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日記保管庫 2005.05.21 - 31


人のワクチン接種中止!愛犬は大丈夫か? 2005.05.31


 厚生労働省は昨日、日本脳炎の予防接種について、緊急中止勧告を出した(05/5/30)。昨年7月に、接種を受けた14歳の女性が、呼吸停止などを起こして寝たきりになったのだ。つまり、自発呼吸ができなくなり、脳の一部に炎症も見つかり、全身不随となったとのことだ。

 その他にも、接種の副作用で、03年度に80人が被害を受けた。うち脳炎・脳症を起こした人が8人。他にアナフィラキシーと呼ばれる急性のアレルギー反応や、39度以上の発熱などが起きた。
 厚労省は今後、予防接種法が接種を推奨する対象疾病から日本脳炎を外すことも視野に同法の改正を検討するとのこと(毎日新聞、日経新聞)。

 3日前に「 ワクチンで子供4人死亡。愛犬は大丈夫か」を書いたばかりだ。
すでに、そのときには厚労省内では、日本脳炎のワクチン接種の中止勧告で大騒ぎをしていたのだ。
ワクチンで子供4人が死亡していた事実を暴かれるのを恐れて、その情報を先に公表したのだ。

 人のワクチン副作用死でさえ、10年以上も公表しないのだ。
犬の狂犬病ワクチンや混合ワクチンの副作用死については、農林水産省も簡単には公表しないだろう。愛犬達の命よりも、賄賂接待の好きな小役人は獣医界の意向を重視する。

 AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインを再度掲載する。

1 ワクチンを必要以上に接種してはならない。
ワクチンを必要以上に頻繁に再接種してはならないと、警告している。
狂犬病ワクチンは3年、混合ワクチンは7年の効力があると指摘されているのに、日本は必要以上に頻繁に再接種している。獣医団体等の関連機関が儲けるために、科学的な警告を無視している。毎年、混合ワクチンの注射を勧める獣医は自分の利益しか考えてない。愛犬の健康は無視されている。

2 ワクチンは動物に障害を与えないと言ってはいけない。
ワクチンは強力な活性を持つ薬剤であり、副作用が発生する可能性があると、警告している。日本の獣医は混合ワクチンは安全ですと、平気でウソを言って、愛犬家を騙している。

3 その犬が過去にアナフィラキシ-を起こしたことがわかっているワクチンを再接種してはならない。
アナフィラキシ-とはアレルギ-反応の大きなもので、死につながるほどの症状のことだ。
一度、ワクチン注射で体調を崩したことのある愛犬に、再度、注射をすると、アナフィラキシ-でショック死すると、警告しているのだ。

 混合ワクチンを勧めている獣医のHPには、そのようなことは記述されてない。
混合ワクチンは安全ですと強調しているHPが多い。
日本の獣医は儲けることしか考えてない。

4 不活化ワクチンを生ワクチンの前に投与してはならない。
すなわち、狂犬病ワクチンを注射したあとで、混合ワクチンを注射すると、混合ワクチンの効果はないとのことだ。日本の獣医は、そのことを周知徹底しているかな。

5 妊娠した犬にワクチンを接種してはいけない。
親犬が流産したり、胎児がワクチンの病気に感染する可能性があるとのこと。

 ワクチン接種後の下痢や元気消失はワクチンの副作用であることをわかってない愛犬家が多い。知人の愛犬は副作用で死んだ。誰も補償してくれない。それこそ、犬死にだ。

 愛犬のパピヨンのパナは犬死にさせたくないので、ワクチンのお世話には一切なってない。お陰様で、副作用の心配はなく、ノ-リ-ドで元気溌剌だ。



愛犬に鶏の骨やチョコとオウム真理教!? 2005.05.30


 このブログに「 愛犬は鶏の骨が大好きだ!?」と「 愛犬にチョコレ-ト! 心配しすぎ!?」を書いた。
今までの常識を覆す情報なので、多くの愛犬家が驚いた。そして、なるほどと賛同した。
しかし、いまだに、ドッグフ-ド業界や獣医界の関係者と思われる人達から、自分の所在を明らかにしない覆面投稿やブログ管理者への嫌がらせのBBSへの投稿がある。

 投稿者自身がやましいと思っているのだろう。
BBSへの書き込みはブログ管理者への個人的な通信手段と見ている。多くのサファ-はBBSの書き込みを読まない。
 自分が正しいと思うなら、堂々と日記・記事にコメントすればよい。
ただし、覆面投稿は原則として削除している。世の中にお知らせする情報としての価値が無いものが多い。情報価値のあるものは丁重に取り扱っている。

