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2005.08.11 - 20

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狂犬病注射率38,5%!法律改廃だ!? 2005.08.20


 アメリカは州によって異なるが、ほとんどの州が予防注射を3年に1回としているようだ。そのアメリカは日本が狂犬病の発生がないと認めている地域ではない。その狂犬病発生国のアメリカでさえ3年に1回でよい。ワクチンの効力も3年はある。狂犬病が根絶している日本は毎年だ。何かおかしい。3年も効力のあるワクチンを毎年強要している。
愛犬の健康を無視した押し売りだ。

 楽天のブログ【愛犬と登山】に「 狂犬病注射率の全国平均は38,5%!? 」を掲載したところ、その日だけで、2、500以上のアクセスがあった。普通の日の2倍ほどのアクセスだ。愛犬家の関心が高い。

 日本のように半世紀も狂犬病が発生してない島国は狂犬病発生国から動物を輸入するときに、予防注射を厳しく規制すれば、国内犬の接種義務を緩和しても、犬による狂犬病の蔓延は防止できる。即ち、輸入動物の検疫を更に厳しくし、国内犬の義務を緩和しても問題はない。

 国内犬への予防注射は狂犬病の蔓延防止の予防にはなっても、侵入防止には何の効果もない。侵入防止と蔓延防止とは明確に区別して対応する必要がある。

 「狂犬病の発生がこわい」と言う人達は侵入と蔓延の区別がついてないか、故意に誤魔化して使っている。動物輸入時の検疫は侵入防止が目的であり、国内犬の注射義務は蔓延防止が目的だ。他国で狂犬病が根絶されてないからと言って、国内犬の義務を持続しようと考えるのは不合理だ。筋違いだ。検疫強化の問題のすり替えだ。

 狂犬病が侵入した後の蔓延防止のために国内犬の注射義務の持続が必要と思う人は、自分自身が予防注射をした方がよい。自分自身はしないで、なぜ、他人(犬)にだけ義務を押しつけるのだ。

 狂犬病発生国に旅行に行く時にさえ殆どの人は予防注射をしないのに、なぜ、狂犬病根絶国の我が国の犬に予防注射を法律で強要するのだ。不合理で理不尽だ。「ありがた迷惑だ。」と犬に代わって大きな声で言いたい。愛犬には何の得もない。

 狂犬病予防法は戦後の不衛生時代に多発した狂犬病を根絶するために、半世紀以上も前の昭和28年に制定された法律だ。その狂犬病は根絶された。なのに、未だに、その法律でワクチン接種を強要している。イギリスなどは接種義務を廃止した。日本はなぜ、接種義務を廃止できないのだ。

 国内犬へのワクチンの予防注射は獣医師等の関係団体や関係機関の重要な収入源になっているので、用済みの時代遅れの法律がいつまでも続くことになりそうだ。
ワクチン液の原価は一本100円とも言われており、薬九層倍以上の利益がでるようだ。ユ-ザ-価格で200億円近くの市場規模だ。

 愛犬家は自分自身の頭でものを考え、愛犬を守ることが大切だ。
市役所や獣医は愛犬を守ってはくれない。小銭稼ぎのために注射をしたいだけだ。愛犬が副作用で死んでも、誰も補償してくれない。それこそ犬死にだ。
 愛犬のパナは犬死にはさせたくないから、ワクチン接種をしたことがない。罰金をとるというなら、喜んで払う。金よりも愛犬の方が大切だ。

