虹と欄干

にじとらんかん【登録タグ: GUMI Lily 渡辺いと

作詞:渡辺いと
作曲:渡辺いと
編曲:渡辺いと
唄:Lily V3・GUMI Adult

曲紹介

  • 渡辺です。7曲目ですが初GUMI投入、からの、ポエトリーリーディングです。これがやりたかったのです。(作者コメより転載)

歌詞

作者HPより転載)

春のあかつき夏星と踊り
秋の夕とまどい冬を渡る鳥
届かない場所だからこそ目指す
近くて遠い距離の話
憧れじゃないし諦めてない
この現実がずっと続いているんだ
病めるとき健やかなるとき
手を伸べていつか見た空の彼方へ

ふるさとに降る砂糖みたいな雪の中で
選ばなかった道はどこに繋がっていたのかって
可笑しいよね、あなたが聞いたらきっと
笑い飛ばすようなライトヴァースさ
虹を5秒間だけ掴んでみたかった
がむしゃらに過ごした第二次性徴の季節は色褪せ
今や二児のパパとママだって
そうやって滲んでいくんだね

古い童話によくある喩え話が
なぜか今になってリアルに感じられる
人を想う苦しさ、埋まらない空白に
苛立ちやすれ違いを何度繰り返しただろう
私たちに流れ込む感情に
ひとつとして同じものはなく
遠いイルカの声の残響のように
いつもその姿形を変えて鳴く

ハッピーエンドの感動はほんの一瞬
すべての終わりは始まりでもあるから
だから欄干から身を乗り出してみたくなるのかな
ごめん今日は少し遅くなりそうだよ

逢いたいって気持ちだけじゃ足りない
足りないのに
言葉はいつも半分間違っていて
そうやって優しい声で謝るから
もう半分はちゃんと伝えられたんだろうか

春をささやき夏の風と凪
秋の虫と歌い冬別れに泣き
わからない明日だからこそ探す
あてどない旅人の話
憧れじゃないし諦めてない
この瞬間がずっと続いているんだ
病めるとき健やかなるとき
手を伸べていつか見た雲の彼方へ

なんでひとりで思い悩むときって
壊れた積木細工みたいに尖ってるんだろうって
今日も終電に揺られながら
四角い頭を丸くしてみてるよ
都会を遠ざかるにつれてぽつり、ぽつりと
消えてゆく人影と降り出した雨
それは自分で蒔いた種が逆巻いた風に舞い
たためない地図を丸め描いた多面体

語り得ないことに沈黙するしかなくて
閉ざされた箱庭の街を生きてるのに
無限や永遠を想い描けるのは
かけがえのない人たちがいてくれるからだって
いつだって守りたい暮らしがあって
だけど目眩のするような時間にとらわれて
目の前の輝きに気づかないなんて
そんな間の抜けたことはないでしょう?

あの丘の向こうを想像してごらん
騒々しい日常から少し離れて
私の知らない人たちがあなたを呼び
それに手を振って応える横顔を
じっと異邦人のように見つめる

ねえ同じなんだ
どこまでいっても人はひとりだし
ひとりじゃない
あなたの胸のさざなみに揺られて
微かに聴こえる始発列車の音

春に芽吹き夏の雨を過ごし
秋の月いざよい冬の手の温み
林を抜けてその先を描く
果てなく綴る物語
憧れじゃないしまだ諦めてない
ひとつずつでいい
明日を今日にしていくんだ
病めるとき健やかなるとき
手を伸べていつか見た虹の彼方へ

行こう

コメント

  • いい -- 名無しさん (2015-03-21 11:50:01)
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