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2005.06.21 - 30

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しつけ教室無用の愛犬はノ-リ-ド! 2005.06.30


 愛犬の飼い主が一番に利用したいサ-ビスは「しつけ教室」だとのこと。飼い主は愛犬のしつけに関心が強い。簡単にはしつけられないと悩んでいる。
インタ-ネットにもしつけ教室の広告が多い。料金が1日6,000円以上と高価だ。職業として成立するにはその金額は順当だろう。

 しかし、高価なことにはびっくり。愛犬のパナはしつけには1円もかかってない。
鳥の手羽先を主体にした食餌以外はおやつも食べないので、ご褒美のおやつも買わなくてよい。
「どの位しつけ教室にかよったのですか」と聞かれることがある。自分でしつけたと答えると、「そうですか、犬の訓練士ですか。」と言われ、返事に困る。

 先代のパピヨンも名犬だった。大型ス-パ-の入り口で別れ、買い物が終わる頃には出口でおとなしく座って待っていた。他人になでられるのは好きだったが、抱かれると、その手から逃げていた。他人にはお手もしなかった。飼い主との区別がはっきりしていた。

 フランスやアテネは犬は放し飼いが当たり前で、公園でもリ-ドをしている愛犬を見ることはないようだ。犬の糞の始末は係員がする。ポリ袋を持ち歩く飼い主はいないとのこと。犬の歴史が長い国の文化の違いだ。動物との共生を大切にしている。

 フランスではカフェ、レストラン、食品スーパー、デパート、役所、郵便局、駅、電車、地下鉄などほとんどどこでも連れて行ける。日本はどこでも犬禁止だ。

 そのフランスでは愛犬のしつけは厳しく、しつけの悪い愛犬には容赦しないで、他人の愛犬でも叱るようだ。その点、日本の飼い主は見習うべきだ。吼え犬、噛みつき犬が多い。
 噛みつき犬は刃物を持った暴走族と同じであり、公園などでは迷惑千万だ。他人に危害を加えた場合は損害賠償だけでなく、懲役刑にも処せられ,犬は没収されて保健所送りだ。


 日本の愛犬のしつけの悪さの原因に日本獣医界が大きく関与している。犬の習性を理解してない獣医団体だ。儲けることにだけ目を向けている。
 即ち、混合ワクチンを愛犬家に売りつけたいために、混合ワクチンの接種が終わるまでは、愛犬を公園などに連れ出さないようにとお客の愛犬家に強要している。

 愛犬のパナは生後50日に引き取って、翌日から公園で数多くの子供達や大小各種の愛犬達と遊ばせた。犬の自称専門家とは愛犬のしつけ方が根本的に違う点だ。

 パナは犬には珍しく子供好きなので、パナ自身も喜々として際限なく遊んだ。公園に来る大小いろんな犬たちとも仲良く遊んだ。全く物怖じする気配はない。

 子犬は生後3週~15週までにいろんな事物に接して性格が形成される。
その時期の愛犬の育て方で愛犬の性格が決まる。人でいう「三つ子の魂百まで」に相当する。

 ところが、混合ワクチンを売るつけたい獣医界はワクチンで免疫がつくまでは、子犬を外界から遮断することを勧めている。自然界の動物は自然免疫で病気にはならない。自然にできる獲得免疫で十分だ。

 何十年も犬を飼い続けてきて、一度も混合ワクチンの注射をしたことがない。
金の問題ではない。機会損失の問題だ。
獣医界の言うようにすると、臆病犬や喧嘩好きな犬になる。
 混合ワクチンに関する病気になれば、治療すれば完治する。病気になる確率も、完治しないで死ぬ確率もきわめて低い。

 しかし、臆病犬や喧嘩好きな犬になってから、その性格を治そうとしても、簡単にはいかない。一生その性格のままのことが多い。
病気は治せる。性格は直せない。獣医界は金に目がくらんで、物事の軽重をわかってない。

