作品別用語集 -S H IDOLM@STER



S H IDOLM@STER

銀河を二つに割った第二次星間戦争の開始から20余年。
両陣営の疲弊は極みに達し、銀河帝国とレプシトール……いずれの勝利か明らかにされないまま終結を迎えた。
終戦協定の締結後も、銀河を分かつこの二大超国家間の敵対関係が解消したわけではない。
しかし両国共通の利害は、それぞれの国情より遙かに大きなものだったのである。

一触即発の火種を抱える両陣営、銀河をわかつ時空の境。
その境界を守る「銀河帝国領辺境防衛機構〈ブルーインヴァルド〉」の任務はと問われれば……。
遙かな宇宙の闇、最新のHS航法をもってしても中央から一年は隔たる僻遠に在って存在し続けること。
存在しつづけることによって、銀河帝国の平和と秩序を守る。
壁向こうのレプシトールと再び戦端がひらかれ……今度こそ互いに退くことのできぬ最終戦争に入る、その日に備え。
その仕事の一端を担うべく、銀河帝国中枢からひとりの皇女が派遣された。
大いなる野望を秘め、彼女は動き出す。

ブルーインヴァルド。
この空間に、神は、いない。



(・A・)P(読みは"アマミP")による、シュヴァルツシルトV×HOMEWORLD2×アイマスの変則コラボレーション架空戦記。
世界観、及び紙芝居パートではシュヴァルツシルトV、戦闘シーン演出にHOMEWORLD2を用いている。
3Dで展開される迫力の宙間戦闘は一見の価値あり。
また、ニコマスデビュー前はFF11の二次創作小説を書いていたといううp主の卓越した文章力も見所の一つであり、
本格派のスペースオペラが展開されている。


■登場人物■

●アイドル

ハルカ・アマミ・ブレットローズ

大いなる囲いを突き破る、決別の輝きよ…私の運命よ…
───私に跪きなさい。
銀河連邦帝国皇女。ブルーインヴァルド(以下BI)に副総督として着任直後、帝国に反旗を翻す。
能力・名声・カリスマにおいて、皇帝の座に一番近かったが、スペースピープルの母を持つという一点において、後継者にはなりえなかった。
公の場では冷徹な主導者として振舞い、部下からの人望も極めて篤い。
…が、アイドルたちの前ではどんがらがっしゃん、いつもの春香さん。
最強の能力者(Dr.A談)

チハヤ・キサラギ

……母なる城塞で憩いましょう。
独立特殊空母隊「ロアゾォブルー」初期メンバー。部隊隊長を務める。
初期メンバーは、ハルカによって帝国兵器工廠S班の研究所から救出された能力者で、主従ではなく、仲間としてハルカと接する。
能力はマザーシップアイアンウォールの操船に特化。キャリアシップ等の他の母艦の操船能力もあるようだ。

マコト・キクチ

……揃いし兵の足音を聴け。
独立特殊空母隊「ロアゾォブルー」初期メンバー。戦闘機班長。
能力はファイター・コルベットの操船に特化。
幼馴染から贈られた、菊の花が刻まれた銀色のペンダントをいつも身に着けている。

ヤヨイ・タカツキ

……奔る商人を迎えて。
独立特殊空母隊「ロアゾォブルー」初期メンバー。補給班長。
能力はリソースコレクターの操船に特化。
リソースの匂いを敏感に嗅ぎつけたり、FMSを使用中のチハヤの変調にいち早く気付くなど感受性に優れる。

イオリ・ミナセ

……立つ騎士を称えよ。
ベイスンの将軍。通称「ウサギの騎士」。元47軍所属だが8年前に除名されて現在に至る。上三人との面識は無い。
ハルカに「半目皇女」と憎まれ口を叩くが、「糸目」や「細目」ではなく「半目」と言った事で、素のハルカを知るぐらい親しかった事が伺える。
能力はフリゲートの操船に特化。うさちゃんのサポートで万能系。

リツコ・アキツキ

……賢者の理が歯車を廻す。
帝国からラヴィーンに出向してる駐在武官のトップ。
普段はラヴィーン政府の指揮下にあるが、帝国議会の命があれば自身の判断で麾下の戦力を運用できる。
髪を下ろし、眼鏡を外した容姿は亡き伯母によく似ている。尚、両親も鬼籍で既に身寄りはない。
能力はシステム介入に特化、所謂クラッキング。能力による操船は不可能。