 愛犬のパナは人工的なドッグフ-ドは好まない。自然の鶏の骨をかじって食べている。先代の登山犬初代のパピヨンも、ケンタッキ-などの鶏のから揚げの骨をかじって食べていた。両端を食べて、中央部分は残していた。
お蔭様で歯磨きをしたことはないのに享年15歳以上で急逝するまで歯は丈夫だった。
 今のパナも同じような食べ方をする。ジャ-キ-さえ見向きもしないほど鶏の骨の食餌に満足している。犬の遺伝子のDNAに組み込まれた因子が骨を求めているのだ。
肉食動物の骨好きは自然の摂理なのだ。

 食餌の料理法は、このブログの「チン~で愛犬のヘルシ-フ-ド!」 に詳述してある。
鶏の骨からカルシュウムなどの有用無機物を摂取するか、ドッグフ-ドでとるか、犬にとってはどっちの方が良いのか。

 チョコレ-トにはテオブロミンというカフェインと同類の興奮作用のある物質が含まれている。チョコレ-トを食べると、元気になるのはそのためだ。
先代の登山犬のパピヨンとは登山中に、チョコレ-トを分け合って、よく食べた。
冷えた缶コ-ヒ-も好きだった。今のパナも缶コ-ヒ-は好きで飲む。

 テオブロミンの致死量は体重1kg当たり、犬は120~500mgで、人は300~500mgだ。犬の体重が10kgなら、10倍すればよい。

「明治ミルクチョコレ-ト」100gにはテオブロミンが280mg含まれている。
「ガ-ナミルクチョコレ-ト」100gには240mg含まれている。

 板チョコ100gは女性の手のひらほどの大きさのものだ。それを10個一度に愛犬に食べさせたら、体重10kgの愛犬は中毒死する可能性があるということだ。
 体重3kgの愛犬なら、100gの板チョコ3個を一度に食べさせたら、死ぬかも知れないのだ。
そのようなバカなことをする飼い主はいないだろう。そんなに沢山食べら、人間だって、胃の調子がおかしくなる。

 なぜか、犬の世界に関しては実に馬鹿馬鹿しいことが、さも正論のように罷り通っている。困ったことには、それを正しいと信じ込んでいる愛犬家が多いことだ。
こちらの方が非常識のように思われる。変な世の中だ。

 殺人さえ平然と行ったオカルトのオウム真理教でさえ、いまだに信者がいる世の中だ。
愛犬に関するオカルト的風説風評を盲信している愛犬家がいてもおかしくない。
犬は色盲だと信じ込んでいる人も多い。水入りペットボトルで犬猫が逃げると思い込んでいる人もいる。盲信者の改心は不可能に近い。それが世の中だ。


涙やけ(流涙症)は手作り食餌で治る!? 2005.05.29


 涙は常時流れていて、眼を潤して保護している。眼に入る涙量と出る涙量のバランスがとれているのが普通だ。出る量よりも入る量が多いと、目から涙がこぼれだし、その涙が目がしらの下の毛について赤茶色に変色する。 涙やけとか、流涙症という。

 涙の目への出入りのバランスを壊している原因は大別して二つある。
その一つは、涙の出入りする涙道が詰まっている場合だ。
涙は目の上部の涙腺から出て、目を潤し,目がしらにある小穴の涙点から鼻涙管を通って鼻腔に排出される。つまり、悲しいときには鼻からも涙が出ているのが普通だ。
ところが、涙点や鼻涙管が詰まっていると、常時、頬に涙が流れることになる。
すなわち、涙道閉塞が涙やけの原因になる。

 獣医のHPには、涙やけの原因は、この涙道閉塞だけが強調されている。つまり、手術して、儲けたいのだ。手術しても、治らなかったら、どうするつもりだろうかと思う。

 もう一つは、愛犬の食餌に関係している。タンパク質、つまり、肉類が不足していたり、ドッグフ-ドに含まれている防腐剤(合成保存料)が関係している。
殆どの涙やけの原因はドッグフ-ドによる栄養バランスの不良だと見ている。

 結論から先に記述すると、肉食を主体にした手作りの食餌を与えると、ひと月位で改善の兆候が出て、3ヶ月では完治する。と記載した信頼できる記述が多々ある。
知人の愛犬のチワワも涙やけだったが、愛犬のパナが鶏の手羽先を好んで食べていることを教えたら、3ヶ月ほどで完治した。

 その時に、5%程度のホウ酸水で、変色した毛を毎日拭いてやるとよい。
ホウ酸の脱色作用はおだやかで皮膚や毛に優しい。弱い酸性で、化学的に言うと、還元漂白だ。
 参考までに付言すると、家庭用漂白剤のキッチンブリ-チなどは、アルカリ性で、酸化漂白だ。タンパク質をドロドロに溶かすので、皮膚や毛の脱色には向かない。

 涙やけの治療薬については、数多くの商品が販売されている。全く効果のないものも多いと見ている。つまり、詐欺商品だ。
愛犬に関する商品には、誇大広告や詐欺広告が多い。取り締まる法律がないのだ。
詐欺師が暗躍している無法地帯だ。巧妙なやり方で愛犬家を騙して、何の効果もない商品を売りつけようとしている。

