Ricœur, Paul, «From Kant to Guyau», in J.A. Michon, V. Pouthas, J.L Jackson, éd., Guyau and the Idea of Time , North Holland Publishing Company, 1988.
「ギュイヨーは、聖アウグスティヌスとメーヌ・ド・ビランの後に、しかしフッサールよりもずっと以前に、「志向」に脚光を浴びせた。これが、ギュイヨーがそこに位置をしめる思想家たちの系譜である。…ギュイヨーにとっては、時間の決定的経験は、未来の現在、過去の現在、現在の現在に分割された現在―アウグスティヌス―が主張したように―ではなくむしろ、未来へ向かう予期的な志向性である」(p156)