曲紹介
干天の慈雨、素直に受けとめられる人であれ
- 大切なことほど、見えない振りをしてしまうのかもしれない。(作者コメ転載)
- イラストは m(aua)氏 が手掛ける。ギターは Torero氏 が演奏。
歌詞
滲む陽を置き去りに。言葉と音をふたつ、重ねた。
言の葉の意味、探る雨。瞼を染めた。
視えなくなって、そのまま。
滲む陽を見上げても、雀は飛んで戻らなかった。
雨粒ひとつ望んでも、空は泣かずに瞼を焼いた。
ひとことの意味や答えを、ずっと探していた ひとり。
曇空を裂いて生まれた音だけが聴こえていて。
写らない雫を手に受けた君は また、視ない振りをした。
偽善者は、それを見て笑う。
一言の呟きは、鋭利な刃物。深く抉(えぐ)った。
君が嘯(うそぶ)く その音は、誰かの雨で。
誰かを染めた。
私利私欲で塗り潰された音で未来を択んで、
誰の目も当たらぬ此の場所で咲いた花を踏んだのは君だ。
偽りでも、蔑(さげす)みでも無い本当の声を聞かせてよ。
曇空、咲いて生まれた雨。言葉にしたら、君に届くかな。
誰かの声に掻き消されても。
コメント
- 良いね! -- 名無しさん (2014-06-13 20:43:46)
最終更新:2024年01月07日 00:58