 一例を挙げると、一人二役の間が抜けた詐欺師がいる。
リンゴ酢は涙やけに効果があったので、皆さんにもお勧めすると、いかにも、その商品の製造販売には無関係な一般の愛犬家のようブログがある。
調べてみると、文体もその商品のPR文と同じだ。
 頭が良いのか悪いのか、頭隠して尻隠さずだ。リンゴ酢はよく効くと勧めているのに、その商品のHPにはリンゴ酢のことは一言も記載されてない。
なぜ、一般の愛犬家がその商品は原料がリンゴ酢とわかるのか。

 似たようないかがわしい商品が氾濫している。サプリメントもあるが正体不明の商品だ。

 愛犬家は頭を使って商品を入手しないと、無駄金を使うだけでなく、愛犬の健康を守ることができない。正しい情報の入手が大切だ。



ワクチンで子供4人死亡。愛犬は大丈夫? 2005.05.28


 重大な事実を厚生労働省が長年隠していた。子供4人がワクチンで死亡していた。
10年以上も前の1994年から一昨年までのワクチンの副作用の情報を昨日(2005/5/27)公表した。
百日ぜき、ジフテリア、破傷風の三種混合ワクチン(DPTワクチン)と、日本脳炎ワクチンについて、接種を受けた1~3歳の子ども計4人が脳症を発症して死亡していたと発表した。他に7人の子供が意識消失などの脳症の症状が現れていたとのこと。

 今回の発表はワクチンメ-カ-5社が自主的に精査した結果、急性脳症が多発していることがわかり、公表せざるを得なくなった。賄賂接待付け届けの好きな厚生労働省がメ-カ-の意向や動きを見て公表することにしたようだ。

 人のワクチン副作用死でさえ、10年以上も公表しないのだ。
犬の狂犬病ワクチンや混合ワクチンの副作用死については、農林水産省も簡単には公表しないだろう。愛犬達の命よりも、賄賂接待の好きな小役人は獣医界の意向を重視する。

 昨日、牛肉偽装事件で「ハンナン」元会長に懲役7年の実刑判決があった。その判決文に「農水省が犯行を助長した」と指摘された農水省だ。


AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、

1 ワクチンを必要以上に接種してはならない。
ワクチンを必要以上に頻繁に再接種してはならないと、警告している。
狂犬病ワクチンは3年、混合ワクチンは7年の効力があると指摘されているのに、日本は必要以上に頻繁に再接種している。獣医団体等の関連機関が儲けるために、科学的な警告を無視している。毎年、混合ワクチンの注射を勧める獣医は自分の利益しか考えてない。愛犬の健康は無視されている。

2 ワクチンは動物に障害を与えないと言ってはいけない。
ワクチンは強力な活性を持つ薬剤であり、副作用が発生する可能性があると、警告している。日本の獣医は混合ワクチンは安全ですと、平気でウソを言って、愛犬家を騙している。

3 その犬が過去にアナフィラキシ-を起こしたことがわかっているワクチンを再接種してはならない。
アナフィラキシ-とはアレルギ-反応の大きなもので、死につながるほどの症状のことだ。
一度、ワクチン注射で体調を崩したことのある愛犬に、再度、注射をすると、アナフィラキシ-でショック死すると、警告しているのだ。

 混合ワクチンを勧めている獣医のHPには、そのようなことは記述されてない。
混合ワクチンは安全ですと強調しているHPが多い。
日本の獣医は儲けることしか考えてない。

4 不活化ワクチンを生ワクチンの前に投与してはならない。
すなわち、狂犬病ワクチンを注射したあとで、混合ワクチンを注射すると、混合ワクチンの効果はないとのことだ。日本の獣医は、そのことを周知徹底しているかな。

5 妊娠した犬にワクチンを接種してはいけない。
親犬が流産したり、胎児がワクチンの病気に感染する可能性があるとのことだ。

 ワクチン接種後の下痢や元気消失はワクチンの副作用であることをわかってない愛犬家が多い。知人の愛犬は副作用死した。誰も補償してくれない。それこそ、犬死にだ。 

 犬を何十年も飼い続けているが、怖いワクチンとは一度もお付き合いしたことがない。
お陰様で、副作用の心配をしたことがない。勿論、ワクチンに関連する病気になったことはない。皆元気で長寿だったし、今の愛犬のパナも元気溌剌だ。



公園ノ-リ-ドの犬たちの写真51枚 2005.05.27


 自分の愛犬は臆病でノ-リ-ドの犬を見るとこわがるので、ノ-リ-ドは止めてくれとこのブログに投稿があった。自己中心的な投稿だ。
臆病な犬を正常な犬にしつけ治すのが先決だ。自分のやるべきことを怠り、他人の生活行動をやめさせようとすることは身勝手だ。

 また、犬嫌いもいるからという輩もいる。好き嫌いの個人的な感情で、他人の幸せな生活行動を止めさせてもよいと思いあがっている。あつかましい。社会良識が欠如していて、横柄な人だ。