 用済みの時代遅れの狂犬病予防法は改廃すべきだ。ワクチン接種義務は廃止すべきだ。


狂犬病注射率の全国平均は38,5%!? 2005.08.19


 厚生労働省発表の2004年の犬の登録頭数及び予防注射頭数と同年のペットフ-ド工業会調査の犬の頭数から計算すると、犬の狂犬病注射率の全国平均は38,5%だ。

 厚労省の犬の登録頭数は6,394,264頭で、狂犬病注射をした犬は4,799,555頭だ。注射率は75,1%になる。

 一方、ペットフ-ド工業会の調査によると、犬の頭数は1,245,7000頭だ。

 この数字を基にすると、犬の登録率は51,3%で、注射率は38,5%だ。

 従来、狂犬病注射率は80%だという数字が一人歩きしていた。いい加減な誤魔化しの数字だったと言うことだ。国民を騙そうとたくらんだ輩は恥を知るべきだ。

 日本は狂犬病が根絶してから半世紀(48年)にもなる。なぜ、多くの狂犬病根絶国のように注射義務を廃止できないのかと、多くの愛犬家が疑問に思っている。

 金の問題ではない。ワクチンの副作用で愛犬を殺したり、病気にしたりするような注射は悪政だと言うことだ。法律を盾に、市役所の職員や獣医が横着横柄な態度で注射を強制している。その時期になると、ハガキが来る。電話で強制する獣医もいるとのこと。

 狂犬病の発生がないと日本が認めている国と地域は次の通りだ。
日本、ハワイ、台湾、グァム、シンガポ-ル、キプロス、オ-ストラリア、ニュ-ジ-ランド、グレ-トブリテン、アイルランド、アイスランド、ノルエウェ-、スエウェ-デン、フィジ-諸島 の14地域と国だ。その殆どが、いわゆる島国だ。

 狂犬病発生国のアメリカでさえ3年に1回の注射よい。ワクチンの効力も3年はある。

 日本自身が狂犬病の発生がないと認めている地域の日本は、なぜ毎年だ。科学的根拠がない。
オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病の予防注射は法律で禁止されている。
予防ワクチンの副作用で犬が死ぬのを防止するためだ。法律で禁止するほど、狂犬病予防ワクチンは副作用で犬が死ぬのだ。
イキリス、アイルランドおよび、北欧諸国は狂犬病予防注射は義務ではない。任意だ。注射をしない飼い主が多い。それらの国は日本と同じように狂犬病が根絶している。

 日本の犬に関する文化は低く、政治も貧困だ。犬を副作用死させて、利益団体が莫大な利益を上げて喜んでいる。狂犬病ワクチンは200億円市場だ。その陰で、多くの愛犬が副作用で殺されている。用済みの時代遅れの悪法は改廃すべきだ。

 先代の愛犬も今のパピヨンのパナも一度も、すべてのワクチンの接種をしたことがない。愛犬を副作用で殺すわけにはいかないからだ。裁判をして、罰金を取るというなら、喜んで支払う。全国に狂犬病予防法の改廃を訴えるよい機会になる。


フィラリア治療薬 農水省承認発売中!!? 2005.08.18


 従来からあるフィラリア(糸状虫症)に予防薬ではなく、予防薬を使わないで、フィラリアになってしまった愛犬の病気を治す薬が農水省から承認され、発売されている。
ところが、多くの獣医はそのことを愛犬家に知らせたがらない。かくしている。従来通り、フィラリアの予防薬を売っていた方が儲けになるからだ。

 フィラリアになる犬はきわめて少ない。近隣に大きな豚舎などがない地域では、犬は殆どフィラリアにはならないと言われている。つまり、フィラリアの治療薬を必要とする愛犬家は、きわめて少ない。その治療薬を売っていては儲けにならない。
フィラリアは怖い病気だと愛犬家を脅して、できるだけ多くの愛犬家にフィラリアの予防薬を売りつけた方が儲ける。

 フィラリアの治療薬はミクロフィラリアという糸状虫の幼虫を殺す薬だ。薬には必ず、副作用がある。その薬が蚊の発生している期間中愛犬の体内にあるということは、愛犬の健康を害するということだ。薬物アレルギ-等のいろんな弊害が起る可能性がある。獣医が儲けるのはかまわないが、愛犬が、その犠牲になるのは御免だ。

 このブログにも、フィラリア治療薬のイミトサイド(化学名:メラルソミン)について、嫌がらせの覆面投稿が何度かあった。自分のブログやHPの所在を明らかにしないで、他人のブログにケチを付ける卑怯なやり方だ。まともな人間のすることではない。削除した。

