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■16日 ロンドン
16日夕方、イングランド王国のサセックス伯は、国内の航海者に対し、女王の名のもとに、ポルトガル同盟港カイロに軍事攻撃を行うとの布告を発表した。
カイロはエジプトのナイル川流域にあり、アラビア半島やペルシャ半島などとを結ぶ陸路の中継地点である。ここは長期間に渡ってポルトガル王国とイングランド王国が争う投資戦の舞台であった。
しかしここ最近、カイロにはポルトガルの旗が立っており、イングランドの狙いは制海権を握り、この地方でのポルトガルに対する優位性を確立したい模様だ。
この情報を受け、ヴェネツィア共和国のモチェネーゴ官房長官は、イングランド海軍に対し、ヴェネツィア領各港の寄港権と補給物資の提供、また援軍の派遣を行うと発表した。
また、イングランドと対立するフランス王国、ネーデルランド共和国はポルトガルへの協力を表明した。
カイロはナイル川流域ということもあり、戦闘海域は極端に狭く、またイスラム圏であり、補給に関する勝手が通常の海戦と大きく異なる。援軍に参加する場合は、この点に充分注意されたい。
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カテゴリ: [[[大海戦>国勢/カテゴリ/大海戦]]] - &trackback() - 2005年11月16日 20:19:58
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