 愛犬を公園などでノ-リ-ドにして自由に遊ばせるには基本的なしつけが出来ていることが必要だ。不可欠な2点を挙げる。

1 わかりやすく言うと、おとなしい犬ならば、ノ-リ-ドにしてもよい。
各都道府県条例では「人畜に危害を加えるおそれのない」犬であり、東京都条例は「人の生命、身体及び財産に対する侵害のおそれのない」犬であることだ。
逆な言い方をすると、 攻撃的で喧嘩ぽい犬はノ-リ-ドにしてはならない。

 噛みつく癖のある犬は論外だ。公園に連れてくるなと言いたい。暴走族が国道を走っているのと同じだ。軽犯罪法に抵触する犬だ。

 愛犬がおとなしいか、他人に危害を加えるおそれがあるかどうかを判断するのは飼い主だ。しつけに自信がある人は自分の責任でノ-リ-ドにしてもよい。
 事故を起こせば裁判所で、その飼い主の判断が正しかったかどうかが問われることはある。自信が持てるだけの犬のしつけをしておけばよい。犬の管理も自己責任だ。
公園管理者が責任をとるわけではないし、犬嫌いがとるわけでもない。
責任の無い者が法律条例に反する言動をするのは無責任で、横着だ。迷惑千万だ。

2 飼い主が呼んだら、直ぐに帰ってくる犬であること。
愛犬のパナは山野や公園で遊んでいる時に口笛や登山用笛を吹くと、遠くから直ぐに帰ってくる。飼い主が呼んでも、勝手に遊び続けるようではしつけが足りない。

 上記2点が満たされているなら、ノ-リ-ドにしても、他人からとやかく言われる筋合いはない。法律条例違反でないから、警察も取り締まりの対象としてないし、罰金もない。

 愛犬がノ-リ-ドで自由に遊ぶのは、犬だけでなく、飼い主も幸せだ。人も犬も心身共に健康になる。



しつけはマテ、ダメ、ヨシから! 2005.05.26


 愛犬のウェブサ-フィンで思ったことがある。愛犬のしつけの時に使う指示命令に使う言葉の重要度の軽重を意識してない飼い主が多いようだ。
その中には、英語を使っている外国かぶれの自称指導者もいる。そういう人ほど、日常英会話のできない人ではないかと思う。
なぜ、英語を使うのかとの質問には、犬が他の日本語の言葉と間違わないからとのこと。
では、アメリカでは犬のコマンドはロシア語でも使っているのかと聞きたくなる。

 コマンドの内容もいろいろあり、重要度の軽重や愛犬に教える時の順序については記述してあるHPが見あたらない。
自慢そうに、5大コマンドとして、オスワリ、フセ、マテ、オイデ、ヒ-ル(ツケ)をあげて、それぞれ丁寧に解説しているが、肝心の教える順序順位については触れてないHPもある。

 仮に幼犬に、ここに記載した順序でコマンドを教えると、幼犬は混乱して、なかなか覚えないだろう。なぜ、オスワリやフセしなければならないのかわからないからだ。物事には何にでも順序がある。それを間違うと、愛犬も飼い主も混乱するだけだ。なお、オテは芸の一つであり、しつけができた後でお教えた方がよい。

 愛犬のパナに指示命令の言葉として最初に教えたのは、
マテ、ダメ、ヨシの3語だ。コマンドというより、会話の言葉として教えた。
だから、今では「待ってよ」とか、「駄目だよ」といっても通じる。
マテ、ダメ、ヨシの言葉の中でも、最初に、マテの意味を理解させることが大切だ。犬のすべての行動を指示制御する基本の言葉だ。

 マテの意味がわかるようになると、ダメ、ヨシはすぐに理解するようになる。
横断歩道を渡ろうとするときに、赤信号を見ながら、「まだだよ」といっても通じるようになる。「よし」と子供に話しかけるように言うと、飛び跳ねるように横断歩道を渡る。

 登山中は危険な場所では、「待っていなさい」とか、「待ちなさい」の言葉もよく使う。

 普通の家庭で愛玩犬として愛犬を飼っているなら、オスワリやフセは強いて教えなくても、生活には支障がない。ヒ-ル(歩行中、飼い主の左後ろから付いて来い)も不要だ。教えたければ、教えて楽しめばよいだけの話だ。

 しかし、上記のマテ、ダメ、ヨシの3語は愛犬と生活する上で不可欠と言ってよい。愛犬の生活行動のすべてにかかわる基本的な支持命令の言葉だ。

 オイデ(コイ)やチョウダイ(ダセ)などは、コマンドとして教えるほどのものではない。生活の中で、自然に愛犬が身につけていくものだ。
愛犬のパナには、家に先に「入りなさい」とか、ベットやソファ-から「降りなさい」とか、日常生活に必要な言葉は普通に使っている。教えたわけではない。自然にそうなったのだ。どれほどの言葉を知っているか数えたこともない。生活の困らない程度に言葉を理解している。
 コマンドを英語で教えると、愛犬は教えたわずかな言葉しか理解できない融通の利かない犬になるということだ。