 自分の考えが正しいと思うなら。堂々と自分のブログなどに自分の考えを掲載すればよい。それができないのは、自分でもやましいと思っているからだ。犬の遠吠えみたいなことをする輩は卑怯者だ。土足で他家に上がり込んで文句を言うような輩とは、お付き合いは遠慮したい。

 東京農工大学の農学部家畜内科学講座は、歴代の教授がフィラリアの予防や治療法の確立に貢献し、フィラリアは大きな問題ではなくなったと教室の紹介文がある。つまり、フィラリアの新治療法は農林水産省の期待通りに実績を上げている。 岩崎利郎教授が着任してからは皮膚病の研究に精力的に取り組んだようだ。今、急いで研究開発する必要のあるものは、「アレルギ-性皮膚疾患の診断と治療」とのことだ。

 フィラリアの治療薬が農水省から承認されて発売されている。
詳細は次の随想に記述してある。

1 「フィラリア予防はしない!治療薬がある!? 」
2 「フィラリア治療薬!好評発売中!? 」
3 「副作用が怖いフィラリアの薬!? 」



農水省フロントライン副作用の怖い情報!? 2005.08.17


 愛犬のノミ・ダニ用フロントラインがゴキブリ駆除剤と同じ化学物質であり、有害な農薬であることを、このブログに書いたら、いろいろと嫌がらせの投稿があった。フロントラインは犬猫に無害な薬剤だと正しくない投稿もあったので削除した。

 世の中で沢山使用されている商品に対する名誉毀損だという投稿もあった。投稿者は刑法230条に規定してある名誉毀損罪の意味がわかってないようだ。人の名誉を傷つけた場合には刑法の名誉毀損罪が成立するが、フロントラインという「商品」の性質について、真実を公表したからと言って、名誉毀損罪は成立しない。

 フロントラインの副作用について公表されたことに対して、名誉毀損だと不満をぶつけたいなら、先ず、農林水産省にぶつけるのが筋だ。農水省の公表しているデ-タはウソだと言えばよい。フロントラインは犬猫に無害だと農水省に言えばよい。

 楽天のこのブログは農水省のデ-タを信用して、そのデ-タに基づいて随想を書いている。文句を言いたいなら、農水省に言うのが先だ。

 農水省のフロントラインの副作用に関するデ-タを調べるには、次のようにすればよい。ここをクリックすると、「農林水産省動物医薬品検査所の動物用医薬品副作用情報」 が表示される。

 医薬品別の副作用情報を検索できるようになっいる。フロントラインの化学名である「フィプロニル」を「主要成分別」の項目より選んでクリックすると、フロントラインの副作用一覧表が表示される。

 フロントラインの副作用については、2001年4月分で、35件の報告があり、うち1件の死亡例がある。実際の数字はその何百倍、何千倍だろう。症状は次の通り。

 下痢、嘔吐、流涎、虚脱、血便、疼痛、発熱、元気消失、食欲減退、脱毛、痙攣、縮瞳、皮膚壊死、顔面発赤、眼瞼腫脹、湿疹掻痒、膿皮症など。
詳細は「フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 」に記述してある。

 フロントラインの主成分であるフィプロニルで蜜蜂が大量に死んだ。フランスでの話だ。フランスも日本もフィプロニルは農薬として登録され、使用されている。その農薬で蜜蜂が大量に死んだ。フランスは緊急処置として、農薬としての使用を禁止した。正式な取り扱いは今後決めるとのことだ。

 ゴキブリ用殺虫剤の主成分とフロントラインの主成分が同一の化学物質であることを知っている愛犬家は少ない。フロントラインは犬猫に害がないと思い込んでいる愛犬家が多い。実は怖い化学物質だ。詳細は「ノミ・ダニ用フロントラインは有害農薬!? 」に記述してある。