 愛犬家に聞く。ワクチンが大切か、愛犬の性格が大切か。その選択で愛犬の一生が決まる。


愛犬と寝食を共にして何が悪い! 2005.06.29


 愛犬はかわいがり、いやされるために飼う。その根本的本質的なことがわかってない自称犬の専門家、あるいは、調教師がいる。
本末転倒して、愛犬のしつけをしたり、本やHPに間違ったことをさも正論のように記述している。本人たちは、正しいと信じているから、始末が悪い。迷惑千万だ。

「愛犬の権勢症候群その2」に詳述してあるように、 愛犬を権勢症候群の犬、つまり、アルファ・シンドロ-ムの犬にしないようにしつけることは大切なことだが、そのしつけのために、愛犬を飼う本来の楽しみを見失うようなしつけは本末転倒だ。
HPに下記の文章がある。その一部を原文のまま引用する。類似の考えの人が多い。
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★ 一緒にご飯を食べない
群れで生活する動物はリーダーから先にえさを食べます。いっしょに食べたいのはやまやまですが、人間がリーダーとなる以上は自分の食事が終わった後にえさを与えましょう。

★ 一緒に寝ない
一緒の布団でぐっすりと、とてもほほえましい光景ですが、はっきりと上下関係ができていないと犬は仲間意識を持ってしまいます。人間はリーダーになるのですから、仲間ではいけません。上下関係が認識できるまで我慢しましょう。
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 人の付き合いでも「寝食を共にする」ということは最も親しい付き合い方の一つだ。親兄弟のように仲良く暮らすとか、男女がむつましく暮らすことだ。
愛犬を恋人のように、あるいは、よき伴侶のようにかわいがっている愛犬家は多い。愛犬を隷属の動物と思っている方が感覚が正常ではない。愛犬にまで自分は偉いと思わせないと、しつけもできないのかと聞きたい。しつけができている愛犬のパナとは対等のつもりでかわいがっている。

 自分の愛犬と寝食を共にして、他人から、とやかく言われる筋合いはない。偏見の押し売りは迷惑千万だ。 

 「犬によるパスツレラ病テレビ騒ぎすぎ!?」に詳述してあるように、愛犬とはキスしない方がよいと非科学的で、非人情的な放送があった。世の中を無駄に騒がし、まともな放送ではない。愛犬にとっても、その飼い主にとっても迷惑千万な放送だ。
犬について無知蒙昧な連中が視聴率アップのために企画した低俗番組だ。無責任だ。

 愛犬と一緒に宿泊したり、一緒に食事もできるカフェやレストランが増えてきていることはありがたい。世の中が住みやすくなる。
伊豆に愛犬と宿泊し、愛犬の食事も予約して、フランス料理のフルコ-スを愛犬と一緒に食べられるホテルがオ-プンしているようだ。

 伊豆の万三郎岳(1,405m)や万次郎岳には、まだ、登山してないので、愛犬のパナをつれて、フランス料理と登山の奇妙な組み合わせで、楽しんでみるのもいいかなと思っている。



アレルギ-はシャンプ-では治らない! 2005.06.28


 愛犬の皮膚炎やアレルギ-に悩んでいる愛犬家が多い。
随想「愛犬シャンプ-には人用が最適!?」に愛犬がアレルギ-なので、高価だが、犬用シャンプ-を使用しているとの投稿が幾つかあった。

 犬用シャンプ-のHPがあった。その一部を原文のまま引用する。
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●植物成分のみで作られた、非常に低刺激性で安心なシャンプーです。
●植物成分により、コートの日焼けや変色防止、ノミ駆除等の効果があり、天然オイル成分が皮膚の乾燥を防ぎ艶やかなコートに仕上げます。また、消炎、鎮痛、抗菌、殺菌等の効果がありますので、皮膚炎・敏感症の愛犬にもお使いいただけます。
●お勧め/健康な犬(特に毛質が硬めの犬種)、皮膚炎・アレルギー症の犬
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 シャンプ-は医薬品ではない。しかし、上記の広告は医薬品のような広告だ。誇大広告、虚偽広告というよりも詐欺広告だ。
こういういかがわしい広告に騙されて、愛犬のアレルギ-に悩んでいる愛犬家がわらをもつかむ思いで騙されるのだ。アレルギ-はシャンプ-では治らない。当然のことだ。

