原作比較(ガンダムシリーズ2)

本項ではガンダムシリーズの作品内で記年法がコズミック・イラ(CE)、宇宙世紀(UC)以外のものを取り上げる。

参戦作品のリストもありますので参考までにそちらも参照ください。


作品によっては原作の結末などの激しいネタバレを含む場合がございます。
閲覧の際にはくれぐれもご注意下さい。


原作比較(ガンダムシリーズ2)


機動武闘伝Gガンダム

前作『機動戦士Vガンダム』製作現場の混乱に業を煮やした富野由悠季監督の「次のガンダムはプロレスをやる」という過激な腹案を元に、『ミスター味っ子』の豪快な作風で一躍注目を浴びた今川泰宏氏を監督に迎えた本作は、ガンダムシリーズの中でも最も異色の作品とされるが、宇宙世紀/コズミック・イラをベースとする議長スレにおいては、ガンダムファイトやコロニー国家といった独特の「未来世紀」世界観は殆ど反映されていない。また主人公ドモン・カッシュやメインヒロインのレイン・ミカムラを始めとするキャラクターはほとんど参戦していない。
その代わり、次作『新機動戦記ガンダムW』と並んでメカニックの他作品への流用は顕著で、代表例としては、木星帝国の一橋ゆりえが番組後半の主役機であるゴッドガンダムを専用機として使用している他、連邦のライが前半主役機のシャイニングガンダム、ラクシズのシオン・エルトラム・アトラシアがアメリカ代表のガンダムマックスターに搭乗している。
ゆりえのゴッドガンダムは設定面で原作から大幅なアレンジが加えられており、彼女が木星遺跡の中で見た夢(力のイメージ)を具現化する為に戦艦アヴァロン(出典は『コードギアス 反逆のルルーシュ』)を解体・再構築して建造されたという設定になっている。ビームソード以外は徒手空拳のみで戦った原作と異なり、『勇者王ガオガイガー』に登場するゴルディオンハンマーを主武装として採用していることが特徴である。本スレでゆりえはマスターアジアこと東方不敗に師事していない為、超級覇王電影弾や石破天驚拳など、流派東方不敗の技を使用出来るかどうかは現時点では不明となっている。
本作のラスボスであるデビルガンダム(DG)は議長スレにおいては大幅な設定改変が加えられ、外宇宙から飛来したインベーダーとして現在の戦いの発端となった『15年前の戦争』に深く関り、本スレ上でも第34話「決戦!早乙女研究所」と第437話「俺達の勇気~DG、再び~」の二度にわたって大攻勢をかけるなどたびたび諸勢力共通かつ最大の脅威として立ちはだかった。またらんどを主宰するステラ・ルーシェはDG細胞によって超生命体化しているようである。
過去にはDGに関連して東方不敗と思しき人物も登場していたが、DGの巣窟となり銀河帝国の砲撃により粉砕された月の再生を願い出てからは消息不明となっている。

新機動戦記ガンダムW

初期にはトレーズ・クリシュナーダがエレガントに活躍し、第329話現在はゼクス・マーキスが各勢力を渡り歩きながら激闘を繰り広げているが、後述する『仮面ライダー555』同様、キャラクターの登場は少なく、モビルスーツが目立っている作品である。
MSのパイロットはトールギスⅢのゼクス、(オリジナル)ウィングゼロのヒイロ・ユイを除いて議長スレ独自設定である。すなわちウィングゼロカスタムはラクス・クライン、サンドロックカスタムはフィーナ・ファム・アーシュライト、エピオンはアセルスがそれぞれパイロットを務めている。また、原作でゼクスが率いていたホワイトファングの旗艦リーブラやOZの拠点バルジは、共にらんどの所有となっている。