 愛犬のパナはフロントラインだけでなく、フィラリア予防薬やワクチンも含め、一切、体内に入る薬剤は使ってない。副作用のない薬剤はない。

 お陰様で、薬剤アレルギ-とは無縁で健康だ。一度も獣医のお世話になったことがない。



犬猫パスツレラ病を煽るテレビは最低だ!? 2005.08.16


 テレビ東京(12ch)で昨夜(8/15)、犬猫によって人にパスツレラ病が発症すると世の中を惑わし、煽るような放映があった。視聴率アップのためには、どんな出鱈目なことでも放映するのだ。非科学的な低俗番組が多すぎる。民放の質の悪さが目に余る。

 司会のフリ-アナウンサ-のみのもんた氏がふざけて、「ゴホンときたら、パスツレラ!」と言って、出演者を笑わしていた。ふざけた司会者だ。出演料のためには、どんなことでもする男だと残念に思った。犬や猫を飼っている人に平気でツバをかけて喜ぶ輩だ。

 以前にも、パスツレラ病に関するテレビの偏見低俗放映があった。その時の随想を再度掲載する。
「犬によるパスツレラ病テレビ騒ぎすぎ!? 」

 人畜共通感染症で犬から感染するパスツレラ病に関するテレビ番組があった。
愛犬とキスしたり、一緒に寝たりすると、感染して発病するから、そのようなことはしてはいけないと視聴者が受け取るような番組はよくない。ボヤを視聴率アップのために、大火と報じているような感がある。人が死ぬような病気ではない。

 パスツレラ菌は健康な猫の90%以上、健康な犬の50%以上が口内に持っており、人間に感染して初めて発症する。ただし、キスでは感染しない。エイズと同じだ。唾液には強い殺菌作用があり、パスツレラ菌もエイズ菌も死滅する。

 犬猫にかまれて、その唾液が傷口に付くと感染することがある。傷口を消毒しておけば問題はない。感染すると、傷の痛み,発赤、発熱があるようだ。特別な治療はしなくても自然に治癒する。症状が重い時は、抗生物質を飲むだけで治るようだ。

 犬に指を深くかまれたのに、消毒もしないでおいたら、化膿して骨髄炎になったケ-スがあったようだ。不衛生なことをすると、他の化膿菌も繁殖して症状を悪化させることもあるだろう。なお、パスツレラ菌は健康なウサギやハムスターなどにも保菌されている。

 テレビの視聴率アップのために、愛犬の悪口みたいなことを取り上げる番組は低俗だ。社会良識が欠如している。世の中に風評被害を与える。
 かって、テレビ朝日がダイオキシン問題で裁判所に訴えられ、世の中に風評被害を与えたとして敗訴し、有名な司会者が降板したことがある。無責任なテレビ局だ。

 ドッグフ-ドは栄養バランスがよいとテビで発言するような無知蒙昧で無責任な人もテレビに出すなと言いたい。テレビ局の質が問われる。

 ドッグフ-ドは畜産廃棄物だけでなく、犬猫の死体も原料だということはアメリカでも日本でも公然の秘密だ。猛毒の防腐剤もはっている。



託犬所で愛犬が噛まれて重症!どうする? 2005.08.15


 愛犬をペットホテルやペット保育園(託犬所)に預けている間に、愛犬が怪我をしたり、死んだり、逃げ出したりした場合は、どう対応すればよいのか。法律的にはどんなことができるかを考えてみる。楽天をネットサ-フィンしていて、下記のブログに出会った。
了解をいただいているので、主要部分を引用する。

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 ペット保育園で噛まれてしまいました!    
愛犬が負傷してしまいました。
先週、夏休みで遠方に出かけたので近くのペット保育園に預けたところ預けて2時間程で電話が掛かってきて他の犬に噛まれて病院に行ったとのこと。

全部で6ヶ所負傷し、そのうち3ヶ所縫っていました。
ペット保育園とは部屋の中に開放して預かってくれる所で常時5~10匹程います。

我が家の犬は犬友達が大好きで柵の中で寂しく預かってもらうよりはという親心から保育園に預けたのですが・・・

傷は順調に治ってきているから安心なのですが犬でもやはり精神的に不安定になっており心配です。後は飼い主の私達家族がなんとか癒して元気にしてあげないとと思っています。

