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新たな国際港の混乱を機に、西、モンバサ侵攻

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■17日・マリンディ
12日夕方、各国の大使級協議で決まった、新たな地方港の国際港へ格上げが行われ、各国が影響力の争奪に向かった。新たに開港(括弧は最初に獲得獲得した国)した港は北海方面がウィスビー(英)、ブレーメン(蘭)、西アフリカ方面がベニン(葡)、ドゥアラ(葡)、アラビア方面がセイラ(葡)、ジョファール(仏)、ヴェネツィア共和国は黒海方面のセヴァストポリを獲得した。
ほか、開港した港は東アフリカのマリンディがある。しかし、この港がヨーロッパの火薬港となることを誰が予想しただろうか。

マリンディは開港当初はポルトガルが獲得したが、直後にフランスの私掠艦隊が占拠し、同盟はフランスに変わった。ここでポルトガルとフランスで、互いの暴言や私掠行為が発端となる揉め事が起こり、両国の交渉が決裂、付近海域は互いに封鎖しあい港の奪い合いとなる武力衝突が起きた模様だ。

そこで、ポルトガル王国と対立の多いイスパニア王国は、かねてからの軍事攻撃計画を突然エーゲ海のアテネから、マリンディの南にあるポルトガル同盟港モンバサに変更し、外洋艦隊が侵攻を開始した。なお、ヴェネツィア海軍も援軍参加の約定があることを理由に、この動きに同調した。
14日夜、フランス私掠艦隊はイスパニア陣営に補給港としてマリンディを開放し、イスパニア・フランス・ヴェネツィアの三国連合軍と、ネーデルランド共和国の協力を取り付けたポルトガル軍はモンバサ沖で対峙し開戦。かくしてマリンディの争奪が発端した争いは、五カ国を巻き込む大規模な大海戦へと発展した。

戦闘自体は両軍の本隊がモンバサ前で正面決戦で衝突し、また両国の遊撃艦隊が広い海域に展開し、それぞれ遭遇戦に近い状態で散発的な戦闘が行われた。艦艇数はイスパニア側が有利であり、更に今回においてはフランスもイスパニア側についたため、パワーバランスが大きくイスパニア連合に偏った。そのため、正面同士の戦いでイスパニア連合軍の力押しに、ポルトガル連合軍は多数の艦艇を失い、戦線が崩壊したようだ。
16日夜の時点で両連合間で休戦が成立し、大規模戦闘は終結したが、そのままポルトガルとフランスの両軍は軍備を収めず、小規模戦闘が長く続いたようである。

この戦闘の結果、モンバサはイスパニア、フランス、ヴェネツィアが影響度をそれぞれ獲得したものの、ポルトガルの投資家が影響度の差し戻しを計ったためか、ヴェネツィアの影響度は削られ、約2%の影響度を獲得したに留まった。
なお、フランスの同盟が数日続いたマリンディも、ポルトガルの投資攻勢によりポルトガル同盟港となっている。

また、この騒乱に乗じてなのか、ヴェネツィアは一部の個人投資家が、遠く離れた東地中海シリア地方のヤッファをポルトガル同盟からヴェネツィア同盟に変えている。ポルトガルはまだ現在も奪還の姿勢を見せていない。

今回の騒動と大海戦は、一つの対立が世界を巻き込む対立になった珍しい例と言えるだろう。しかし、落ち着いて世界の情勢を見極め、冷静に行動するのもまた必要であろう。


カテゴリ: [大海戦] - &trackback() - 2006年04月18日 17:36:40

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