 アレルギ-とは体内での戦争のことだ。体内に入った異物(抗原)を無毒化するために、体内に自動的に防衛軍(抗体)ができる。その異物の抗原が何度も侵入してくると、防衛軍の抗体も大きくなる。その異物と防衛軍の戦争を抗原抗体反応という。戦争だから、発砲して発熱する。その戦争の症状が皮膚などに現れたものが、アレルギ-だ。皮膚アレルギ-の場合は特別にアトピ-という。

 その原因は多種多様で完全には解明されてない。人の場合、花粉、金属、ほこり、ダニなどの他に卵、乳、小麦、そば、落花生、鯖などの食べ物も抗原になる。

 愛犬の場合は食餌がアレルギ-の発生源になる。犬のアレルギ-の50%を占めているとの情報がある。原料が不明なドッグフ-ドを止めて、何を食べさせたかがわかる手作りの食餌でアレルギ-を克服できる可能性は高い。

 愛犬の世界にアレルギ-が多発しているのは、ドッグフ-ドに含まれている防腐剤の猛毒のエトキシキンの可能性も高い。昔の犬はドッグフ-ドは食べなかったので、アレルギ-が問題になったことはなかった。

 ドッグフ-ドも犬用シャンプ-もその成分は愛犬家には知らされてない。
内容が秘密の商品に安全で健康によいという商品は古今東西ない。詐欺商品が多い。

 愛犬家は内容がはっきりしている食べ物やシャンプ-などを使うことが愛犬の健康を守ることだと自覚した方がよい。風説風評に惑わされないで、自分で物事を考え、愛犬の健康を守ることが大切だ。


愛犬シャンプ-には人用が最適! 2005.06.27


 成分不明の犬用シャンプ-を買ったことはない。勿論、使ったこともない。
何十年も愛犬を飼い続けているが、シャンプ-は人と同じものを使っている。
その間に、獣医から犬用シャンプ-を勧められたことはあるが、品質を保証するための成分表示がない商品は使用しようとは思わない。

 人用のシャンプ-は品質保証のために法律で、その成分表示を義務づけている。
人の健康を害するような原料を排除するためだ。ご自宅にあるシャンプ-の容器には必ず成分が明記されているので、ご確認できる。
 こちらの風呂場にあるL社のシャンプ-は29成分、K社のものは15成分が列記されている。もし、アレルギ-反応などの異常なことが起こると、どの成分が原因物質かの究明ができるようにしてある。だから、人用のシャンプ-は安全だ。

 しかし、犬用のシャンプ-容器にはその表示がない。ご自宅にあるなら、ご確認できる。
つまり、何が入っているか不明だ。犬用の商品には法律の規制がない。インチキ商品でも、いかがわしい商品でも取り締まる法律がない。だから、誇大広告や虚偽広告も堂々と横行している。
 換言すると、人用シャンプ-の製造時に不合格となったシャンプ-でも、犬用シャンプ-としては販売できる。その中身は誰も調べないし、法律違反でもないのだ。

 不思議なことに、愛犬用のシャンプ-は人用シャンプ-の約2倍ほどの高価格で販売されている。内容が不明の商品の方が高価なのだ。不思議な現象だ。
犬用には高価な成分が入っているから? 人には不要で、犬にだけ有用な成分があるのか。ないと見ている。

 人も犬も哺乳類で、毛のタンパク質の成分は殆ど同じだろう。違うという科学的なデ-タを犬用シャンプ-メ-カ-は明らかにしてあるのか。どこが、何が違うのか。
その違いで、人と犬とではシャンプ-の成分を変更しなければ、犬の毛を綺麗にできないし、犬の健康を害することがあるのか。それを科学的に証明したデ-タは提示できるのか。そんなデ-タはないだろう。あるというなら、提示を求める。

