曲紹介
- 人間ではないとしても、人間の生活のために飼っているのだとしても、大切な家族です。
彼らを疫病で失った人々は、どれほどの慟哭を胸に秘めているでしょうか。
宮崎の人に、動物たちに、一刻も早い安寧の時を。遠くの地でそう願いながら。(作者コメントより)
- これまでも、今も、これからも、悲劇は今まさに進行中だ。
歌詞
例えば悲劇の始まり
まだ泣く観客はいない
泣くとすれば最後に訪れる
悲しみややるせなさの所為
ある日 悲劇の幕開け
あってはならない状況(Condition)
その瞬間に運命づけられた
罪なきモノ達への死刑宣告(Execution)
裁かれるだけの罪があれば
涙を飲み受け入れよう
愛し尽くした者を失う悲しみ
I cry
枯れた涙 二度と戻らぬ日々
明日 次の犠牲を 止めるために今日消えゆく…
I cry
例えば漂う失望
無力な自分への呪い
やがて仲間に伝染る絶望
犠牲の数は桁を増やす
村も町も舞台(Stage)になり
演劇(Show)は次の章に移る
犠牲を増やして脅威を増しても
現場(舞台上)は非現実(Fiction)にしか見えない
どれほど願えど「偉い」人は
「蜘蛛の糸」さえくれない
見捨てられたと思うほどにこみ上げる怒り
I cry
血が滲んで 誰にも届かぬ声
潰れかけの喉を 振り絞り無念吐き出す
They dies
終わらぬ苦しみ 逃れられぬ運命
誰を恨めばいい?胸の熱冷ますには
I cry
連れて行かれるのだって苦しい
最期の悲鳴に心裂かれて
いつか訪れることだとしても
せめてその役目を果たさせてやりたかった…
やわらかい椅子の座り心地
恋しくて立ち上がりさえしない
許されるならこの手の毒薬
あなたに飲ませてやりたい
……けれど
I cry
理不尽な仕打ち 夢なら醒めて
声は届かない
嗄れるまで叫んだこの想いも
I cry
やるせなくて 叩きつけた赤い拳
悪夢への階段 ただ降り続けて行くだけ
I cry
枯れた涙 二度と戻ることない日々
明日 次の犠牲を 止めるために今日消えゆく…
I cry
諦めが人を殺す
死の余裕が人を殺す
苦しむ我が子(家族)を前に
死ねるものか 死ぬものか
Till it kills them all
It was, it is, and it will be...
The tragedy show has still been going on...
コメント
- キセノンPは、この社会情勢が歌によく表されているものが多いな。にしてもこの曲も感動した。 -- 名無しさん (2010-08-04 12:18:33)
- 日本の最近の音楽世情はクソだな -- 名無しさん (2017-01-22 15:49:22)
- こんな曲が売れないなんて -- 名無しさん (2017-01-22 15:49:44)
最終更新:2023年12月12日 11:29