放飼いのような所に預けた私達にも問題があるしこういう事があるとどこまで相手に怒ってどこまで要求していいのやら色んなことを考えされられた出来事でした。
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 愛犬をペット保育園に預けると、飼い主とペット保育園の間に寄託契約が自動的に成立している(民法657条)。契約文書はなくても良い。
通常は有償、つまり、料金を取られるので、ペット保育園には、愛犬について、プロとしての管理義務がある。その義務を「善良なる管理者の注意義務」という(民法400条)。つまり、その職業を遂行する上で必要な高度な管理者としての注意義務だ。

 愛犬がペット保育園に預けてある間に、他の犬に噛まれて怪我をした場合には、寄託契約に違反したとして、損害を賠償してもらうことができる。
愛犬の治療費の全額だけでなく、飼い主に精神的なショックを与えたとして、慰謝料も請求することができる。

 愛犬を噛んだ他の犬の飼い主に、損害賠償をすることもできるが、法律的にも、かなり複雑になる。ペット保育園に全責任をとってもらう方が話がわかりやすい。ペット保育園がプロとしての注意を払っていたならば、起こらなかった事故だからだ。

 なお、友人知人に無償で愛犬を預けた場合は、民法400条の「善良なる管理者の注意義務」は適用されない。常識的な注意義務を果たしていたならば、損害賠償は請求できないこともある。
 愛犬は物ではない。感情の豊かな生き物だ。気楽に預けないことが大切だ。


補助犬入店拒否と公園水飲み場犬禁止!? 2005.08.14


 盲導犬、聴導犬、介助犬の使用者団体の「身体障害者補助犬法改正対策使用者団体連絡協議会」の調査によると、補助犬の使用者の約60%が飲食店などへの入店を拒否されている。ゆゆしい問題だ。法律で犬入店拒否を禁止しているのに、拒否しているのだ。幸せに生きる権利の侵害であり、人権問題だ。

 2002年に成立した身体障害者補助犬法は盲導犬,介護犬、及び、聴導犬を補助犬として同伴している身障者の入店拒否を禁止している。
 補助犬の同伴が可能となった施設には、不特定多数が利用するホテルやスーパー、レストランなども含まれており、国や地方自治体は国民の理解を深めるよう努めなければならないと定めている。詳細は、このブログの「愛犬入店可ス-パ-と身体障害者補助犬法 」 に記述してある。

 犬に関する文化の高い欧州、たとえば、イギリス、ドイツ、フランスなどでは普通の愛犬でも公共の乗り物やデパ-ト、レストランなどに気楽に入店できるという。
 日本では法律で定めている補助犬でさえ、入店を断るス-パ-やレストランが多いとは情けない話だ。犬に対する偏見で法律も無視している。心の貧しい国民だ。

 その心の貧しい国民を代表している小役人の例を挙げる。
西東京市の公園の水飲み場に、動物に対する偏見を助長するような掲示がある。
「詳細はここに記述してある。」
<<ココに張り紙の写真>>


 「この水飲み場で、犬に直接水を飲ませないこと」と市名入りの掲示がある。
 この掲示は犬に関する偏見を助長し、犬を蔑視し、動物虐待につながる行為だ。公園に毒ダンゴをまくような犯罪を誘発しかねない。

 子供の教育にも悪影響を与える。動物は汚い生き物だという誤った観念を植え込むことになる。動物を愛護する心が薄れ、誤解して虐待し、やがて、平気で殺傷するようになりかねない。

 西東京市の市長、教育長、公園管理の課長に問う。

 手洗い用の蛇口から犬が水を飲んだら適正ではないというのか。それとも、他に禁止する科学的な根拠があるというのか。日本全国に約1,200万匹の犬がいるが、公園の蛇口から水を飲んだために、問題を起こした事例があるのか。あるはずがない。

 盲導犬等の補助犬やセラピ-犬に常時お世話になっている人々には何の問題も起こってない。起こる筈がない。愛犬に感謝しながら楽しく生活している人々に無礼な掲示だ。いわれのない差別行為だ。市政としてやるべき行政行為ではない。