 愛犬の世界は妖怪のすむ伏魔殿だ。詐欺商法も平然と横行している。
愛犬家は科学的合理的に物事を考え、愛犬を守ることが大切だ。



犬によるパスツレラ病テレビ騒ぎすぎ! 2005.06.26


 人畜共通感染症で犬から感染するパスツレラ病に関するテレビ番組があった。
愛犬とキスしたり、一緒に寝たりすると、感染して発病するから、そのようなことはしてはいけないと視聴者が受け取るような番組はよくない。ボヤを視聴率アップのために、大火と報じているような感がある。人が死ぬような病気ではない。

 パスツレラ菌は健康な猫の90%以上、健康な犬の50%以上が口内に持っており、人間に感染して初めて発症する。ただし、キスでは感染しない。エイズと同じだ。唾液には強い殺菌作用があり、パスツレラ菌もエイズ菌も死滅する。

 犬猫にかまれて、その唾液が傷口に付くと感染することがある。傷口を消毒しておけば問題はない。感染すると、傷の痛み,発赤、発熱があるようだ。特別な治療はしなくても自然に治癒する。症状が重い時は、抗生物質を飲むだけで治るようだ。

 犬に指を深くかまれたのに、消毒もしないでおいたら、化膿して骨髄炎になったケ-スがあったようだ。不衛生なことをすると、他の化膿菌も繁殖して症状を悪化させることもあるだろう。なお、パスツレラ菌は健康なウサギやハムスターなどにも保菌されている。

 テレビの視聴率アップのために、愛犬の悪口みたいなことを取り上げる番組は低俗だ。社会良識が欠如している。世の中に風評被害を与える。
 かって、テレビ朝日がダイオキシン問題で裁判所に訴えられ、世の中に風評被害を与えたとして敗訴し、有名な司会者が降板したことがある。無責任なテレビ局だ。

 ドッグフ-ドは栄養バランスがよいとテビで発言するような無知蒙昧で無責任な人もテレビに出すなと言いたい。テレビ局の質が問われる。



愛犬には人の食べ物が健康的だ! 2005.06.25


 地球上で一番安全でおいしい食べ物は人の食べ物だ。その安全で美味しい食べ物を愛犬に食べさせると、なぜいけないのだ。高価で贅沢だから? それとも塩分が多いから?

 ドッグフ-ドだけを愛犬に食べさせている愛犬家に聞く。
なぜ、愛犬にドッグフ-ドだけを食べさせているのか。 安いから? 栄養満点というから? ドッグフ-ド愛好家は自分自身も2,3日食べてみる気はあるのかな? 

 ドッグフ-ドは第二次世界大戦後の約50年前にアメリカで初めて販売された。物珍しさと手軽さが受けて、日本でも急速に普及した。その中身は不明のままだったが、最近、その中身が暴露され、恐ろしい食べ物であることが明らかにされている。

 その原料は食品業、農業、畜産業の産業廃棄物であるだけでなく、殺処分された犬猫を含む動物の死骸であることも否定できない事実として明らかにされている。

 日本でも犬猫の死骸がドッグフ-ドになっている。このブログにもショッキングな投稿がある。下欄のトラックバックに「毒殺犬猫ドッグフ-ド化!告発投稿!? 」 がある。

 防腐剤にはドッグフ-ドメ-カ-も認めているように、ベトナム戦争で枯葉剤として使われ、多くの奇形児の原因となった猛毒のエトキシキンが使われている。安くて防腐効果が高いからだ。愛犬が肝臓障害になる化学物質だ。

 愛犬に人の食べ残しなどを食べさせてない理由に、人の食品の中の塩分をあげている愛犬家が多い。ドッグフ-ド界が流した非科学的な風評に毒されている。愛犬にも塩分が必要なことを科学的に記述した随想「手作り食餌は愛犬の塩分不足に注意!? 」 がある。

 ドッグフ-ドを売りつけたいために、愛犬家が手作りの食餌や人の食べ残しを愛犬に食べさせないようにしようと、塩分や香辛料は犬に害があると、ドッグフ-ド業界はウソを言っている。

 犬が人と共生共存するようになった歴史は少なくとも1万年以上ある。その間、犬は人と同じものを食べてきた。食べ残しが主食だった。食べ残しには当然塩分がある。犬が塩分で早死にしたという歴史上の記述はない。塩分で、犬が早死にしたという科学的なデ-タもない。あるというなら、提示してもらいたい。

