堕天使昇天

だてんししょうてん【登録タグ:2011年 初音ミク 北森劇場 北森耕太郎 裏の裏P

作詞:北森耕太郎
作曲:裏の裏P
編曲:裏の裏P
唄:初音ミク

曲紹介

  • すこし遅めのテンポのちょっと怪しい感じのゴシック曲です!(作者コメ転載)
  • 歌詞を 北森劇場北森耕太郎氏 が、イラストを なすの氏 ・ よるうさ氏 ・ マンモス氏 ・ うー氏 が手掛ける。

歌詞

夢うつつ たゆたえば
残り香寄せて 肩を抱く無粋な右手
獅子の杖 王座の隅
並べられた玩具(おもちゃ)なのね

真紅の宴(えん) 酣(たけなわ)なら
さあ 次は何で慰めるの?
吟遊詩人の恋歌で 甘く囁くバリトンで
一刻(ひととき)でいい 満たして

放りだされたティアラの骸(むくろ)には 錆びついた象嵌(ぞうがん)細工に
絡まる鎖 逃れる術ない マモンの呪文に縛られて
失った記憶 無垢なる天界(くに)への 扉閉ざされたまま 愚かなる堕天使

愛されぬ身の運命(さだめ)
月影映す 残酷な恍惚の表情(かお)
滑らかな細い指は
誰かの髪 撫でてるのね

銀のフォーク 舐めたならば
ほら ほろ苦くて甘い蜜が
喉を淫らに潤す 背徳の接吻(くちづけ)に似た
汞(みずがね)の毒 浸して

閉じこめられたシャトーに揺らめいた 怪しげな炎に酔いしれ
捧げた処女(おとめ) 証の飛沫(しぶき)も 奏でる赤誠(せきせい)の讃美歌(コラール)も
大理石(マーブル)のベッド 凍てつく旋律 二度と届くことない 哀れなる堕天使

脱ぎ捨てられた仮面(マスク)の向こうには 微笑んだ貴方の影と
無残に砕けた 薔薇の紋章(エンブレム) 穢(けが)れた この血で贖(あがな)えば
朽ち果てた羽根を もう一度拾って 赦(ゆる)し乞(こ)い跪(ひざまず)く 昇天の堕天使

コメント

  • こういう歌詞、好きです。 -- 名無しさん (2011-12-31 13:17:22)
  • ゴシックいいなぁww -- 名無しさん (2012-01-24 16:50:47)
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最終更新:2024年01月07日 01:18