夏残照とカゲボウシ

なつざんしょうとかげぼうし【登録タグ:2017年 IA Islet 殿堂入り
作詞:Tazuneru(Islet
作曲:Tazuneru(Islet
編曲:樂/Raku(Islet
唄:IA

曲紹介

"忘れないで、あの夏を"

歌詞

夏が終われば夢は醒めるから
意味も無いまま待ち焦がれたんだ
片割れた日々の先に何も無いから
瞼を閉ざして息を止めたんだ

空白に佇む日々が夏色に染まり
何気ない仕草も色めいて映る
相対に苛立つ世界は火花を散らして
煤けた君は夏に溶ける様に居なくなった

淘汰されても尚諍い続ける事を
厭って憂いた
木漏れ日の抹摩に触れた夏と

共に訪れる君の香りが
艶やかに色を纏い黄昏れに舞う
甘い風に撫でられて赤らむ頬が
憶えている
白く柔い手を
穢れのない あの夏を


灼けて褪せた記憶の中 君が笑ってた
途絶えたあの夏は まだ忘れはしない
茜色に暮れる世界は 明日を急かすけど
君が居ないならとまた、駄々を捏ねていたんだ

走馬灯にも似た
淡い、甘い、夢の中
遠くに響いた
花火の音とひぐらしの哮り

君の残した確かな傷痕が
想う程に疼いて、もう堪らないんだ
紡いだ夏の果てに 君が居ますように
願う夏が また過ぎてく


渚を染めた
残照が
燦然と散った


夏が終われば君は居ないから
また夏を廻るべく息を止めたんだ
弾けて消えた花火と君の残り香
置いて行かないで、ねぇ。

醒めない夏の夢をいつまでも
描く意味の無い日々がただ過ぎていく
紡いだ夏の果て 揺らいだ影法師
色褪せてく
夏の愛瀬

忘れないで、あの夏を


コメント

  • 大好きです。なんで伸びないのか不思議。 -- 名無しさん (2019-08-17 14:46:39)
名前:
コメント:
+ タグ編集
  • タグ:
  • Islet
  • IA
  • 殿堂入り
  • 2017年

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月12日 13:28