 動物愛護法の趣旨を理解してない一部不良職員の愚行だ。美観も重要な要素である公園に、汚い異物を貼り付けてある感じで、見る人に不快感を与える。

 子供達に与える影響を考えると、悪質な無頼者がする公共の建物への落書きよりもタチが悪い。法律を守るべき役人が法律を破っていることを子供達は理解できずに、犬やねこなどの動物は汚い生き物と誤認してしまう。

 犬が公園の手洗いの蛇口から直接水を飲んだら、問題があると思う人は、その人の受けた情操教育や家庭環境に問題がある。病的な偏見の持ち主だ。動物愛護法の趣旨にも反している。

 西東京市の公園緑地課には動物に対する偏見の持ち主がいる。財政難の市政だ。要員削減の対象にすべきだ。
「動物愛護法」等の法令順守(コンプライアンス)の意識が欠如した社会良識のない人が市役所にいることを市民は望んでない。市民と愛玩動物の敵だ。

 関連するこのブログの随想を掲げる。ご参考になれば幸いだ。
1 「ノ-リ-ド禁止の法的根拠を示せ! 」
2 「ノ-リ-ドを取り締まる市民は何様だ!?」
3 「市役所がノ-リ-ド奨励HPを訴える!? 」


愛犬のしつけを訓練士に頼んだが!? 2005.08.13

 犬の訓練士は誰でも開業できる。弁護士や医者のように国家資格があるわけではない。
だから、開業して儲かるかどうかは別にすれば、詐称問題は生じない。
全国に星に数ほどの犬の訓練士の養成学校がある。英会話学校みたいなものだ。卒業生が皆、実力があって、実際に役に立つかどうかはわからない。本人次第だ。

 実際に、職業として成立するには、国が認可した次の三団体のいずれか、もしくは全部の資格を取得してあると、信用があるようだ。
1 ジャパンケンネルクラブ(JKC)
2 日本警察犬協会
3 シェパ-ド犬協会
 その資格も初級程度のものから師範クラスのものまで、5,6等級に別れている。
JKCの訓練士と称していても、初級程度の技量しかないと、愛犬のしつけを頼んでも、果たして、しつけができるかどうかおぼつかない。

 他のブログをサ-フィンして思うことは、訓練士に頼んでしつけをしている愛犬がうまくいってないことが多いことだ。一番多いのは、訓練士の指示には従うが、飼い主の言うことは無視することだ。何のためにしつけを依頼したかがわからないと悩んでいる愛犬家が多い。なぜ、そんなことになるのか。

 パピヨン登山犬初代の先代も、今のパピヨンのパナも、自分でしつけた。
先代は自他共に認める名犬であった。銀座、新宿、吉祥寺の街をノ-リ-ドで飼い主の左うしろからついてきた。大型ス-パ-の入り口で別れ、買い物が終わる頃には、出口で座って待っていた。他人になでられるのは好きだったが、抱き上げると、さっとその手からおりていた。他人に抱かれるのは警戒していた。

 今の愛犬のパナもノ-リ-ドで暮らしている。何処でしつけてもらったかと聞かれることがある。だだ、今のパナは人好きが度を超している。誰にでも抱かれて喜んでいる。連れ去られそうになったことが何回かある。目の届く範囲にいないと心配だ。

 愛犬のしつけはいつくしみかわいがる情念と愛犬との互いの信頼関係が必要だ。飼い主が自分でしつけるのが理想的であり、飼い主も愛犬も幸せだ。
飼い主と楽しく暮らしていくだけのしつけと訓練をするだけでよい。

 子犬のしつけと訓練そのものを楽しみながらすることが大切であり、信頼関係を築くもとになる。自分の手塩にかけた名犬が出来上がる。それが楽しみだ。自分に忠実で従順な生き物だ。

