夏が零れてゆく

なつがこぼれてゆく【登録タグ:2017年 kalic 初音ミク
作詞:kalic
作曲:kalic
編曲:kalic
唄:初音ミク

曲紹介

バラードです。
  • kalic氏の24作目。
  • 写真はフリー写真サイトぱくたそから。
  • このエモーショナルで切なげな雰囲気はまさに夏の夕暮れの情景そのもの。

歌詞

見上げた空は 幼い頃と変わらずに
僕らを今も見ているよ

夏の夕が滲んだ夢は淡く
儚さを彩る心は群青
眠れる月は 藍に抱かれながら
遠い明日の空に 何を見るの

黄昏にそっと 茜が海に溶ける
俯くまま君は 夏に身を委ねる

幼い鳥が夕空の 隅で鳴いた
哀しくそれは美しく
吐き出した声も 錆付いた言葉も全部
揺らいだ泡沫と消える

潮風通り過ぎる 君の背中
砂浜に映った その影は朧
波の音は静かに 夏を運び
水面を染める 落日の朱

斑に塗り潰した ような汚れた心は
この海に放り投げて 捨ててしまおう

誰もが過去に 意味を求め生きている
繋いだ時間の狭間で

裸足のままで 歩き出した君の手を
掴んだ もう迷わずに
冷たい指先が 途切れた音を紡いで
甦る いつでもまた

夏が零れてく 君が開いた掌
優しくとても懐かしく
見上げた空は 幼い頃と変わらずに
僕らを今も見ているよ


コメント

  • これは良い夏の唄 -- 名無しさん (2019-04-06 12:19:08)
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  • 2017年

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最終更新:2023年12月12日 12:20