ハチスは夏に背を向けて

はちすはなつにせをむけて【登録タグ:2015年 IA メル 殿堂入り
作詞:メル
作曲:メル
編曲:メル
唄:IA

曲紹介

#9 Hibiscus syriacus turn away on the summer

「花のように真っ直ぐに生きられたら」
  • メル氏 の9作目。
  • 動画は rik氏 が、マスタリングは Matthew Coxwall 氏 が手掛ける。

歌詞

幻だったプールサイド 白い恋をした夏のこと
すり抜けた春に手を振って 花が咲いた

「さようなら」なんて言えなくて
ぬるい夏をまた迎えている
白昼、ただぶら下がって 鉄のような青が刺さる

四月の霧は青すぎて スカートが揺れて霞んでる
横目で見てた君の顔 思い出しそうだ

きっと愛なんてどうしようもないくらい瑣末だよ
「夏に背を向けて咲くんだ」と
君なんてもう嫌いだよ 嫌いだから
「バイバイ」 それじゃ、お元気で

「無条件に愛されたいわ」 鼓膜まで響いた銃声
屋上、時刻15:08(さんじはっぷん) たった今 春が死んだ
最期の朝に触らせて 白い肌に その瞳に
汚れてしまった愛を着てる制服の少女

ずっと相対な春と夏の間で
アンチテーゼを提示する花
君なんてもう嫌いだよ 嫌いだけど
最後、何を言ったらいい?

愛だとか恋だとかどうでもいいくらい好きになれたらさ
花のように真っ直ぐに生きられたらさ 楽だな

テーブルに用意された赤く細い線が ごちゃごちゃに絡まった毛玉のようなもの
君はそれを愛と呼んでいた
無機質な白い部屋には、食器と食器が当たる”カチン”という高音だけが鳴り響いた
「いただきます」私はそれを咀嚼して飲み込んだ
すると、一瞬目の前がパッと眩い光に包まれて、気付けば空に浮かんでいた
見下ろすと快活な町で白いワンピース姿の君が笑顔で右手を振っていて
カナヅチの私は一心不乱に空を下へ、下へと死に物狂いで泳いだ
「後味はいかが」
「甘くて甘くて口にずっと残る」
”カチン”という音が響いて、全部、今までのこと全部が君の夢だと分かった

「最終回が始まる」

ハチスは夏に背を向けたまま枯れたよ
命は美しく儚く
だからきっと大丈夫生きていける

「どうかしてるよ全部」

愛なんてどうしようもないくらい瑣末だよ
「夏に背を向けて咲くんだ」と
だから君なんてもう嫌いだよ 嫌いだから
「バイバイ」 それじゃ、お元気で

「最後、ひとつだけいい?」

「最低な人生でした」

コメント

  • すごく良い曲!!!! -- win* (2015-11-10 15:56:43)
  • 大好き。 -- miwa (2015-11-12 18:19:48)
  • めっちゃすき -- 名無しさん (2015-11-13 19:23:33)
  • 大好き! -- ネイル (2015-11-15 12:37:35)
  • いいですね!この感じすき! -- ゆじゅ (2015-11-27 18:10:34)
  • メルさんの曲全部すきです♡ -- Alice (2016-08-04 15:20:22)
  • メルさん神 -- らゆ (2016-12-20 18:16:21)
  • 神神神神神神 -- 963 (2019-02-03 21:59:06)
  • この曲大好き -- キノハ* (2020-08-09 17:29:37)
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最終更新:2023年12月12日 10:43