プロローグ

subtitle:プロローグ
file No.:000pro

;<背景:黒>

ん………
くぅ………

朝…か……

まぶしい………てか、もう昼かぁ…
あれ? 昨日、カーテン閉めてなかったか?
………頭イタイ…

そんなに飲んだっけ?
んー……?
ていうか、いつ寝たっけ?

覚えてない程度には飲んでってことか…
昨日のオーナー(2○歳 独身女性)は荒れてたしなぁ

確か、店を閉めて………………うぅ…頭イタイ…
体も重い…

重い………っていうか、なんかあったかい…?

となりから息を吹きかけられている……?

だ、だれかが俺の隣で寝てる!?

おいおい…酔ったイキオイでベッドインって……
記憶ないし! 思い出せ…思い出せ俺…童貞喪失の瞬間を…

ダメだ…全っ然、思い出せん。

…ていうか、相手は誰だ?
や、やっぱりオーナーなのかな?



【KAITO】
「すぅ………すぅ……」
【田中】
「って、お前かよ!」

同僚(2○歳 独身男性)にツッコミを入れる。

【KAITO】
「…む、痛い………なんだ田中かオハヨウ」
【田中】
「あ、ああ、おはよう」
【KAITO】
「………………なんで同衾?」
【田中】
「それは俺が聞きたい」
【KAITO】
「ふむ……同衾とは同じ布団で寝ることだよ」
【田中】
「……そうじゃなくて」
【KAITO】
「………僕を連れ込んで、どうするつもり?………あ、した後か」
【田中】
「してねぇっ!!………よな?」
【KAITO】
「ふむ………ま、でも田中にならいいかな」
【田中】
「ちょと待て待って、そういう誤解を招くような言い方はやめよう? ね?」
【KAITO】
「おかしなことを言う…誰も聞いていないのに誰が誤解すると言うんだ?」
【田中】
「そりゃ、そこのドアのとこにいる見知らぬ女の子とか」
【KAITO】
「………本当だ。 見知らぬ少女だね」

ドアの近くに焦点を合わせると

そこには頬を染めた初対面の女の子が…

【MIKU】
「………」
【田中】
「ち、違うんだ」
【MIKU】
「………」
【田中】
「話せばわかる…と思う」

【KAITO】
「田中が多人数プレイをしようとか言うから…」
【田中】
「言ってねぇ!!」

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最終更新:2008年11月25日 01:33
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