オワタ王(-おう)
ミステリアスパートナーNo.10。
ピラミッドエリアの中ボスとして立ちはだかる。
ぶっちゃけた話、まさかニコニコRPGに、しかもミステリアスパートナーで出て来るとは誰も予想できなかっただろう。
元ネタは
RPGツクールで製作されたゲーム「
囚人へのペル・エム・フル」のラスボス。
その正体は実在した古代エジプト王朝で有名なファラオ・
クフ王その人であり、特殊な製法で生きたままミイラ化して現代まで生き延び、ピラミッド地下の玉座の間にて、幾多の試練を乗り越えた主人公達を待っていた。超能力を自在に操ることができ、その力で「罪」を犯した者に「魂の裁き」を与える。物語の途中で主人公の心の中に語りかけてきたのも彼である。
物語終盤にて「殺人の罪」を犯した教授を柱で呪い殺し、仲間の一人に謎の電撃を浴びせ、
その仲間を助けようとする主人公たちと戦うことになるが、
そのポーズが
\(^o^)/を連想させるものであり、その中毒性のあるBGMとも相まって
絶大なインパクトを与え、「
オワタ王」という通称が定着した。
ちなみにその電撃を受けた仲間はクフ王の継承者として超能力を受け継いだ(ピラミッド内限定の能力だが)。
また殆どのプレイ動画において、上記にもある教授を柱で呪い殺すシーンは、
コメント職人の手によって王のツッコミという扱いになっている
このように今こそギャグキャラ扱いされているものの、
原作の彼はギャグ要素の欠片もない。
手を挙げてさえいなければ・・・。
ニコニコRPGでは
魔理沙、
古泉、
言葉に裁きを与えた。
それぞれ「窃盗」「
ガチホモ」「殺人」の罪である。
戦闘後のやりとりを考えると最初からこちらと敵対する気は無く、
遊戯に王の力を受け継がせるため
あえて
魔王アナゴに従ってその機会を伺っていたようである。
ただ他のメンバーはどう考えても犯罪と思われる行為を行っているため、裁く必要があると考えたのだろう。
ちなみにこの裁きの最中及びその後も
誰一人として反省している様子は見られない。
(むしろ敵の心を盗んだりガチホモ技を使ったり、各自の罪に合った戦法を取らないと勝利は難しい)
ちなみに、オワタ王がニコニコRPG内で使用した「アルマナの黄昏」「ネブゲドの鉄馬蹂嵐」、
魔理沙と戦った「裁きの執行人」の使用した「カルナックの泡沫」「イシュタールの暁星」「シャンポリオンの嘆き」は
漫画「
魁!!男塾」において、主人公達が天挑五輪大武會で戦ったエジプトの格闘家集団
「王家の谷の守護者達(ファラオ・スフィンクス)」が使用した技である。
その中で「イシュタールの暁星」はゴムの紐の先に刃を取り付けた武器を耳の筋肉で自在に操る技であるが、
「裁きの執行人」はミイラの格好をしており、耳まで包帯で覆われている。
一体どうやってこの技を繰り出しているのだろうか。ピラミッドは未だ多くの謎に包まれている。
余談だがルパン三世2nd.の第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」ではツタンカーメンの仮面を被った
主人公・ルパン三世が両手を挙げた際のポーズが非常に
オワタ王と酷似してはいるがおそらく関係はないだろう。
配布版では地味に戦闘グラフィックが変更されている。
具体的には、動画版では原作の画像をそのまま使っていたが、配布版では、実物のファラオの黄金の
仮面と手書きグラフィックを組み合わせ、動画版のグラフィックの構図に似せたものになっている。
ちなみに原作では攻撃技を殆ど使わず状態異常や能力の低下を狙うような技を多用してくる位だが、
ニコニコRPGではボスらしく、攻撃的にもなっている。
主なニコニコ動画出演作品
非常に作りこまれた作品の為、興味の無い人も一見の価値有り。
ただしグロテスクな表現が見られるため、
ひぐらしや
School Daysにすら耐性が無いような人は注意
また、オワタ王が登場している間はずっと
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/などの弾幕が続いており、
「ニコニコ最長弾幕」のタグが貼られることもある。
↓にオワタ王が登場する。
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最終更新:2012年07月28日 18:13