 厚生労働省が勧めている食生活改善普及運動で、人の食塩摂取量は一日10g以下がよいとしている。高血圧の人はさらに少ない方が望ましいとのこと。
しかし、実際は十数g摂取しているようだ。減らすと、美味しくないからだ。

 愛犬に関してはそのような科学的なデ-タは見当たらない。発表されてない。
なのに、愛犬に人と同じ程度の塩分を与えると、健康を害するといい加減なでっち上げをドッグフ-ド界は言っている。

 愛犬にご飯に味噌汁の食事を食べさせても何の問題も起こらない。健康で元気だ。それが健康に悪いというなら、科学的な根拠を示すべきだ。ドッグフ-ド界は無責任な人間が多すぎる。虚偽表示、詐欺行為と同じだ。

 愛犬のパピヨンのパナは味付けしたもので、香辛料の入っているものも食べさせることがある。喜んで食べるし、健康上問題を起こしたことはない。
長寿犬の飼い主は皆「人と同じ物を食べさせている」と異口同音に言う。

 愛犬の健康は飼い主が自分の頭で考えて管理することが大切だ。



愛犬には人用のおやつが最高! 2005.06.24


 愛犬のおやつの宣伝販売が花盛りだ。詐欺商法も横行している。ネット広告に次の記述があった。原文のまま一部引用する。

 「ペットのふん尿のニオイを大幅にカットする、ビスケットタイプのドッグフード(犬用スナック)です。穀物発酵エキス(消臭成分)、緑茶ポリフェノール、オリゴ糖を配合。食べて2-3日頃よりニオイに作用しはじめます。ワンちゃんと一緒のさわやかな生活に。」

 ペットのふん尿のニオイを大幅にカットする消臭成分の「穀物発酵エキス」とは、いったい何だ。
エキスとは薬物や食物を水などに浸して有効成分を溶かし込み、それを濃縮したものだ。穀物を発酵させると、アルコ-ルができるのは常識だ。

  絞り粕はエキスとは言わないから、ここで言う「穀物発酵エキス」とはアルコ-ルのことか。アルコ-ルは液体だし、スナックに入れると、犬が嫌う。食べない。

 「穀物発酵エキス」が消臭作用があって、「食べて2-3日頃よりニオイに作用しはじめます。」とは、世の中を愚弄している。悪質な詐欺商品だ。

 愛犬が食べて消臭作用があるというなら、画期的なことだ。実にすばらしい。その製法と成分を明らかにして、特許も取れる。莫大な利益が得られる。なぜ、それをしないのだ。
 科学的な根拠のないインチキ商品だ。ポリフェノールやオリゴ糖にも消臭作用はない。

 その会社の商品はすべて疑ってみた方がよさそうだ。そういう詐欺商法がまかり通り、もっともらしく宣伝広告しているのが愛犬の住んでいる世界だ。

 愛犬用のおやつの愛好家に聞きたい。
なぜ、犬用のおやつを愛犬に与えるのか。人間用のおやつを愛犬に食べさせると、どんな弊害があるのか。健康上の弊害が出るとは考えにくい。
塩分が健康によくない? 塩分は多すぎると、人間にだって弊害がある。普通の食事の塩分で、愛犬が健康を害したという科学的客観的なデ-タはない。

 ドッグフ-ドメ-カ-が自社商品の売り上げ増加を画策して、愛犬に残飯などを食べさせないで、ドッグフ-ドをたべさせた方がよいと、科学的な根拠のないことを言いふらしているだけだ。

 昔の犬は、ご飯にみそ汁で長生きした。現在でも、長寿犬の飼い主は愛犬には人と同じ食事を与えていると口をそろえて言う。

 愛犬のパナは鶏の手羽先を主体にした手作り食事に満足して、おやつはゼロだ。ジャ-キ-さえ食べない。たまに、人用のチ-ズを食べることがあるだけだ。

公園で会う他の愛犬の飼い主がパナが何も食べないのを不思議がる。
「犬用チ-ズ」なのにとか、「犬用おやつ」なのにとか言う。つまり、人間用よりも高価なものなのにという意味だ。公園で議論する気はない。聞き流している。

