ソフィー

「週刊少年ジャンプ」で連載中の漫画「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の登場人物。


の一種。第18魔監獄の最下層に封印されていた強大な悪霊。
他人の顔を剥いだ上でその人に成り済ます「なりかわり」を行うため、「顔剥ぎソフィー」の異名を持つ。
顔を剥がさなくても「なりかわり」は可能だが、ソフィーは猟奇的な欲望を満たすため、相手の顔を剥ぎ、殺してからなりかわる。
なりかわる前に相手の顔を剥がさないと、同じ顔が2つなんて耐えられないらしい。

少女の霊で、見た目も気持ちも子供のままだがその力は絶大。かわいいものが大好き。彼女の機嫌をとるため、とても牢獄とは思えないようなかわいい部屋に棲んでいた。

人間の頃は「仮面の女」と呼ばれ、死後悪霊となり、500年間で約2000人の人間の顔を剥ぎ、ヨーロッパ中を恐怖に陥れた。
20年前に協会がやっと捕獲した。魔監獄に封印されていた20年の内、2年はビコが作ったフダにより封印されていた。

握られただけで血が滲むほどの怪力を持つ。口から瘴気を吐くこともできる。強力な念動力も持っている。耐久力が高く、フダがほとんど通用しない。彼女を倒すには通常の何倍もの破壊力をもつ上級魔法律でないと歯が立たない。

過去が関係して、自分の顔に異常な劣等感を持っている。 他人の顔をとる理由は「かわいくなりたい」から。よって同じおかっぱ頭でキャラがかぶっていた今井裁判官には「なりかわり」せずに殺さなかった。

藤原裁判官補佐古谷監獄守岩本監獄守の顔を剥いで殺した。
また、古谷監獄守に「なりかわり」を行った。美人のリオの顔を剥いでなりかわろうとした。

リオビコロージー今井裁判官らの命を脅かしたが、最後はムヒョによって召喚された魔元帥に一刀両断され、地獄へと送られた。


ソフィーの過去

良家のお嬢様だったソフィー。しかし、姉にパーティーに連れていってもらえないことが不満だった。
それでも姉の「ソフィーを守るためだよ」の言葉を信じて我慢していたが、百回目の留守番の日、姉がパーティーに連れていかない本当の理由はソフィーが醜いからだと知ってしまう。
怒りと嫉妬に燃えたソフィーは、姉を殺し、美しい姉の顔を剥がして被った。

名台詞

「あなたおかっぱ頭なのね」
「このコのこと好き?」
「どこにいるのォ?」
「こんなものオォ……こんなものオォオォ!!!」
「どうして・・・? お姉ちゃん・・・」
最終更新:2006年04月07日 16:33