 訓練士にしつけを依頼したところ、気の強い愛犬の子犬に服従を強制するだけの訓練をしているのを見て、自分でしつけることにしたという飼い主もいる。正解だ。
そのようなしつけ方では、訓練士の指示には従うが、飼い主とうまくいくとは限らない。信頼関係がないからだ。犬は人以上に飼い主との信頼関係を重視する動物だと見ている。

 一度、飼い主を信頼すると、生涯、信頼して裏切ることがない。忠実で従順だ。
だから、愛犬は飼い主から叱られるのを、極度に嫌がる。換言すると、飼い主から褒められるのを極端に喜ぶ動物だ。
 愛犬のパナは鶏の手羽先の手作り食餌に満足し、好きなおやつがない。だから、パナは、おやつ欲しさに、飼い主の言うことを聞こうとは思ってない。飼い主から褒められるのが楽しくて、いろんなしつけを覚えてくれた。

 愛犬を名犬にしたいなら、愛犬のしつけを自分で楽しみながらすることだ。しつけを他人に任せると、愛犬との絆が細く、愛犬を飼う楽しみが半減する。
 しつけで苦労するのも楽しみのうちだ。

 愛犬のしつけや訓練に関する随想集がある、ご参考になれば幸いだ。
「愛犬のしつけと訓練に関する随想集! 」


犬用ガム食道閉塞事故とPL法!? 2005.08.12


 歯磨きによいとか、長持ちするおやつとして販売されている犬用ガムによる食道や腸の閉塞事故が多発している。このブログにも幾つかの投稿があった。

 このブログでは、愛犬のパピヨンのパナには鶏の骨(手羽先)を食べさせていることを紹介している。Qさんは、このブログを読んで、喜んで自分の愛犬にも鶏の骨を食べさせたようだ。翌日、その犬がおかしいので、動物病院に駆け込んだ。鶏の骨を食べさせたことを獣医から、厳しくとがめられたとのこと。やっぱり、鶏の骨は食べさせてはいけなかったのだと猛反省したとのこと。

 獣医の治療を受けて、愛犬の体内から出てきた物は、ガムであり、鶏の骨は陰も形もなかったとのこと。鶏の骨は溶けてなくなっていたのだ。鶏の骨はよい食餌だと言うことがよくわかったとお礼の投稿であった。

 鶏の骨が原因だと決めつけた無知蒙昧な獣医が何と言い訳したかは記述されてない。
獣医には、その程度の生理学や化学的な知識しかない者が多い。犬の胃の中は強い塩酸酸性で、骨を溶かす酵素もあることをわかってない。ドッグフ-ドが総合栄養食と言って、愛犬家に売りつけて恥じない輩が多い。

 犬用ガム販売会社の愛犬へのガムの与え方の注意事項を原文のまま引用する。
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★ のどに詰まらせる恐れがありますので、中型犬以上には与えないでください。
★ 愛犬の食べ方や習性によっては、のどに詰まらせることがありますので必ず観察しながらお与えください。
★ 子供がペットに与えるときは、大人が立ち会ってください。
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 「中型犬以上には与えないでください。」とのことだが、小型犬は大丈夫か。
ガムを小型犬が噛み続け、ガムが小さくなると、飲み込んで、のどに詰まらせることが起こりうる。実際に、病院に運び込まれる犬は体重5kg以下の犬が多い。

 「のどに詰まらせることがありますので必ず観察しながらお与えください。」とは、犬が何時間もかじっているのを観察し続け、危ないと判断したら、止めさせなさいと言っている。犬がのどに詰まらせたら、飼い主が観察を怠ったからだと言い訳を準備している。

 「愛犬の食べ方や習性によっては」とは、その愛犬の食べ方や習性が悪いのであって、ガムの品質や性能が悪い訳ではないと言うことのようだ。

 「子供がペットに与えるときは、大人が立ち会ってください。」とは、犬用ガムが如何に危険なものであるかを自分で言っているようなものだ。大人が立ち会って与えなければならないほど危険なものを販売するとは悪徳会社だ。

 このような悪徳会社が、上記の注意書きを出しているのは、製造物責任法(Product Liability)、いわゆる、PL法があるからだ。民法709条(損害賠償請求)の特別法だ。

