さ行
「サブリーダー」(さぶりーだー)
通称「サブリー」。表記は「SL」。先頭を歩きルートの確認、確保を行い嗜物やゴミ、医療箱を持つ。
どんなにリーダーがすごくても、サブリーがへなちょこだとパーティーは危険にさらされる。
ゆずのサブリーダーは岩沢厚治。
「山靴」(ざんぐつ)
登山靴のこと。
最近は皮とゴアテックス素材を合わせた、防水性の高い軽量なものが主流。
「三点支持」(さんてんしじ)
岩場やはしご、鎖場などを登っている時に使う。人間の手足は4本だが、そのうち3本を常に体を支えるために使え、と言う意味。
これによると、はしご等では一度に動かしてもいい手足は1本だけである。危険な岩場やなんかでは、これを絶対に守るようにしよう。
重い荷物を背負っている時って、体のバランスは案外すぐに崩れてしまうものなんだよ。
「三役」(さんやく)
- ワンゲルの係の三役
「装備係」「トレーナー」「食糧係」の三つを指す。
- 体育会の三役
「主将」「主務」「会計」の三つを指す。
「敷板」(しきいた)
個人装備の一つ。
プラスチック製のお盆サイズの(っていうかお盆)板で、気象を取る時の下敷きや、まな板、雪滑りの道具として活躍する。
また副次的な効果として、ザックの形を整えてくれる。偉そうな事を書いてしまったが、実は○○のお盆である。
「嗜好品」(しこうひん)
本来は煙草や酒など贅沢品全般の事を指すが、ワンゲルではお茶やコーヒー、ココアなどの事を指す。
一日の疲れを癒すために、夕食の後に煎れる事が多い。寒い日に飲むココアは、格別の味がする。
「執行部」(しっこうぶ)
体育会の諸々を執り行っている、加盟部員から構成された体育会執行部を指す。
各加盟部から執行部員を派遣するかは任意である。
過去にはワンゲルから執行部委員長を輩出したこともある。
三役とは兼任できないなどの制限もあるが、貴重な経験が積めるので興味と覚悟のあるものはなってみてはどうか。
「嗜物」(しぶつ)
行動中に一本取る時(休憩の事)に食べるお菓子の事。チョコレートやせんべい、そしてゼリーなどがよく入っている。
サブリーダーが持つのだが、非常にかさばるためにいつ見ても大変そうだ。
「縦走」(じゅうそう)
メインザックを背負って行動する事が多いためによく「重装」と間違えられるが、正確には「縦走」である。
広辞苑によると「尾根伝いに山を歩き、多くの山頂を踏む登山形式」と、書いてある。
このことからか、部内では「ワンデリング」の反意語として使われる事があるようだ。
すなわち「目的地(ベースキャンプなど)までの移動のこと」である。ワンデリングと違い、出発地点にまた戻ってこないことが特徴。
「渉外係」(しょうがいがかり)
主にOB・OGの先輩方と連絡を取るための係。
葉書の宛名管理が、とても大変らしい。現在一部の方にはメールでの連絡に切り替えており、幾分か楽になった。
「食当」(しょくとう)
多分、食事当番の略なんではないだろうか?山中で食事を作る事をこういう。
大抵下級生の仕事だが、夏合宿には4年生がやる「上級食当」という物がある。
食当は大きく分けて「分散食当」と「統一食当」に別れる。
「食当用具」(しょくとうようぐ)
食当に必要な用具をまとめたもの。袋の中には、包丁2本、おたま、しゃもじ、三脚(ガス缶用)が入ってる。
中身を良く確認するようにしよう。
「食糧係」(しょくりょうがかり)
ワンゲルの係の一つで、「三役」の一つ。
合宿の時の「食糧計画表」を作ったり、食糧買い出しの指揮をしたり、統一食当の指揮を執るのが仕事である。
献立を決定できるという権力を持つために、食糧係の好みがメニューに反映されるのは、仕方の無い事であると思う。
「真空一気」(しんくういっき)
「スタンツ」(すたんつ)
俗に言う一発芸。もしくは宴会芸。主に山小舎に泊まる歓ワンやつつじ山行などで行われる。
スタンツの歌があり、誰かがスタンツを始める前にはみんなで歌う。
「スタンツマスター」(すたんつますたー)
歓ワンなどのスタンツ大会を仕切る、言わば司会役。
男女2名で担当し、スタンツの準備を決めたり、出番が近い人に声をかけたりする。
司会をするだけなら良いのだが、何度もコールがかかるので大変である。
でもやってる奴等はみんな楽しそうで、なんだか羨ましくもある。
「正装」(せいそう)
- 通称、山の正装。山靴、指定のパンツ、赤シャツ。
合宿の集合時や統一食当、解散式は正装が義務付けられている。ボタンは全止め、シャツはパンツにインなどちょい恥ずかしい。
- 革靴とスーツ。男子は揃いの赤いネクタイ。ワンゲルバッヂと体育会バッヂも必須。
こちらは部の定例総会や体育会執行部主催の体育会総会、予算折衝で着用する。
ワイシャツは白無地、ストッキングは肌色のみなど細かく決まっている。
体育会行事は規定違反があると制裁金を取られるので要注意!
「雪洞」(せつどう)
雪山でビバーグをする時に掘る、雪の穴の事。
雪と風を避けるために下に穴を掘って、寝床を作る。場合によってはテントよりも暖かいらしい。
「雪庇」(せっぴ)
雪が庇状に積もった所を指す。
上から見ると普通の地面に見えるのだが、雪の下には地面が無いために上に乗ってしまうと踏み抜いてしまい、下まで滑落、転落してしまう危険性がある。
非常に危険なので、先頭のSLは注意する事。稜線やガケの側にあるので稜線なら真ん中を歩き、がけの方には近づかない様にすること。
「前期打ち上げ」(ぜんきうちあげ)
前期最後の水曜トレーニングの日に行われる。テストやレポートが控えているがそれを理由に二次会への参加を渋るようなやつはいないよな?
→
忘年会
「遭難」(そうなん)
山のタブーの一つ。間違っても遭遇したくない事態。
一般的にルートを見失って帰れない状態のことだと思われがちだが、本来の意味はもっと広義で、山での怪我や些細なルートミスも一応「遭難」になる。
計画や予想を越えたアクシデントに見舞われる事が「遭難」なのだ。
計画をしっかり立てて、慎重に行動すれば、そうそうなるものではない。
逆に「慣れた山だから」と、山をナメてしまった時などに、天罰っぽく発生する。気を付けよう。
死んだりしたら、それこそシャレにならない。
「装備係」(そうびがかり)
ワンゲルの係の一つで、「三役」の一つ。
ワンゲルの全体装備を管理したり、EPIガスを購入したりするのが仕事。
装備返還の時に装備を忘れると、彼らが一番迷惑する。
装備返還に間に合うように、装備を持ってきましょう。
最終更新:2011年02月26日 13:53