機動新世紀ガンダムX

UCガンダム作品以外で唯一ニュータイプについて触れられている作品(ただしUCガンダム作品とは概念が異なる)。そのためか旧来のファンから風当たりが強かったり、視聴率の低迷や(豪ニューズ社とソフトバンクによる買収騒動に端を発する)制作局であったテレビ朝日側の事情によるアニメ作品への逆風、その結果の放送時間の移動と放送期間の短縮などが重なり、作品自体を知っている人が少ないという不遇の作品だが、『勇者特急マイトガイン』~『黄金勇者ゴルドラン』を手がけた高松信司氏が監督を務めたこともあり、「ガンダムを考えるガンダム」を標榜し、それまでの(そしてその後の)ガンダムシリーズとは一線を画した内容は終始安定していて、根強いファンも居る。
参戦キャラクターは主人公のガロード・ランただ一人だが、スレ内の設定も性格と搭乗機以外はまったくのオリジナルとなっている(詳しくは登場人物一覧)。参戦MSも原作後期でのガロードの搭乗機であるガンダムDXと、木星帝国のフリーデン部隊(こちらも元ネタはガンダムX)の一般兵クラウダ、『ひぐらしのなく頃に』の山狗部隊が使用しているバリエントのみであった。
その後、1300台に本作のキーパーソンでもあるフロスト兄弟のギシン星間帝国への参戦、竜宮島や地球攻撃をめぐる戦いを繰り広げている。

∀ガンダム

そもそも本作の時代設定は(本作の後に作られた『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』『機動戦士ガンダム00』を含め)【全てのガンダム作品の未来に位置する】事から、独特の世界観や設定の議長スレへの直接的な持ち込みは非常に困難であると推測される。
そのため、基本的にモビルスーツを始めとするメカニックだけが登場している。
キャラクターとしては「御大将」ことギム・ギンガナムが時たま戦場に顔を出すものの、版権フリーキャラ若しくはいわゆる一発キャラの範疇に留まっている。
主人公ロラン・セアックや準主人公格のディアナ・ソレルはもちろん、ミリシャやディアナカウンターといった諸組織も現時点では議長スレにまったく登場していなかったが、最近になってロラン・セアックが連邦軍に加入した。諸メカニックの管轄は連邦に置かれているのが特徴である。
主役機である∀ガンダムとその兄弟機ターンXは、議長スレでは共に連邦によって開発されたという設定改変が行われている。
∀ガンダムは連邦軍総司令官ヨハン・レビル将軍の愛機として知られている他(現在はロラン・セアックが運用)、ターンXはレビル将軍からアリカ・ユメミヤに与えられた(時期的にはアリカが勇者新党に加わる前?)という経緯が存在する。
またレビル将軍は銀河帝国のダース・ベイダーとの決闘で左腕を斬り落とされた議長軍のジェナス・ディラにターンXと同材質の義手を贈っているが、一度はジェナスの力の使い方に失望し、力ずくで奪い返している。
ターンタイプMS以外にも、原作ではディアナカウンターに所属していたスモーやウォドム、ギンガナム艦隊のマヒローやバンデッドなどのMSも連邦の戦力として登場している。
また、ハリー・オードやポゥといった原作のキャラクターも度々スレに登場するようになった。
これらの機体も、原作に準拠すれば縮退炉やIフィールドビーム駆動などの導入で、黒歴史(本作以外の全てのガンダム作品)のMSとは桁外れのスペックを保有している筈だが、議長スレではターンタイプ以外は議長軍や木星帝国などが使用する黒歴史上の量産型MSに対する性能的な優位性を持っているかどうかは明らかになっていない。

機動戦士ガンダム00(1st season)

