魔人探偵脳噛ネウロ

『魔人探偵脳噛ネウロ』(まじんたんてい のうがみねうろ)は、「週刊少年ジャンプ」2005年12号より連載中の少年漫画作品。作者曰く「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」。作者はこれがデビュー作となる松井優征
本作のプロトタイプとして「赤マルジャンプ」2004年夏号と「週刊少年ジャンプ」2004年41号に掲載された二つの同タイトルの読切がある。

主人公はタイトルにもなっている魔人(異世界の生物)の脳噛ネウロと食欲以外はごく普通の女子高生、桂木弥子(かつらぎ やこ)の二人。

毒の効いたギャグや荒唐無稽なトリック、犯人の異常な心理や奇怪なリアクションがこの作品の醍醐味。
作者は推理小説ファンではないため「推理小説の犯人は勘で当てる」と言い切っており、「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」として受け止めて欲しいと1巻表紙コメントに書き残している。
作者は、挿絵画家の石原豪人の毒気と色気を手本にし、また師匠である澤井啓夫のざっくばらんで豪快な画風を色濃く受け継いでいるため、本作は非常に奇妙で滑稽な独特の作風となっている。
最終更新:2006年03月24日 16:59