 タマネギ等のネギ類と犬種によってはイカなどを避ければ、チョコレ-トも常識的な量であれば食べさせても、何の問題もない。先代のパピヨンは登山の時はチョコレ-トを分けて食べさせていた。愛犬も元気が出る。
香辛料も人の食事と同じ量であれば何の問題もない。

 疑わしいと思う人は、少量づつ与えて試してみることができる。愛犬が喜ぶのは間違いない。詳細を知りたい愛犬家は下欄のトラックバックの随想を参照されたい。

 地球上で一番安全で美味しい食べ物は人の食べ物だ。しかも、大量生産するので、品質の割には安価だ。犬用は少量生産なので、生産コストがかさむ。
愛犬のおやつには安くて安全な人用のおやつが最良だ。



珍しい愛犬たちの写真集! 2005.06.23


 東京の公園で会った珍しい愛犬たちの写真集。

 「イヌ」は生物学的にホモサピエンスの「ヒト」に分類されている動物と仲良しだ。地球上で「イヌ」は同じ哺乳類の「ヒト」のそばに、いつの時代にもいた。有史以前から仲良く生きてきた。

 世界中でイヌのいない国はない。どの国にも多種多様なイヌがいたし、今もいる。地球上に現在までに、何百億、何千億匹の犬が生まれ、人間に重宝され、心暖まる癒しと数限りない想い出を残して、生涯を終えたのだ。

 共生共存関係を形成して、生存競争を生き延びてきた動植物は多いが、その多くは、異なる種類の動植物同志だ。イヌとヒトのように、哺乳類という同じ類に属する動物が共生関係を形成しているのは珍しい。

 しかも、そのイヌはヒトの好みに合うように改良されつづけられ、進化発展してきた。オオカミを手なずけて以来、現今の超小型犬ブ-ムに至るまで、常に仲良く生きてきた。離反独立した歴史がない。

 イヌがヒトに忠実であるのは、イヌの進化発展の歴史の過程で、地球上で生き延びて行くには、ヒトと仲良くした方がよいという遺伝子のDNAが、体内に組み込まれているのかも知れない。生物学的に見ても、極めて特異だ。その生存数も多い。他に例をみない。猫はかわいいが、忠実とは言えない。

 イヌが山の自然環境に悪影響を与えると唱えるヒトやノ-リ-ド反対をとなえるヒトは、このイヌとヒトの共生共存関係の歴史的事実に気づいていないか、その歴史的事実が理解できないほどの無知蒙昧だ。

 「イヌ」と「ヒト」の何万年という共生共存の歴史の重みを理解できないのだ。
「歴史は繰り返す」といわれるように、歴史から学ぶことは多いのに、イヌとヒトの歴史から、何も学ぶことのできないヒトなのだ。脳の思考中枢が北京原人やネアンデルタ-ル人から進化してないのかも知れない。そういうヒトは自分が動物であることがわかってない。

 何事につけ、平気で「犬は動物だから」と差別する。公園の手洗い用の水道の蛇口の横に、『犬に直接水を飲ませないでください』と掲示を出している市役所の小役人も、自分を動物とは思ってないようだ。無菌の神や仏に近い存在と誤認している。

 イヌはヒトにとってなくてなならない動物だ。イヌはヒトに計り知れないほどの無償の癒しを与えてきたし、与え続けている。無償の愛で、ヒトの心をなごまし、豊かにしている。ヒトとイヌとの共生が大切だ。



猿や熊の追い払いに犬を活用! 2005.06.22


 ニホンザルによる農作物被害や住居侵入を防止しようと、大学教授を中心に犬の専門家や学生ら約30人が参加して、犬十数匹を訓練し、今冬から宮城県内で猿の群れを山奥に戻す「追い上げ」に活用するという。

 年内には猿を追う人と犬のペアを10組以上つくり、仙台市西部など猿害が発生している地域で徹底的な追い上げ作戦を展開する。

 宮城のサル調査会はこれまで、人手で猿の追い上げを実施してきたが、猿がやぶなどに逃げ込み、群れを見失ってしまうことが多かった。そこで浮上したのが、猿追い犬の育成案。犬の鋭い嗅覚と獲物を執拗に追う習性に着目した。