 愛犬は人が思っているよりも、はるかに利口だ。幼犬のしつけで苦労している飼い主も自分の愛犬を信じ、ご自分のしつけ方に自信をもって、愛犬と楽しく暮らしながら、気長にしつけることをお勧めする。

蛇足 

 屋内放し飼いでウサギを飼っている。愛犬と仲良しの写真をブログトップに掲示してある。ワルの天才で名をラピ-という。トイレは所定の場所でする。

 愛犬のパナにせがまれ、ウサギの習性も知らないで飼い始めて、2,3ヶ月は土壁削り、ビデオ、パソコンのコ-ド切断、畳の穴あけ、コタツ布団の綿集め等のワルにびっくりの連続。しつけは出来ないと思い、知恵比べで対応した。

 最近はかわいがろうと思い、「ラピ-」と名前を呼ぶと、叱られていると思い、逃げる。ワルをしている時に頻繁に「ラピ-、ダメ-」と言っていたのだ。
だから、「ラピ-」は自分の名前ではなく、叱られるときの言葉として理解している。
黙って、なでたり、だっこでかわいがると喜ぶが、「ラピ-」の名前を口に出すと、慌てて逃げ出す。名無しのウサギにしたのは、飼い主の自業自得だ。

 換言すると、ウサギも、言葉でしつけが出来るのだ。



喧嘩犬を他の犬と仲良くする方法!? 2005.05.25


 公園などで他の犬と仲良く遊べない犬の性格は二つに大別できる。
その一つはアルファ犬の性格の犬だ。オオカミのリ-ダ-のことをアルファというが、飼い主がしつけを間違って、アルファ犬にしてしまった犬だ。

 アルファ犬の特徴は嫌な時は、飼い主でも噛んだり,吠えたりする。食事中に食器を動かすしたり、好きな玩具などを動かすと、威嚇の声をだす。 
散歩の時は自分の好きな方向に飼い主を引っ張る。引き戻そうとすると、綱引きみたいになる。他の犬と出会うと,むやみに威嚇して吠える。攻撃的だ。
以上のような症状をまとめて権勢症候群、または、アルファ・シンドロ-ムという。

 アルファ的な性格の犬になったのは幼犬の時のしつけに問題がある。
愛犬のリ-ダ-であるアルファは飼い主であることを、ことあるごとに教えてなかったことに起因する。わがままを見過ごしてきたのだ。
パピヨンとか、チワワなどの小型犬にもいる。特にパピヨンは気位の高い犬種なので、アルファ・シンドロ-ムになりやすい。他人がかわいあろうと手を出すと、噛みつく犬もいる。

 他の犬と会うと、直ぐに喧嘩腰になる犬の中でも、アルファ犬の性格をなおして、他の犬と仲良く遊ばせるようにするのは簡単ではない。
犬の調教師などにお世話になり、そのアルファ的な性格を治すことが先決だ。

 もう一つは、公園などの他の犬が怖くて、会うと直ぐに喧嘩腰に吠えまくる犬だ。
アルファ犬と違い、自分が強いとか偉いとは思ってない。怖いから、空威張りしているだけだ。攻撃的ではなく,防衛的に吠えている。

 生後4ヶ月くらいまで外に出さなかった犬に多い。
遅れて世の中に出てみたら、怖そうな大きな犬たちが沢山いるので、成犬になったら、アルファになろうという望みを失ってしまった犬たちだ。飼い主には忠実従順な犬が多い。

 この喧嘩腰の犬は、攻撃的ではない他の犬達と根気よく付き合わせることにより、他の犬が怖い生き物ではないのだとわかるようになると、喧嘩腰の性格は徐々に治る。
本来、犬は人間と同じように、群を作って生活する動物だ。他の犬とも仲良く遊べるのが、犬本来の習性だ 。キツネのように一人で山中で暮らすのを習性としている動物とは違う。

 愛犬のパナはやさしい性格で人好き、犬好きだ。はじめて会う大小いろんな犬と仲良く遊ぶ。一度、おもしろいことがあった。

 公園で初めて会った二周りほど大きい犬にパナが「遊ぼうよ」と近づいた。すると、噛みつかんばかりに大声で吠えだした。
パナは「どうしたのよ」と落ち着いて、その吠える姿を見ている。静と動の奇妙な情景だ。しばらく続いた。
 その吠え犬の飼い主は愛犬を引っ張って立ち去ろうとしたが、しばらく犬たちの行動をみましょうとお願いして、そのまま吠えさせていた。パナは静かに吠え続ける犬を見ている。パナが攻撃的でないことがわかったのか、やっと、吠えるのを止めた。でも、パナと遊ぼうとはしなかった。そのまま別れた。

