151氏


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10月。もう俺の住む中国地方はめっきり冷え込むことも多い。
4日ぶりの屋外は全く知らない町に見えた。

大量の食料品を部屋に放ると、すぐにゲハ板を更新した。
ここはこの世で唯一の俺の居場所だ。
そう、俺が前住んでいた街で「罪」を犯してからは・・・。

何もすることがないので、人をイライラさせるようなレスを繰り返すこと数年、俺はここではかなり認知されている。
最近は数人のフォロワーまで生み出している。
俺のスタンスは反任天堂。実はそれ程嫌いではないのだが、俺とは対照的に順調で、華やかであることへの反感もあるし、なによりウケがいい。

今日も、フォロワーの筆頭である、恥というやつが盛んにスレを立てている。
そして俺が書き込むと、恥は尊敬し、懐いてくる。
どうしても、俺は俺をお兄ちゃんのように慕ってくれていたある少女を思い出してしまう。

俺は、昔、彼女を欲望のまま、犯した。

そして俺は街を追放された。
彼女は遠い空の向こう、今何をしているだろうか。

俺は頭を振った。
もう考えるのはやめようと決めたじゃないか。
俺がお兄ちゃん、いや、「お兄やん」でいられる資格があるのは、もうこの電子世界だけなのだ。