アズサ・ミウラ

……門番の示す鍵は門を開く。
ルーナの司祭で、ルーナ評議会の議長も務める。意見の合わないルーナ三国の元首が唯一そろって信奉する聖人。
聖堂船を甦らせた奇跡により、弱冠10歳でルーメン・ルーナエ教会の聖人に列せられる。
能力は万能系?…だが、方向感覚や位置認識能力に難がある為、単独での操艦・戦闘には不向き。

アミ・フタミ

マフムド・ガーワーンの許におり、彼を「ガーワーンじぃ」と呼ぶが、血縁があるかは外見的に微妙。

マミ・フタミ

状況はアミと同じ。お宝レーダー搭載。

ユキホ・ハギワラ

ロウ・クルーゼンシュルテンの許におり、彼を「おじさま」と呼ぶ。
かつてクルーゼンシュルテンの愛した女性の面影を残す。

ミキ・ホシイ

Dr.Aの許にいる、ESP能力を発揮する人物。

ヒビキ・ガナハ

……黒曜の獣は完全なる太陽に吼える。
XXXの許にいる、ESP能力を発揮する人物。オーバーマスター。

タカネ・シジョウ

XXXの許にいる、ESP能力を発揮する人物。

コトリ・オトナシ

プロデューサーのサポートを務める。隙あらば、台無し能力を存分に発揮。 

プロデューサー

宇宙船専門の技術者。アイアンウォールの生みの親。AIの知識・技術もかなり精通している。
ハルカと協力してDr.Aの研究所を潰してからは、アイドルたちの能力研究も行う。
顔グラはシュヴァルツシルトVの主役・ネイハム・ブレットローズ。

●第47戦略機動軍

ケネス・フォード

第一艦隊司令官。大戦時はハルカと共に戦った、彼女の師匠にして右腕。たまに漫才相手。

キャサリン・ラウ

第二艦隊司令官。ハルカの命令を忠実にこなす。密かにハルカに憧れているらしい。

デビッド・ロディガン

独立戦闘機大隊「キラーケイジ」隊長。ポプラン。

ハワード・トウゴウ

特殊白兵戦連隊「デスクリムゾン」隊長。無口でクールな性格。

フィオナ・ヘリケルザム

第二艦隊所属艦長。自他共に認めるガチレズ。コーヒーについてもうるさい。
「私の一切は、貴方の栄光の為に……。」に1000point。百合が嫌いな男の人はいませんw
「届かない想いには慣れているもの。」に更に2000point。倍プッシュだ。

アリスン・ナイツ

ハルカの秘書官。沈着冷静な金髪さん。

ルーケ・ワズワース

叛乱直後にBIに亡命してきた青年貴族。元第8戦略機動軍次席参謀で、現在はアリスンの助手。
ハルカの描きつつある理想が、かつて友と思い描いた理想と同じと感じ、見届ける為に47軍に身を投じた。道化と称し飄々としているが、その有能さはつとに知られる。
小型船でジャンプゲートをすりぬけて来たことを考えると、ハルカがBIで反乱を起こすことも、ジャンプゲートを閉鎖することも計算済みだった可能性がある。

●銀河連邦帝国

グライムス・ブレットローズ

銀河帝国皇帝。ハルカがBIに到着した直後、危篤状態に。

イリーナ・ブレットローズ

ハルカの妹。姉思いで、ハルカのことを心配している。

ワズウス・ブレットローズ

皇帝の庶子。継承権は低いが皇帝のお気に入りで、新皇帝と目される。
暗愚ではないが、帝国議会を支配できず、父や姉のハルカに対し少なからずルサンチマンを抱いている。

イシャク・スキャラン

帝国第一宰相。

●ブルーインヴァルド諸侯

ローレンス・マラスカルキ

BI総督。温厚な性格だが、銀河帝国中枢に対し、少なからず不満を抱いているようである。

ブルーサー・ボーハンク

クランター元首。皇帝の孫であり質実剛健な武人。ハルカの甥にあたる。
ハルカの叛乱に早々に同調し、47軍に降りる。

イーディス・マクヘイル

ベイスンの元首。まだ若い女性だが、レシプトール大戦では古参兵をうまく纏めて戦果を上げている。
8年前に従軍中急逝した父親の後を継ぎ、司令官としての初陣であったが、撤退する帝国軍の殿を見事務めた。
帝国の決定に反し、窮地に駆けつけたイオリに言葉では言い尽くせないぐらい恩義を感じている。

