け継いだ遺伝子のDNAの問題だ。容姿だけでなく、性格や頭の善し悪しも親犬から受け継ぐ。  「育ち」は生後の飼育環境の善し悪しだ。しつけの良否も関係する。 愛犬は生まれて1年で子供が産める。だから、生後1年はきわめて大切な時期だ。 1 愛犬が1歳以下の場合     Y。=1.5×m Y。は愛犬の人に換算した年齢      m は愛犬の実際の月齢       たとえば、生まれて2ヶ月目の愛犬の人換算年齢は  3=1.5×2 で3歳となる。 12ヶ月だと、18=1.5×12 で18歳となり、子供が生める。  愛犬のしつけは生後1年が大切だ。特に4ヶ月までは最も大切だ。いろんな事物に接して性格が形成される。犬の一生を左右する重要な時期だ。その時期の愛犬の育て方で、愛犬の性格が決まるのだ。  人の「三つ子の魂百まで」と同じだ。愛犬の生後二ヶ月に相当する時期だ。  ところが、混合ワクチンを売るつけたい獣医界はワクチンで免疫がつくまでは、子犬を外界から遮断することを勧めている。獣医界の言うようにすると、社会性の乏しい犬になる。つまり、臆病犬や喧嘩好きな犬になる。  自然界の動物は自然免疫で病気にはならない。自然にできる獲得免疫で十分だ。  混合ワクチンに関する病気になれば、治療すれば完治する。 しかし、臆病犬や喧嘩好きな犬になってから、その性格を治そうとしても、簡単にはいかない。一生その性格のままのことが多い。病気は治せる。性格を直すのは困難だ。  先代のパピヨンも今のパナも一度もワクチン接種をしたことがない。副作用の心配もなく、元気溌剌だ。生後50日から、公園にデビュ-して、いろんな犬や子供達と遊んだ。 2 愛犬が1歳以上の場合     Y=18+4×(y-1)    Yは愛犬の人に換算した年齢 yは愛犬の実際の年齢  たとえば愛犬が11歳なら、 58=18+4×(11-1)で58歳となる。  つまり、犬は生後1年で18歳になり、その後は1年で4歳づつ年をとることになる **動物愛護週間は何のためにある? 2005.09.21  30年ぶりに動物保護法から改正改名され、2000年に施行された動物愛護法第2条には「・・・人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。」と規定してある。  つまり、犬猫などの愛玩動物との「共生」を明記し、その本来の「習性」を生かした飼い方をするように奨励している。 改正改名された社会的な背景には、少子高齢化が進み、犬猫などが単なる愛玩動物ではなく、家族の一員や人生のよき伴侶として大切に飼われるようになった事情がある。 動物と共生し、その習性を生かした飼い方をすることにより、人も動物も幸せになるからである。  その動物愛護法第4条には動物愛護週間を設けることを規定してある。 第4条  ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため、動物愛護週間を設ける。 2 動物愛護週間は、9月20日から同月26日までとする。 3 国及び地方公共団体は、動物愛護週間には、その趣旨にふさわしい行事が実施されるように努めなければならない。  ところが、獣医団体、動物協会などの団体、それらと癒着結託した市役所などは、愛犬には狂犬病注射をしましょうとか、しつけ教室に入会しましょうなどと利益誘導の宣伝の週間にしてしまっている。愛犬が副作用で死ぬかも知れない狂犬病の注射を強要して、何が動物愛護だ。犬を儲けの対象にしているだけだ。犬にとっては迷惑千万なことだ。  西東京市の公園に「この水飲み場で、犬に直接水を飲ませないこと」と市名入りの掲示がある。この掲示は犬に関する偏見を助長し、犬を蔑視し、動物虐待につながる行為だ。子供の教育にも悪影響を与える。動物は汚い生き物だという誤った観念を植え込むことになる。動物を愛護する心が薄れ、誤解して虐待し、やがて、平気で殺傷するようになりかねない。    ※水飲み場の写真2点※  手洗い用の蛇口から犬が水を飲んだら適正ではないというのか。それとも、他に禁止する科学的な根拠があるというのか。日本全国に約1,200万匹の犬がいるが、公園の蛇口から水を飲んだために、問題を起こした事例があるのか。    盲導犬やセラピ-犬に常時お世話になっている人々には何の問題も起こってない。起こる筈がない。愛犬に感謝しながら楽しく生活している人々に無礼な掲示だ。いわれのない差別行為だ。市政としてやるべき行政行為ではない。  動物愛護法の趣旨を理解してない一部不良職員の愚行だ。美観も重要な要素である公園に、汚い異物を貼り付けてある感じで、見る人に不快感を与える。 法律を守るべき役人が法律を破っていることを子供達は理解できずに、犬やねこなどの動物は汚い生き物と誤認してしまう。  犬が公園の手洗いの蛇口から直接水を飲んだら、問題があると思う人は、その人の受けた情操教育や家庭環境に問題がある。病的な偏見の持ち主だ。 動物愛護法の趣旨に反している。    アニマルセラピ-(動物介在療法)は療養中のご老人等の心理療法の一つとして欧州で発達し、日本にも導入されて実績を上げている。ご老人だけがセラピ-犬から心を癒され、元気を回復するのではない。子供も大人も皆、愛犬との接触で心が癒され、元気になるのだ。情操豊かな生活を享受できる。     日本では現在、10人に1人の割合で犬を飼っている。その人達は皆、自分の愛犬をセラピ-犬と思い、かわいがり、心を癒されている。どんな接し方をしても悪いことは起こらない。心が癒され、楽しくなる。  生物学的にホモサピエンスのヒトとイヌは共に哺乳類という動物だ。有史以来仲良く生きてきた。その長い歴史を理解できない無知蒙昧な職員が市役所にいるとは情けない。  動物愛護法の趣旨を理解できず、動物愛護週間に何をすべきかがわかってないような公園管理の小役人は要員整理の対象にすべきだ。不良小役人に給料を支払うために消費税を上げられるのは我慢できない。消費税を上げるなら、その前に国家公務員だけでなく、地方公務員も要員削減を実施すべきだ。

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