曲紹介
歌詞
霞みほどけたこの魂の影は
ほどなくさか廻り時計の中
風めくころに啼くひばりのまばたき
尖る光をよけながら凍え堕ちる
わたしは螺旋の扉をくぐり抜け
誰より高く月を見おろした
ウルド
あざみ糸くずあらしの中に向けて
滲む体は磨がれちぎる
雨の詩まだあかつきさえ
きんいろの海原を駆けめぐる
蒼の泡沫この魂の影は
揺らめくごとにかたちをなくして
綴じる
やがてあなたの掌がひらくころ
此処はいつものいちめんのまだら模様
かすかに渦巻くミズガルズの畔
虚ろに澱む陽炎の音だけが
届かない
幻のつづく世界は
砕けたエーテルに吸い込まれていく
さよなら崩れく未来は
降り注ぐメタルの雨の中のしずく
輝くきんいろの銀河は
いまはペガサスの翼
閉じ込めたままの魂の
夢はまた日傘のいろ
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最終更新:2023年12月12日 01:49