パーシー・ユフフィノス

ラヴィーン元首。根っからの商人だが嫌戦派。白髪痩身で、胃薬を常備している。
ラヴィーン回廊の迂回路に出没する海賊に対する保険を格安で販売して、名を上げた。
10年以上前から商工会議所の議員を務めており、鉄血の二年でベールフに帝国軍を引き止められなかった事に負い目を感じている。

サード・ビン

ルーナ・ノワ元首。よく言えば穏健派。

フォース・ザマフシュリー

10歳で聖人となったアズサの専属教師を務め、成人後は助祭としてサポートしている。
異端者として排斥されかねないアズサの能力を心配しており、司教の父の権力を利用する。
大学修道院修道騎士部では、傑出した艦隊指揮能力を見せたが、教育者の道を選んだ。

ビンチェンツォ・ニコリ

アズサの側近のテンプルナイト。フォース・ザマフシュリーとは修道院の学生時代からの悪友。
大学修道院修道騎士部を主席卒業し、鉄血の二年では艦隊司令官を務めた。
『フラグブレイカー』

ティプ・セユック

ルーナ・クレスケンス元首。帝国に忠誠を誓う

ネ・フィン

ルーナ・プレーナ元首。何を考えているか判らない異星人。

マフムド・ガーワーン

スターグヌム元首。古株のトレジャーハンター(資源発掘屋?)。

ロウ・クルーゼンシュルテン

バランクス元首。野望に燃える男。

ギャラガー・マイヤーズ

ガラクシア元首。チョイ軽のナイスミドルだが、星系一の切れ者。
9年前にイーディス・マクヘイルガラクシアに留学に来た際には世話役を務めた。
自分(の国)が一番ってことに固執せず、最良の選択が出来るやわらかい人、とハルカは評している。
  • 大統領秘書官
ギャラガーに仕える女性。ハルカに対して人間関係での確執があるようだ。

●旧・帝国兵器工廠S班

Dr.A

ハルカから「先生」と呼ばれる科学者。配下にミキを持つ。
S班ではハルカの能力の研究を行っていた。さらに市井の能力者たちを拉致して人体実験を行うが、この事がS班解体の原因となった。軍から逃げ出してからは「人類の外宇宙への飛躍」という理想実現のため様々な工作を行ってきたが、考え方(あるいは手段)が相容れない彼女に全て潰されてきた。
イオリを拉致しようとするが失敗。BIにて再びハルカの前に立ちふさがる。

プロデューサー

【アイドル】欄のプロデューサーに同じ。アイアンウォール建造のためS班の研究所を与えられた。

マスターティン

No.961

マスターティンとは仲が良くないらしい。


■用語解説■

●シュヴァルツシルト銀河

銀河連邦帝国

アースマン(地球人起源)が治める汎銀河国家。首都惑星(帝都)はフォレストプ。
連邦帝国中央委員会には1万を超える星系代表が名を連ねる。その為、逆に身動きが取れない状態。

純人類

ホモ・サピエンス。地球人類が宇宙に出た当初の遺伝子形質を維持している。皇族や貴族の殆どはココに含まれる。

スペースピープル

遺伝子操作により、優れた容姿と能力を持つ新人類。寿命も純人類に比べ30年は長い。

NFI

銀河連邦帝国の代表的兵器メーカー。帝国最大の資本を持つが、終戦後の軍縮傾向に利益は減る一方らしい。

レプシトール

非地球系宇宙人。

異生艦

銀河連邦帝国とは全く違う技術で造られた生体宇宙戦艦。生体である為、超能力ではおそらく操れない。

●ブルーインヴァルド(BI)

レプシトールとの国境にある防衛宙域。かつて反銀河帝国を掲げた勢力の末裔たちが、鎮護国として封じられている。
超長距離アクティブジャンプを使っても、帝国中央から一年かかる。