 伊沢教授は「犬は訓練次第でどこまでも猿を追うようになる。猿の人慣れを防ぎ、野生の尊厳を守るためにも、ぜひこの試みを成功させたい」と話している(河北新報 05.6.20)。

 猿だけでなく、熊、、鹿、猪による農作物被害だけでなく、熊による多くの死者も出ている。異常気象で山に食べ物が不足したからとだと、単純に考えている自称専門家が多い。原因はもっと根が深い。人間の都合だけで自然環境を破壊した人災だ。林野庁などは猛反省すべきだ。

 山が好きで、愛犬のパピヨンを連れて、200回以上もいろんな山に登山している。麓から標高1,000m位まで杉林が続くことがある。登山道には日光が入らず、薄暗い。見晴らしはゼロだ。

 重い荷物を背負って黙々と歩きながら思うことは人間の悪行の深さだ。林野庁などの小役人の自然に対する理解力の無さだ。無責任で無知蒙昧だ。

 戦後復興のために木材が必要だったことはわかるが、日本国中を破壊するほど、杉や檜を植林する必要はなかった。伐採木の搬出に適した山は林野庁などによって破壊され尽くされている。輸入木材の方がやすいので、杉林は放置され、間伐も行われてない。そのために、日光が入り込まず、雑木や草が生えない。地面がむき出しになっている。落ち葉などの腐葉土がないので保水性もない。大雨の時は洪水も起こる。

 杉林には猿、熊、鹿、猪などの食べ物はない。自然の山にはいろんな雑木があり、いろんなドングリがある。それを動物たちは食べていた。それを人間が奪った。というより、無意味に破壊した。動物たちの楽園を壊滅させた。

 農作物を荒らす動物が悪いのではない。動物との共存を考えてこなかった林野庁などの小役人が悪いのだ。浅はかなことを長年続けてきたツケが来ているのだ。

 その林野庁の小役人は「 山岳救助犬の育成を妨害する小役人!?」に取り上げたように、山への愛犬の入山を禁止している。身勝手だ。たとえ、国立公園でも犬の入山を禁止する法律はない。法律に違反して、勝手にル-ルを作って、国民に強制している。

 国立公園の尾瀬では老舗の「長蔵小屋」などの経営者も含め、いくつもの山小屋の経営者が山の自然環境破壊で有罪判決を受けている。小役人と賄賂接待付け届けで結託していたと見るのが自然だ。
その尾瀬も犬を入山禁止にしている。法的根拠はない。法律無視だ。
犬の入山を禁止して、いかにも自然環境保護者のような顔をしたいのだ。偽善だ。

 長野県も猿や熊を追い払うために訓練した犬を活用するとの報道が半年ほど前にあった。愛犬たちを使って、山の動物たちを山へ追い返すことはよいことだ。殺すことは人間の身勝手だ。忍びない。

 人間と動物の共生を根本的に考え直す時期が来ている。杉林は花粉症で国民生活に深刻な影響も与えている。国民経済的にも大損失だ。林野庁の要員削減も必要だ。



山岳救助犬の育成を妨害する小役人! 2005.06.21


 通常のHP【愛犬と登山 パピヨンと高山200回以上の教訓】の訪問者から、下欄のメールが来た。すぐに快諾の返信をした。

 自然環境を破壊しているのは、マスツア-の登山観光業者と、それらと癒着した環境省や農水省の出先機関の小役人だ。犬ではない。
犬入山禁止は観光業者の自然環境の破壊行為をごまかすためのカモフラ-ジュだ。欺瞞だ。愛犬との登山を禁止する法律はない。

 「犬は自然環境を破壊するから、入山禁止」ということは、ピッキング強盗集団が鉛筆を万引きした少女を捕まえて、「俺たちは正義に味方だ。」というのと同じだ。富士山や多くの名山がマスツア-の観光登山業者によって破壊されている。環境省や農水省の出先もグルだ。