本作はガンダムシリーズの中で初めて西暦を舞台とした作品だが、それ故か現実世界に沿った設定改変がされている。
世界を三分するする勢力であるユニオン、AEU、人革連は存在せず、それぞれアメリカ&日本、EU諸国、中国&ロシア&インドと現実の諸国家に置き換えられている(ただし中国は現実の中華人民共和国(大陸)・中華民国(台湾)ではなく『コードギアス 反逆のルルーシュ』の「中華連邦」となっている)。そしてこれらを統括する機関として、従来は勇者新党のバックグラウンドだった国際連合がスライドし、『METAL GEAR SOLID 3』のザ・ボスの指揮の下に実験的なMS部隊を設けて、原作ではユニオンのエースパイロットであるグラハム・エーカーと、第1シーズン初期にグラハムが率いる対ガンダム調査隊所属のジョシュア(フルネームは不明)、AEUに属するパトリック・コーラサワー、そして『交響詩篇エウレカセブン』のホランド・ノヴァク(おそらくは中の人つながりでアリー・アル・サーシェスの偽名?)が配下となっている。
3勢力の主力MSも、SVMS-01「フラッグ」はアメリカ、AEU-09「イナクト」はEU、MSJ-06Ⅱ-A「ティエレン」は中華連邦が開発したとの設定になっており、国連実験部隊にはフラッグとイナクトが配備されている。
原作ではフラッグとイナクトは外見こそ類似しているものの全く別個の機体であるという設定だが、議長スレにおいてはイナクトはデビルガンダムによる北米大陸壊滅後にヨーロッパに一時的に移転したアメリカ合衆国政府(コンドリーザ・ライス政権)からEUにもたらされたフラッグのデータを元に、現地で若干の改修を加えて生産された同一機のマイナーチェンジとして扱われている。
これらのMSは、技術面では既存の議長スレ登場作品の設定との擦り合わせがなされており、フラッグはアメリカが確保した『トランスフォーマー』シリーズのセイバートロン星の、ティエレンは木星帝国の技術を導入して作られたことになっている。また原作第1シーズン終盤に登場するGN-X(ジンクス)の基礎技術であるGNドライヴ[Τ](タウ)型は『勇者王ガオガイガーFINAL』の敵組織「バイオネット」からもたらされた「フェイクGSライド」として、X字状のスラスターは『ローゼンメイデン』の蒼星石(一時実験部隊に在籍していた)によって『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する研究施設「サナリィ」(議長スレでは木星帝国管轄下)から持ち出された技術として、それぞれ国連に持ち込まれている。
動力部に関してはフェイクGSライドは量産性に難点を抱えているためレイフ・エイフマン教授主導で新エンジンの開発が進み、国際連合終盤に実用化、順次切り替えが行われ始めた
(なおフェイクGSライドについてはGS壊滅作戦時に人類帝国士官の森宋意軒が搭載機すなわち初期型オリジナルジンクスと共に全て破壊されたと明言している)
主人公の刹那・F・セイエイらが所属するソレスタル・ビーイング(CB)は、中東編(445~458話)でガンダムヴァーチェ(ガンダムナドレ)とガンダムスローネドライが登場してその存在が示唆され、第484話「デス・スターの密談」前後の時期から本格的に本スレに参戦している。特に創設者のイオリア・シュヘンベルグとチーム・チリニティに関しては、前者は(CBの最高意思決定システムである量子コンピュータ「ヴェーダ」が生成したクローン人格という形態ながら)自らCBを指揮、後者はリーダーのヨハン・トリニティが(これまた中の人つながりで)『天元突破グレンラガン』のカミナに差し替えられている点で原作と大きく異なっている。もっともティエリア・アーデに関しては(またしても中の人絡みで)『さよなら絶望先生』ネタを交えたツッコミキャラとして先行してスレに姿を見せており、中東編では連邦がガンダムスローネアインのレプリカを複数所有していたことが明らかにされている。
(スローネシリーズ自体はフレームの一部換装を想定とした設計とも言われるため量産型と言う意見もある)
しかし同じ外観に不快感を示したスローネドライに攻撃を受け、その後公式記録に登場しない事から連邦自身に生産は出来ないもしくはなんらかの協定がされたと思われるが憶測の域を出ない
原作に登場する中東の小国家アザディスタン王国も議長スレに登場し、中東編は同国と第一皇女マリナ・イスマイールを中心とする長編となった。ここでのマリナの設定は、『スーパーロボット大戦COMPACT3』に登場するヤルダバオトを操り、古代アザディスタン文明によって作られた半人半アルパカの人工生命体「HIME-PAKA」の「魂を継ぐ者」という、相当にカオスなものとなっている。

機動戦士ガンダム00(2nd season)

