藍に落ちる。

あいにおちる【登録タグ:2009年 toriko 鏡音リン

作詞:toriko
作曲:toriko
編曲:toriko
唄:鏡音リン

歌詞

古い塔の最上階
小さな窓
戦士たちの寝息を
階下に聞き

きみがまぶたの裏に
描く景色は
きっと真実よりも
色鮮やかで優しい

「海の向こう、 燃える花
 月の夜、灯る島
 茜に滲んでいく、藍の色」

だけどわたしが
きみに告げる景色は
きっと幻よりも
虚ろ儚くて不実で

風に散った白い羽
星の夜、落ちた鳥
緑に滲んでいく、
‥‥ああ

きみが空の鳥かごに
嘆かぬように
わたしは
そっとさえずろう、
あの鳥をまねて

「街の明かりが消えて 雲が月を覆う」
丘の向こうへ消えた
葬列は見ぬふり

戦場は今や遠く、
なのにきみは
今なお、騎士として
剣を携える

光も失くし
戦えもしないのに
きっとまた
あのコと笑う日を
夢見ているのね

「山の向こう、射す朝陽
 白む空、雲の影
 ――平和だわね」
なんて嘘ばかり

きみが鳥のあとを
追いかけぬように
わたしは
そっとさえずろう、
あの鳥をまねて

守りたいのはあなた、
それとも嘘?
わたしならわたしでも 
たやすく欺ける

きみが空の鳥かごに
気づかぬように
わたしは
そっとさえずろう、
あの鳥をまねて

「街に明かりが灯り、藍が空を覆う」
そう、
真実よりも色鮮やかに
優しく

コメント

  • シンプルで単調だけどいい曲ですww シンプルでおもわず何度も聞きたくなる・・・ 安らぎの曲で何度も聞いても飽きないwww この曲大好きです -- 麻里亜 (2010-07-12 09:00:41)
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最終更新:2023年12月11日 21:10