 一方、犬が自然環境を破壊した歴史は地球上にない。あるというなら、科学的証拠を求める。環境省や農水省の小役人と観光業者によって、わが国の自然環境が破壊され続けている。



 私はエコツアーガイドをしながら、山岳救助犬の育成をしていますが、屋久島観光協会、屋久島森林環境保全センター(林野庁)等から活動を強く妨害されております。
 さて、「犬登山」で検索していたところ、貴サイトにたどりつきました。とても充実した内容で大変勉強になりました。もし宜しければ貴サイトを参考にさせていただき、今後の対策に使わせていただきたいと思います。手始めに、現在犬を連れていると直接妨害してくる林野庁に対しての抗議文を作成してみました。貴サイトの文を引用させていただきましたが、問題ありませんでしょうか?もし問題がありましたらご指摘ください。



屋久島森林管理署長殿

 日頃は屋久島のためにいろいろとご尽力いただきありがとうございます。

 さて昨日、○○○○、○○○○が犬を連れて白谷雲水峡に入ろうとしたところ、管理棟受付の女性から犬を入れることを拒まれました。なおその女性によると、森林環境保全センターから拒むよう指示されているとのことでした。

 自然休養林担当管理官の○○氏によると、上から自然休養林の管理に関する通達があったとのことですが、管理官がその通達を都合よく解釈して「自然休養林内に犬を連れて入ってはいけない」というル-ルを勝手につくっても良いという法律はありません。それどころか憲法違反になります。何のために三権分立の制度になっているのでしょうか。

 屋久島森林環境保全センターは犬嫌いの人の後押しをして、島民同士のいがみ合いを助長しています。このままでは暴力事件も起きかねない状況です。その責任を保全センターが取れますか。責任と権限は表裏一体のものです。保全センターは責任を取らずに、禁止する権限だけを行使しています。管理棟受付の人に犬を入れることを禁止させているのは、違法行為であり、越権行為でしょう。それが行政が行うべき国民へのサ-ビスの向上でしょうか。単なる私たちへの嫌がらせとしか受け取れません。また法律違反でもあります。

 地方自治法第244条は住民が公の施設、例えば国有林等を利用することについ
て、正当な理由がないかぎり、拒んではならない(2項)と規定し、利用することについて、不当な差別的取り扱いをしてはならない(3項)と規定しています。

 保全センターは「犬嫌いの人もいるから」ということを禁止理由の一つにあげていますが、何事であれ、法律条例を無視して好き嫌いの感情論で、憲法が国民に保障している幸せに生きる権利を林野庁の一管理官が恣意的に制限して良いと言うのでしょうか。

 「人に危害を加えたら」という見方もあるようですが、政令の動物愛護法施行令で「人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれのある動物」に指定している動物は、イヌ科ではジャッカル、コヨーテ、オオカミ等、ネコ科ではピューマ、チーター等の猛獣です。普通のイヌやネコが含まれてないのは当然でしょう。

 「生態系に対する悪影響」という見方もあるようですが、屋久島の植物に関して第一人者である○○大学大学院教授の○○○○氏によると、屋久島の植生に深刻な影響を与えているものは、「(1)シカの食害、(2)林道などの工事、(3)人間による乱獲、(4)登山の影響、(5)大陸からの汚染物質の飛来」とされています。
○○氏は、数種の固有種はシカにより絶滅した可能性が高く、シカの食害が最も差し迫った問題だとも言っています。

 人間は生物学的には猿と同類の霊長目に分類されている動物です。体内には多くのバクテリア等が存在しており、決して無菌ではありません。細菌学的にも、生物学的にも、植物学的にも、犬が自然を破壊したという歴史はありません。もしあるというなら、科学的に実証された証拠を求めます。

 私たちのお客様には国会議員や各自治体の議員等も含まれております。今までに地方自治体の関係者が救助犬を高く評価し、エコツアーに参加された例もあります。今後もそのような予定が入っておりますので、一管理官が法律に反してうかつな発言をすることにより、屋久島のイメージを損なうようなことは避けていただきたいと思います。

 以上、宜しくお願いいたします。
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