1st seasonの後CBによる武力介入により統一された世界を舞台とした作品
本作ではガンダム以外にも多数の太陽炉搭載機が登場し、統一軍の形を取るためかこれまでの3大陣営の代表機は影をひそめてしまったが、本スレでは人類帝国が「アロウズ」において、ジンクスの後継機「アヘッド」などをロールアウト後も一線で使用されている。
これは人類帝国が国際連合から派生した組織であり、目覚ましい成長を遂げながらもMS開発と熟練パイロット育成に出遅れていた過去から機種変換による戦力の変動を極力抑えるためなどの諸説がある。
また原作では非太陽炉型の機体を使用していた反体制組織「カタロン」はこれらの理由からか登場していない。
(人類帝国がこれまで他の列強に虐げられた部類の人類の元発足しているため、そういった反発が少なかったとも言われている。)
また、本作の黒幕に近い位置づけを受けていた「イノベイター」は原作のイオリアの計画の為に生み出された人種を指す言葉であったが、本スレにおいてはキラ・ヤマトを筆頭に世界に変革を起こす"組織"「イノベイター」と組織名で使用されている
戦力としては人類帝国から太陽炉搭載機を引き継ぎ、国連とは独立した存在になるに伴い非太陽炉搭載機は影を潜めた。
しかし同組織に所属していたRESIDENT EVILことジル・バレンタインによってもたらされた生物兵器によりB.O.W技術を取得し、原作ではGN粒子とツインドライブによる人類の革新を図っていたのに対し、本スレではジルの原作『バイオ・ハザード』から出典となる「ウロボロス・ウィルス」を賢者の石とし革新となる被験者を探していた。
(その為かは不明だが原作では最終局面で解析に成功したツインドライブを独自解析に成功し00ガンダムを模造した形で再現していた。)
また正確にはイノベイターのプランにより統一国家軍が作ったとされる衛星兵器「メメント・モリ」も「メメント・スズキ」などどこか日本人名のような兄弟機がイノベイターに量産され運用されていた。
そして、イノベイターの本拠地にして方舟とされていた巨大要塞「ソレスタル・ビーイング」は本スレでもイノベイターの最終拠点として登場し、同時に外宇宙移民計画の移民船としての意味合いも兼ねていた。
原作と異なり「ソレスタル・ビーイング」には2番艦となる「R」と呼ばれる物も存在した。
(原作の外伝00Fにおいてソレスタル・ビーイングのヴェーダは緊急時のバックアップ装置と言われているため、これもバックアップとしての存在とも見れる。)
なお、原作でのイノベイターは原作通り登場し戦列に参加していたが原作において人類よりも優秀と自覚していた彼らをどのように指揮下に入れたのかは謎である。
イノベイターに対し、原作の主役とされる私設武装組織「ソレスタル・ビーイング」はトレミークルーとしてフェルト・グレイス
原作同様00ガンダムに刹那・F・セイエイ、ケルディムガンダムにライル・ディランディ 、アリオスガンダムにアレルヤ・ハプティズムが登場し参戦
一方では沙慈・クロスロードがゼルゲイ・スミノルフと談話をしたり、連邦のM9にニール・ディランディに似た人物が登場しているとの報告もある
なお、イノベイターとの戦いの後ライル・ディランディはパラダイム社に身分を隠し就職、アレルヤ・ハプティズムはフリーで活動していることが報告されている。
トレミークルー事態の参戦はイノベイター~パラダイム前後となるが和久津智が偶然乗り込んだ国連の試作機体イクスブラウがツインドライブ搭載であったり、疑似太陽炉を3機同調させたデルタドライブ、GN粒子を駆逐するアンチドライブなど本作品をベースに派生したネタはその後も散見している。

機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer

―ちょっと待ってね―

機動戦士ガンダムAGE

A.G.を舞台に3代の主人公による100年の戦争を題材とした作品。
ゲーム会社LEVEL5と企画協力を行い、ゲーム化を前提でメディア展開が行われた。

スレではキオ・アスノが参戦した事を皮切りにアセム・アスノ、フリット・アスノが参戦
それぞれ奥州の学生(留学生?)、13年前の時間軸から飛ばされた、15年前の戦争でヴェイガンを殲滅した火星の英雄、と第三部のキオ編をベースにしながらオリジナルの形態をとっている。
また、ヴェイガンからはデシル・ガレットがアセム編の姿で、フェザール・イゼルカントが参戦をしている。
その後は15年前に火星との間で起きた出来事を中心に議長スレ独自の展開をしている。
またアセム編までのヴェイガンMSが中心の中グルドリンの存在も異彩を放っている。