エルフの剣士

遊☆戯☆王」に登場するカードゲーム「デュエルモンスターズ」に登場するモンスターカードで、
遊戯がよく使っているカードの一つ。

攻撃力1400/守備力1200の☆(レベル)4モンスター。
能力値は平均より低く、別段特殊な能力を持っているというわけでもない。
ただし、原作では「幻術が通じない」という、何とも曖昧な特殊能力を備えている。
そのせいか、原作マンガではなんと☆6である。

好意的に捉えるとするなら、原作やゲームに存在した属性設定の一つ、
幻想魔族の攻撃、もしくは特殊効果の対象にならないということだろうか。
しかし、それが生かされたシーンはないに等しい……。

必殺技の名前は「精剣斬」。手にした剣で相手を斬り裂く。
しかし、実際に切り裂いた敵の数は少ないのが現実。
攻撃力1400はかなり低い数値なんです!

見た目は格好良いのだが、やられ役に回ることが非常に多い不遇のカード。
例えば、
  • 初登場した回でいきなり、敵に操られたブラック・マジシャンの攻撃を受けてやられる
  • 敵モンスター「ダンジョン・ワーム」の奇襲を受け、丸呑みにされる
  • コンボ攻撃で弱体化したアルティメットの首を一つ落とすも、蘇生したブルーアイズに吹き飛ばされる
  • ペガサスのトゥーンモンスターに攻撃が効かず、一方的に撃破される
などなど、どう見てもやられ役です。本当に(ry

しかし何気に人気はあり、ニコニコではこのモンスターが登場するシーンで
「エルフktkrwww」などの弾幕が張られることもある。
 加えて、元々遊戯のカードであった岩石の巨兵有翼幻獣キマイラが一般デュエリストに使われているのに対して、
このモンスターはニコニコRPGでも遊戯に使用され続けている。
見方によっては幸せ者かも知れない(?)。

このような人気にあやかってか、リメイク版といえる「翻弄するエルフの剣士」なるカードが
「攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されない(ダメージ計算は適用する)」
という能力を持って登場。アニメにもちょくちょく出演を果たしている。
更にその人気を象徴するかのように、
2008年ジャンプフェスタでは作者書き下ろしイラストによる「エルフの剣士」がプロモーションカードとしての販売までされていた。
これだけファンに愛してもらえれば、
原作での活躍が少ないとはいえ彼も本望であろう。
そもそも、遊☆戯☆王には他にももっと不遇なカードがいっぱいある事だし。

そして、そんなエルフの剣士最大の見せ場はアニメオリジナルのドーマ編。
(今まで通り)その場しのぎのやられ役として登場したかと思いきや、
伝説の三剣士を呼ぶためのカード「レジェンド・オブ・ハート」の生け贄となり、遊戯の勝利に貢献した。
……結局犠牲になってしまっているが、無駄死にではない。

ちなみにこのモンスターは、ニコニコでしばしば「リンク」と呼ばれるのだが、
その理由は任天堂のTVゲームソフト「ゼルダの伝説」シリーズの主人公・リンクに由来すると思われる。
事実、緑の服・緑の帽子・剣・耳の形と、ある程度共通する所は多めである。

余談だが、このカードの様な『出てきてすぐ消えるモンスター』は、
遊城十代の「E・HEROスパークマン」、不動遊星の「スピード・ウォリアー」といった
遊戯王アニメにはある意味伝統的なポジションであったりする。
ちなみに、この2枚はエルフの剣士と比べるとある程度の活躍を見せている上に専用サポートカードまである。

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