 一週間ほど後に、同じ公園で偶然再会した。その吠え犬がパナを見ても吠えない。びっくりしたのは、その飼い主だ。今まで、その吠え犬が他の犬に会って吠えなかったのは初めてとのこと。パナが攻撃的ではなく、安全だとわかったのだ。
その後も、積極的にパナと遊ぼうとするわけではないが、パナがその吠え犬の傍で遊んでいても、吠えることはなかった。

 最後の2枚の写真のパピヨンは別の犬だが、やはり、最初はパナが遊ぼうと近づくと、飼い主の後ろに逃げ回っていた。何度か会っているうちに、パナとボ-ル投げ遊びをするようになった。愛犬達もよい友達なら、一緒に遊びたいのだ。
愛犬が他の愛犬たちと仲良く遊んでいるのを見るのは楽しいことだ。愛犬も幸せだ。

 喧嘩犬を他の犬と仲良くするには、まず、気立ての優しい犬と遊ばせて、他の犬は怖くないのだとわからせることも、一つの方法だ。



肛門腺絞りが必要な愛犬は病気だ!? 2005.05.24


 愛犬の異常な飼い方がさも正常なように取り上げられている。
「肛門腺絞り」でインタ-ネットを検索したところ、何と2,460件でてきた。
犬の肛門の両側には、ジャコウジカ、スカンク、イタチ、フェレットなどと同じように、臭いを出す小さな穴がある。肛門腺という。

 ジャコウジカの肛門のうは乾燥され、香料の原料として高価な価格で取引されていた。今は、ジャコウジカが保護動物に指定されたために、化学合成香料が使用されている。
昔はムスクといえば、ジャコウジカの肛門のうが原料であったが、現在、石鹸などに使われているのは、すべて合成品だ。

 スカンクが敵に襲われた時に放出する悪臭成分も、肛門腺からの噴出物だ。
イタチ科の動物であるフェレットにも肛門腺がある。臭いを放出するということだ。
そこで、手術で肛門のうを切除したものを「臭いのないフェレット」として、高価で販売しているようだ。手術だけを獣医に頼むと、4~5万円は必要とのこと。

 ジャコウジカの肛門のうは重宝がり、フェレットのそれは嫌うとは、人間は身勝手な生き物だ。

 犬の場合は、テリトリ-の主張や異性間の生殖行動のためのマ-キングに必要不可欠な器官として肛門腺がある。一匹一匹その臭いが異なり、その臭いで、その犬の大きさだけでなく、性格までも判断できるようだ。
 犬が見知らぬ他の犬の糞を懸命に嗅いでいるのは、糞にふりかけられている肛門腺の噴出物で、見知らぬ他の犬の情報を得ているのだ。きたないと、叱るのは愛犬にとっては心外だ。

 人は景色を眺めて、散歩を楽しむが、愛犬はいろんな臭いを嗅いで散歩を楽しんでいる。飼い主の勝手な思いだけで、愛犬を散歩させるのではなく、愛犬の楽しみも考慮して散歩させると、愛犬も幸せだ。

 上述のように、動物の肛門線はその動物の生活行動に必要不可欠な器官だ。
つまり、その器官は状況に応じて自動的に機能する。自動的に機能しないなら、病気だ。
犬の場合も同じだ。糞の時やマ-キングをしたいときに、自動的に噴出する器官だ。
何十年も犬を飼い続けてきて、未だに、肛門線縛りをしたことは一度もない。
先代も今のパピヨンのパナも、何の問題もない。

 しかし、インタ-ネットには次のような記述が多い。原文のまま転載する。
「肛門腺とは?:肛門の左右には臭腺が一対あります。この臭腺は袋になっていて、その中に悪臭のある分泌物が入っています。臭腺から続く管が肛門括約筋の左右につながって開いているので肛門を左右から押してやると脂状の貯留物が排泄されます。この脂状の貯留物が肛門腺や肛門膿などと呼ばれているものです。

目的:大型犬の中には、自分で便をする時に肛門腺を一緒に排泄することが出来る子もいますが、小型犬や中型犬など現在の犬は、肛門腺を絞り出して排泄する力を持っていないので、ヒトが絞り出してあげなければいけません。肛門腺を絞らずに放っておくと化膿したり炎症をおこしたり、ひどい時には破裂してしまうこともあるので充分に絞り出してあげる必要があります。 

肛門腺を絞る目安:だいたい1ヶ月に1回は絞り出してあげるのが良いと思います。」

 肛門腺まで獣医やトリマ-の儲け仕事に組み込まれていることに驚いている。屁理屈をつけて愛犬家を脅して、商売の間口を広げようと画策してる。

 もし、自分で肛門腺の分泌ができない犬がいるなら、その犬は病気だ。
病気の犬の機能不全を取り上げて、あたかも、正常な犬も人の手で肛門腺絞りをするのが当然のような記述は控えるべきだ。何にでも人の手を加えて、商売にしようとしているのはありがた迷惑だ。自然の摂理に反する。