 ガムに欠陥があり、それを飲み込んで病気になったり、愛犬が死んだ場合は、飼い主はメーカーに直接、損害賠償請求をできる法律だ。獣医の証明書さえあればよい。
メ-カ-に過失があったことを飼い主が証明する必要がない。つまり、無過失責任がメ-カ-にある。消費者側は、その製品の欠陥により損害を受けたことだけを証明すればよい。

 愛犬を取り巻く環境には不良商品が氾濫している。騙されないように、日頃から、自分の頭で考えて、愛犬の食べ物などを買うのが大切だ。提訴しても引き合わない。


熱中症でかけがえのない名犬が死んだ!!? 2005.08.11


 外国から入港する船舶内で麻薬や銃器など密輸品の臭いをかぎ当てる役目を果たしていた4歳のジャーマン・シェパードが熱中症で死んだ。
 飼い主が犬小屋の中でぐったりしている愛犬に気付いたのは七月二十六日午前九時ごろ。前日まで八日間、最高気温が三〇度を超える日が続いていたとのこと(徳島新聞2005/8/9)。飼い主の悲哀と悔悟の念は耐え難いものであろう。

 最近の暑さはすごい。テレビや新聞で、多くの人が熱中症で死亡していると報道されている。しかし、犬の熱中症による死亡が報道されたのは珍しい。警察犬としての素晴らしい能力を惜しまれたからであろう。
普通の愛犬は熱中症で、かなりの頭数の愛犬が死亡していると見ている。犬は暑さに弱い動物だ。

 メキシコ原産のチワワは暑さに強く、寒さに弱い。冬に洋服を着せると喜ぶ犬種だ。
一方、フランス、ベルギ-原産のパピヨンは暑さに弱く、寒さに強い。愛犬のパナは真冬の雪山でも、服を嫌がる。先代のパピヨンのお下がりの手作りの皮コ-トがあるが、着せると、イヤだという素振りで、テクテクと歩く。登山歩行にならない。脱いでやると、雪中を駆け回って喜ぶ。

 先代のパピヨンは熱中症になりかかったことがある。真夏の昼間、東京都の井の頭公園で2時間ほど愛犬を遊ばせた後に、吉祥寺の街を横断するように帰宅の途についた。
愛犬はノ-リ-ドで左後ろからついてくるのが常だったが、通行人から、愛犬の異常を知らされた。歩行困難なくらい、四つ足がふらついている。

 犬は人に比べて背が低いので、アスファルトの輻射熱をもろに受けたのだ。迂闊だった。真夏に、アスファルトの上に腹這いになる人がいたら、たちまち、熱中症になるだろう。慌てた。抱き上げて、デパ-トのトイレに駆け込んだ。

 愛犬の全身に水をかけた。特に頭には何度もかけた。そして、階段の冷房の冷気の吹き出す所に座っていた。愛犬は元気に歩けるようになった。その間、半袖なので、寒くなった。2時間ほどで夏風邪を引き、治すのに幾日もかかった。

 夏山の尾根歩きも、愛犬には注意が必要だ。人は背が高いし、風があると、涼しいが、草のない裸尾根は輻射熱が背の低い犬にもろに当たる。愛犬の息づかいに注意し、息づかいが荒いなら、すぐに抱き上げて、地面から離す必要がある。全身に水をかけて体温を下げる。

 熱中症は人も犬も屋内でもなる。体温の異常上昇が原因なので、屋外だけとは限らない。
上記のジャーマン・シェパードも犬小屋にいた。ジャーマン・シェパードもパピヨンのように、暑さに弱い犬種かも知れない。

 愛犬の居場所の点検が大切だ。特に、犬小屋とか、繋いで飼っている愛犬の居場所は、短時間でも直射日光があたる場所は避けた方がよい。風通しも良いかどうか。水はいつでも飲めるようにしてあるかどうかも、チェックが大切だ。

 熱中症は急病で、急死するので、怖い病気だ。愛犬に気を配ることが大切だ。
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