第47戦略機動軍

レプシトール大戦で大活躍したハルカの部隊。本拠地はムーンホーク。
構成は以下の通り。( )内が各部隊司令官。
  • 司令部(ハルカ・A・ブレットローズ) ハルカ・キングダムに設置されており、必要があれば直接戦闘行動に参加する。 
  • 第一艦隊(ケネス・フォード) 艦隊戦及び拠点攻略を重点的に担当
  • 第二艦隊(キャサリン・ラウ) 惑星攻略を重点的に担当
  • 第三艦隊(ケニー・クルピンスキー) ベイスン将兵で構成された艦隊
  • 独立戦闘機大隊「キラーケイジ」(デビッド・ロディガン) コルベット級のみで編成されたエース部隊
  • 特殊白兵戦連隊「デスクリムゾン」(ハワード・トウゴウ) 要人救出や施設奪取を担当
  • 独立特殊空母隊「ロアゾォブルー」(チハヤ・キサラギ) 遊撃部隊として裏方仕事を担当
  • 諜報部隊「ホワイトガーメンツ」(ハルカ兼任?) 諜報の他、事前工作や要人警護も行う。
  • ラビット艦隊(司令官除名)フリゲート級のみで構成された高速艦隊。司令官の除名に伴い8年前に解体された。

帝国兵器工廠S班

高機密兵器の開発を行っていた4つの研究所の総称。かつてBIにあった。
研究者は本名・経歴などを抹消されるが、莫大な研究費用と数々の特権を与えられていた。
レプシトール大戦中にハルカの攻撃により解体。

総督府

ハイパースペースゲートが有る、帝国最終防衛ライン。総督:ローレンス・マラスカルキ。
侵攻によるBI壊滅の時には、ゲートを閉じて帝国への道を閉ざすことになっている。

ベイスン

最も初期にBIに封じられた国。元首:イーディス・マクヘイル
装備は旧式だが、戦歴が長いために戦巧者。将兵にも永くこの地を守ってきたという気概がある。
国家元首は世襲制で、最高司令官として最前線で指揮を取ることが義務付けられている。

ラヴィーン

BIの財政を受け持つ、したたかな商業国家。元首:パーシー・ユフフィノス
他星系との交易で得た資金をBIの各国家に援助している。
軍の統帥権は商工会議所にあるとの事。どうやら商工会議所が行政府と立法府を兼ねているようだ。

ラヴィーン回廊

ラヴィーンと他の星系国家の間に塞がる航行不能宙域を最短で通り抜けられる回廊。
レプシトール侵攻に備えて両端に要塞が設置されているが、総督府の管理下にあり、通過する際は通行料を徴収される。
もう一つの航路はラヴィーン回廊に比べ三倍以上の距離がある上、海賊に積荷を奪われる可能性もある。

浄財の家

帝国が放置していたBIの戦争孤児を一手に引き受け、後にラヴィーンの平和の象徴ともなる孤児院。
ここの出身者は戦争孤児がたどり着ける最高の環境だったと、振り返る。

ルーナ

ルーメン・ルーナエ教会が統治する宗教国家連邦。宗教観の相違と派閥争いが高じて三国に分裂している。
三国共通の500人からなる評議会が存在するが、意見がまとまらない事、連邦帝国中央委員会と良い勝負である。

ルーメン・ルーナエ教会

侵略者(レシプトール?銀河連邦帝国?)により故郷を追われBIに流れ着いたルーナの祖先達を救った先史文明の遺産。
それ以来、先史文明を崇めるようになった事がルーメン・ルーナエ教会の始まりと言われている。
テンプルナイトをはじめとする独自の戦力を有し、ルーナ三国の軍を統括する立場にもある。
枢機卿・司教・司祭・助祭と役職があり、基督教をベースとした体制をとっている模様。…教皇(or法王)は空位?
聖堂船
スターグヌムとルーナの国境宙域にあった人類以前の先史文明の遺跡。ルーメン・ルーナエ教会の神学校として利用されていた。
しかし、鉄血の二年の初期に突如起動し、ルーナへ侵攻したレシプトール艦隊を単艦で撤退に追い込んだが、その戦いで大破した。