フェレットが好きなら、手術してない臭いのあるフェレットを飼うことを勧めたい。臭いもフェレットの自然現象だ。
 手術したフェレットは断尾断耳犬と同じで、人工的過ぎる。自然のままが最高だ。



ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 2005.05.23


 愛犬の性格も人の性格と同じように、「生まれ」と「育ち」で決まる。
「生まれ」とは親から授かる遺伝子が関与する先天的な性格だ。変えることは難しい。
しかし、「育ち」は生まれ育った環境や教育で良くもなれば悪くもなる。後天的な性格に関与する。

 愛犬の「生まれ」は、どんな愛犬に育てたいかを考慮して、購入以前に決めておくべきことなので、ここでは触れない。実際に、今いる愛犬の話をしたい。
すなわち、「育ち」の話に絞る。

 子犬は生後3週~15週までにいろんな事物に接して性格が形成される。
生後3週~15週は犬の一生を左右する重要な時期だ。その時期の愛犬の育て方で、愛犬の性格が決まるのだ。人でいう「三つ子の魂百まで」に相当する。

 ところが、混合ワクチンを売るつけたい獣医界はワクチンで免疫がつくまでは、子犬を外界から遮断することを勧めている。悪質だ。
獣医界の言うようにすると、臆病犬や喧嘩好きな犬になる。
自然界の動物は自然免疫で病気にはならない。自然にできる獲得免疫で十分だ。

 何十年も犬を飼い続けてきて、一度も混合ワクチンの注射をしたことがない。
金の問題ではない。機会損失の問題だ。

 混合ワクチンに関する病気になれば、治療すれば完治する。病気になる確率も、完治しないで死ぬ確率もきわめて低い。

 しかし、臆病犬や喧嘩好きな犬になってから、その性格を治そうとしても、簡単にはいかない。一生その性格のままのことが多い。
 病気は治せる。性格は直せない。獣医界は物事の軽重をわかってない。わかってはいるが金儲けのために、愛犬家を騙しているのかもしれない。いずれにしろ、まともではない。

 犬にとってどっちが幸せか。飼い主にとっては社会性の豊かな犬の方がいいに決まっている。それなのに、悪徳獣医にだまされて、臆病、または、喧嘩ぽく、他の犬や人に馴染まない犬にしてしまっている。

 ノ-リ-ドにしてもトラブルを起こさない犬かどうかは、犬の社会性があるかどうかで決まるのだ。人も社会性の豊かな人は周囲の人とトラブルを起こさない。トラブルになりそうなことでも、うまく対応して事なきを得る。犬も同じだ。上手に対応する。

 愛犬のパピヨンのパナは生後50日の時から、公園に連れて行き、ノ-リ-ドで大小各種の犬たちや子供達と遊ばせた。混合免疫注射はブリ-ダ-で1回した証明書が付いていたが、買い取ってからはしてない。自然の免疫で十分だ。

 悪徳獣医師は免疫が付くまでは公園などには連れて行くなと、愛犬家を脅かしている。
注射代で稼ぎたい獣医にだまされて、生後半年後に愛犬を公園に連れて行くと、はじめて見る他の犬や子供達が異常に見え、飼い主の後ろに隠れたり、抱っこしてとおののくことになる。あるいは、吼えて威嚇する喧嘩犬になる。

 昔の犬は注射をしなくても病気などしなかった。
罹病することをおそれて、公園などにつれていかないで、社会性の乏しい犬に育てるか、それとも、罹病防止は自然免疫で十分だと考え、公園で遊ばせて、社会性の優れた犬に育てるかの選択だ。
 換言すると、臆病犬や喧嘩犬の性格は飼い主が「育ち」の重要性を認識していなかったことに起因している面が大きいといえる。

 最後の2枚の写真のパピヨンは、臆病犬だったが、飼い主の根気よい努力で、ノ-リ-ドで他の犬達とも、仲良く遊べるようになった。



先天的に尻尾のない犬がいる? 2005.05.22


 断尾断耳に関するブログに「生まれつき尻尾のない犬はいない」と記述したら、ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの場合は、生まれつき尻尾のない犬がいて、ナチュラル・ボブと呼ぶそうだとの投稿があった。

 早速、ナチュラル・ボブについて調べてみた。
女性の容姿に関する情報は沢山あるが、肝心の犬の尻尾に関する情報は少ない。
あっても、情報としては価値が少ない。殆どが又聞き情報だ。

 「尻尾のない犬もいるそうだ」と書かれている。実際に生まれた犬に尻尾が先天的になかったとか、断尾したように短かったというような記載は全くない。

 ナチュラル・ボブにするための研究はノルウェーが最も進んでいるとの記載が1件あった。断尾した犬同士を掛け合わせて、尻尾のない犬が生まれる研究をしていると言うことか。自然の摂理に反する研究だ。非情で無情な研究だ。

 ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの歴史は10世紀にまで遡るとのことであり、その間に断尾の長い歴史もある。もし、尻尾のない犬が生まれ、それが遺伝するようだと、今もナチュラル・ボブにするための研究をしていると言うのは、おかしい。成功してないと言うことだ。成功しているなら、その子孫を増やせばすむことだ。

 欧州は断尾断耳の禁止の運動が激しい。法律で禁止している国も多い。その潮流の中で、断尾のウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの業界団体が既得権益を守るために、いろいろと裏で画策していると見ている。

 動物の基本的な機能形態が遺伝的に進化するには、100年単位の短い期間では不可能に近い。犬がオオカミから進化して、大小いろんな犬が人間の手で品種改良されて来たが、犬の持つ基本的な機能形態は変わってない。

 犬の尻尾は犬の感情を表現する基本的な機能形態だ。環境に適応するために、基本的な機能形態を進化させた動植物は多いが、その進化には少なくとも何万年の期間が必要だ。

 ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークのナチュラル・ボブの話は、にわかには信じない。

 動物愛護精神の強い欧米では、ここ10年の間に断尾・断耳を禁止する法律が北欧を中心に制定されている。多くの国々が賛同している。
 日本にも動物愛護法があるが、棚の上の飾り物のようだ。働いてない。



ノミやダニ防止はフマキラ-で! 2005.05.21


 フロントラインは使用しないで愛犬と登山を200回以上もして、ダニ防止はどうしているのだと質問される。
普通のHP【愛犬と登山 パピヨンと高山200回以上の教訓】の「 愛犬の登山技術」に下記の記述をしてある。

 「 夏山にはダニがいます。ワラビ取りに行った時に、1ミリほどのダニが100~200匹付いたことがあります。薬剤で退治すると、犬にも害が及びますから、風呂場で一日がかりで、手で除去したことがあります。大きく成長した後では、手で除去しにくいほど固着してしまいます。

 ダニの付着予防のために、いろいろな市販薬剤を試してみて、一番効果があるのは、フマキラ-、ア-ス・ジェットおよびキンチョ-ルの家庭用ハエ、蚊などの駆除剤ということがわかりました。安いことも幸いです。それらの商品の成分はレスメトリンとフタルスリンで同じです。
 フロントラインなどは副作用が強いので、使用していません。

 登山のスタ-ト地点で下車したら、犬が地面に付く部分、すなわち、足と腹の部分だけに、フマキラ-を噴霧すればよいのです。皮膚にはつけずに、毛に臭いが付く程度にわずかでよいのです。それで、一日は大丈夫です。 念のため、帰宅後は、風呂に入れて確認しましょう。 」


 レスメトリンとフタルスリンはピレスロイド系駆虫剤で、天然の除虫菊の成分を真似て合成した化学物質で、昆虫類には神経毒で殺虫力が強い。
一方、人は体内で、その薬を分解してしまうので、低毒性だ。

 通常、大量でない限り、中毒することはない。薬剤をなめた程度なら、口をゆすぎ、家庭で様子を見ていても差し支えない。皮膚についたら、石鹸で洗い流したらよい。

 化学的薬理学的に興味のある人には下記の記述も参考になる。

 レスメトリンのADI :0.125mg/kg/day で安全性が高い。

 ADI(Acceptable Daily Intake)とは、許容一日摂取量のことだ。
人がその化合物を毎日摂取し続けても、安全性に問題のない量だ。
一日当たり体重1kgあたりのその化合物の重さで表す。
体重50kgの人なら、上記数字に50を掛けた数量のレスメトリンを毎日摂取しても安全。それを越すと危険だ。

 レスメトリンのマウス経口LD50 : 435~400mg/kg で安全性が高い。
 フタルスリンのマウス経口LD50 : 1,920~2,000mg/kgで更に安全。

 経口LD50とは、マウスに薬を食べさせた場合、50%のマウスが死ぬ薬の致死量だ。
人の場合は、その数字に自分の体重、たとえば、50kgの人は50を掛けると、安全性の目安になる。フタルスリンを約100g食べると、死ぬ確率は50%だ。
フタルスリンは粉末だ。それを半分の50gくらい食べても死なないほど安全ということだ。

 フロントラインの主成分であるフィプロニルについては、信頼できる経口LD50の数値が見当たらない。農薬であり、蜜蜂やゴキブリが死ぬ薬剤だ。怖い化学物質だ。

 ノミやダニ対策には怖い農薬のフロントラインよりも、家庭用品として広く使用されているフマキラ-などを使用した方が愛犬の健康によい。
夏のダニやノミのつく時期には、愛犬の散歩の前に、足などにわずかにスプレ-するだけで、ダニやノミの付着防止になる。完璧とは言えないが、かなり有効だ。


 フロントラインの有害性については「フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 」 に詳述してある。


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