ボタンチェックは、
早押しボタンが正常に作動するかどうかの検査。
概要
クイズ番組などでは機器の検査は全てスタッフの仕事だが、
オープン大会やサークルでは参加者も互助的に加わって行うことが多い。
多くは回答席に着いた人が一人ずつボタンを押し、正常な作動を確認して
正誤判定が正解音(あるいは誤答音)を鳴らすことにより行われる。
大会ではボタンチェック後「正常に作動したこと」「これからクイズが始まること」に対し、拍手が起こることもある。
テレビのクイズ番組ではお目にかかることはないが、極めて珍しい例として、『
ワールド・クイズ・クラシック』や『
Knock Out~競技クイズ日本一決定戦~』ではボタンチェックが放送内に導入された。
効果
これを行うことにより、もちろんクイズ中の機器的ミスを大幅に防ぐことができるが、その他にも、
- 回答者はボタンの固さを確認することができ、またクイズに回答できなくともここで最低一度はボタンを付けられる。
- かつての『アタック25』のように、ボタンを押した後に自己紹介を組み込めば、観客への配慮ともなる。
という効果もある。
派生語
競技ボタンチェック
司会の「それではボタンチェック」の声を合図に、端の人から順番にではなく、我先にとボタンを早押しするタイプのボタンチェック。
サークルなどのくだけた場で行われることが多いが、ボタンにかかる負担も大きいのであまり推奨はされない。
最終更新:2020年11月30日 19:57