ルーナ・クレスケンス

ルーナ・ノワ

改訂前はルーナ・ノノワだった。誤字か、それとも愚民の仕業か。
ルーメン・ルーナエ教会の総本山であるジューシーパレスは、ルーナ・ノワの主星オーグに存在する。
元首:サード・ビン

ルーナ・プレーナ

元首:ネ・フィン

スターグヌム

BIの先鋒。元首:マフムド・ガーワーン
BIの中央部に位置し、全てのBI国家と国境を接している。
熱血・単純な国柄のため、何かにつけ貧乏くじを引くことが多い国だが、装備は二線級。
また、独自の宗教を持つ、とのプロデューサー評。
+ 以下ネタバレ注意
実際は好奇心旺盛な冒険者ギルドの集まりで、元首をもつ国家の形態をとっていない。
マフムド・ガーワーンは、レプシトールとの戦いで徹底抗戦するために一時的に陣頭指揮を取っていたに過ぎず、
停戦状態にある現在はトレジャーハンター稼業に徹している。
スターグヌムの民は、未発見の古代遺跡や新たな資源を求めるパイオニア的存在でもあるが、
それは生死の危険が常に伴うことでもあるので、一部でも生き残るためのギルド共通の『掟』が存在する。
この『掟』を民全体に適用することによって、スターグヌムの民は鉄血の二年で抵抗しながらも耐えしのぐことが出来た。

バランクス

BIの暗黒社会を仕切る、BI裏の代表。元首:ロウ・クルーゼンシュルテン
法の目を逃れてきたゴロツキ共を、力と利益と恐怖で束ねるマフィア。

ガラクシア

レプシトール国境を司る、BI表の代表。元首:ギャラガー・マイヤーズ
帝国からBI防衛ライン防衛戦力を委託されている強国。戦力・国土ともにBI最大。
BIで唯一、ハルカ討伐令が下っていない。
  • プロジェクトWOLF
大統領と兵器開発局の有志が極秘裏に進めている一種の強化装甲服の実用化計画。
ネタだと断言できない大統領のキャラクターが何よりも恐ろしい。

クランター

帝国の大義名分。元首:ブルーサー・ボーハンク
元首には必ず皇族が据えられる国。BIで大規模な叛乱が起こったときには「クランターの皇族を救出せよ」と帝国軍を送り込むための大義名分になる。生け贄。ダシ。

■ガジェット■

超能力

アイドルたちが持つ能力。艦船のシステムに作用し、情報を読み取り、思うがままに操る事ができる。その際「複合ESP波」が検出される。
一人で複数の艦船を操ることも可能だが、同時に操るには限界があり、限界を超えて操ろうとすると動きが拙くなった挙句、脳に過負荷がかかる。
また、精神集中を必要とする為、頭痛や長時間の能力使用によっても、精度は格段に落ちる。
尚、アイドル達は精神集中する為の自己暗示の言葉をそれぞれ持っている。
作中でPがアイドル達を「電子の妖精」と喩えたことから、IFSを強く意識していると思われる。
視聴者コメでは、サイコミュフラッシュシステムとの類似性を指摘する物が多かった。
超能力という表現なら、超人ロックの「電子使い」が一番近いかもしれない。

FMS

ファシリティ・マネジメント・システム(Facility Management System)…ビジネス用語で「業務効率化の為の設備管理」。
転じて、作中ではアイアンウォールの造船施設と能力者を繋ぐAIの名称。
普段は能力者の安全の為にリミッターが掛かっているが、使用者が解除コードを入力し、『唄う』事によって最大限の機能を発揮する。
この技術があれば能力研究も飛躍的に加速する、とDr.Aも興味津々である
また、ハルカがアイアンウォールのFMSと言っていた事から、ハルカ・キングダムにもFMSがある可能性は捨てきれない。

