川内リナは3号生徒で分隊配属になって以来、PSG-1やレミントンM700、M-21などの名高い狙撃銃を尻目にドラグノフを使い続けてきた。 最初の頃は「あんな精度の悪い銃、すぐに使わなくなるさ」などと言ってた教官たちだが、彼女が歴代の先輩たちが作り上げてきた記録を次々と塗り替えるのを見て考えを改めていった。 設計も古く頑丈なだけが取り柄のドラグノフを易々と扱う彼女は、いつしか「ドラグノフ・ガール」と呼ばれるようになっていった。 SS『ドラグノフガール』より
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