アイアンウォール

ロアゾォブルー旗艦。艦長:チハヤ・キサラギ。設計者はプロデューサー。
縦長の巨大空母で、状況に応じて様々な搭載機を作り出すことが出来る。

ハルカ・キングダム

ノノワ級宮殿艦。艦長:ハルカ・A・ブレットローズ。前方後円墳のような形をしている。ただし墳墓とは逆に、前が丸く後が四角い。
独立戦闘機大隊「キラーケイジ」及び特殊白兵戦連隊「デスクリムゾン」の母艦でもある。
47軍の本拠地はムーンホークだが、ハルカと他の司令官の会話の背景に多用されるところを見ると、司令部はこちらに設置されているようだ。
また、内部を見て廻るのに数日かかったり、コーヒーに拘りを持てるほど店があったりと、宮殿の名に相応しく居住区画はかなり充実してる模様。
もしかしたら「マクロス」や「メガゾーン」みたいに内部に都市があるのかもしれない。

USA2000

Unlimited Support Agent ver.2000。イオリ専用のパートナーAI。愛称は「うさちゃん」。
見た目はイオリに抱きかかえられてるウサギの人形である。
イオリは通常フリゲート級しか操れないが、うさちゃんのサポートで全ての艦船を操れるようになる。また艦船を操るための複合ESP波を感知識別するなど超能力方面への対応も完備している。

ジャンプ(HS航法)(アクティブジャンプ)

<<この項目は、動画から推察された暫定的なものです>>
超空間航法。時空の理が違う高次元空間「ハイパースペース」にジャンプイン、航行して現地にジャンプアウトする航法。瞬間移動ではない。
ジャンプインするのは比較的簡単だが、ジャンプアウトする場合はその空間に物質が無いことが条件となる。また、ジャンプ中にアウト地点の変更は出来ない。その為、ほとんどの船はあらかじめ整備されたハイパースペースゲートを使用する。
多用すると老化が激しくなるので、長距離の場合は冷凍睡眠をしていると思われる。
ところでゲーム【シュヴァルツシルト】では、スペースゲートを使うジャンプ航法は「パッシブジャンプ」と呼ばれ、「アクティブジャンプ」とは「自分が行きたい地点へジャンプする航法」を指す。これを行うためには「高度な軌道計算」と「ジャンプアウト地点の状態の予測」が出来る特殊なコンピュータが必要とされる。
恐らくハルカ・キングダムアイアンウォールにはそのコンピュータが搭載され、(HOMEWORLD2の演出でもある)四角いハイパースペースゲートを使用していると思われる。

ハイパースペースゲート

ジャンプアウト用施設。衛星軌道上にある物は特にホームジャンプゲートと呼ばれる。国防上の理由により軍の施設。これにより自国艦隊はすばやく惑星防衛に回ることが出来る。
星域間の使用は民間にも開放されているが、星域内では原則的に軍用機のチャーターによる利用しか認められていない。そのため殆どの民間機は、ゲートではなく安上がりな通常空間の航行を行っている。
ゲートを作り出す艦船も存在する。

ハイパースペース(HS)

時間の流れ方が違う異次元世界。ドラゴンボールの「精神と時の部屋」、ネギま!の「EVANGELINE'S RESORT」のようなところ。

ハイパーリンク(HL)

超空間通信。ハイパースペース内に設置されたHSブースターを使用して、ほぼタイムラグ無しで全銀河に通信することが出来る。

HS-ECM

HSとの同調を狂わせるメカ。決起するときにハルカが使ったHS-ECMは、BIの半径2.5エクサパーセク(2.5×10^18×3.26光年)を撹乱し、他勢力の動きを封じた。

冷凍睡眠

肉体を極低温で凍結し、成長老化を止める技術。この世界では多用される事が多いらしく、
作中では実際には8年が経過してるのに、ハルカの主観時間で2年、イオリの主観時間で1年半でしかなかった。
言い換えれば、この二人は肉体年齢に少なくとも6歳以上加算した年齢が実際年齢という事になる。
そのうち、この動画の登場人物は全員18歳以上ですと言い出すかも知れない?

機動要塞・ブルーインヴァルド

マスターティンにより開発された惑星大級の超大型機動要塞。移動機構・兵装は従来のものと変わりないが、内部動力に「S765型相反応質量転換炉」を持ち、そこから出力される膨大なエネルギーにより従来の兵器を圧倒する。レプシトール大戦末期に(非公式に?)実戦投入され、常識外れの戦果を上げた。
ハルカ叛乱の7年前、内部謀略により行方不明に。

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最終更新:2010年04月10日 21:51
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